PCで歌うときの注意点

PCで歌うときの注意点
ニコニコなどでもよくありますがPCマイクや
PCでの録音前提のマイクセッティングなどで

ほんの少し気をつけるだけでかなり
声や歌が改善するポイントがあります。

実際、しばらく前にニコニコ生放送を良く見てて
その際、このアドバイスをするとすぐ(放送中)に
改善した人も多いそのアドバイスとは。

「発声時の姿勢」

具体的には歌おう、聞かせよう、いい声だそうとするあまり
つい前のめりと言うかあごが上がってるか
マイクに近づこうとしすぎて背中が反る、などになりがち。

以前専門学校でボーカル教えていた時、授業での制作で
録音も始終行っていてその際ほんとに多くの人が

口をマイクに近づけようとして結果
全体の姿勢が前のめりになってそれが原因で
声や歌を窮屈にしてしまう。

自分に酔いやすい人はその状態が気持ちよくすらなってしまう。
自分に酔うつもりは無くても、姿勢が前のめりで背中が反ると
視野も狭くなり、実際聴覚が鈍くなり

聞こえが悪くなります。

歌おう、自分を出そうとするほど
歌う意識が体の前側ばかりに行ってしまい

腰や背中など土台を忘れてしまい体も気持ちも縮みます。

で、すぐ出来る改善法は

歌う時、利き手ではない方の手で絶えず後頭部を触りながら
歌ってみる。
声を出す時必ずその手(+後頭部)を意識し
背中が窮屈になって体が反っていないかどうかを、確認し続ける。

出来ればそれで腰から上に伸びる感覚で歌う。

後頭部の髪を掴んでうしろ、上に絶えず引っ張るくらいで
歌って録音してみると、だいぶ違ってきます。

(これがやりにくい、と感じる人は確実に力んでいるので
 発声も腹式ではなくノド、鼻に非常に負担をかけている)

誰かが聞いている、録音をする、これだけで気持ちが
うわずったり力みやすい、さらに自分を出そうとして

前のめり→あごが上がる→気道が狭くなる
声が出しにくい→力を入れたくなる

こうしてどんどん悪循環で
音程が甘い、リズムがもたつく、だけでなく
音の抜けが悪い、モゴモゴと聞こえる

しかしその時の自分は聴力も落ちているので

自分では上手く歌えたつもり、しかし録音したものを
聞き返したり、聞いてくれた人の評価を聞くと

自分の思っていた物と全然違ってしまったり。

この辺は正確に言うと内耳音、外耳音、骨伝導なども
関係はしますが

そんなしちめんどくさいことの前に
今すぐに出来る改善法として

発声の際、前のめりにならない、
練習法は片手で後頭部をさわり絶えず体の背面を意識しながら
上に伸びる、それも腰から

こうするだけで、いつも苦手だった歌なのに

「あれ?出来てる?」

となっても全然不思議ではありません。
物事が上手く行くには仕組みがある、で誰もが再現できる方法を

上手くやるためのコツ(正しい方法)、というわけで。

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