海外在留邦人のための英文法
英語学習者の多くが やりたくない、できれば避けて通りたい と思う、英文法。
しかしそれが実はとんでもなく楽しいものだ、というのを知っている人とそうでない人ではその後の人生が違ってしまう、と言っても 過言ではないでしょう。
英文法を学ぶことが楽しくて楽しくて、という人は やればやるほど英語力が上がり、何より 楽しいから英文法を学びたい! だからどんどん英語力が上がる。 楽しくてためになって、そして結果が出る、 でもそこに行くまでに
「どうせ何年もかかるんだろ?」 と思うかもしれませんがたった10時間。
たった10時間で それまで 「英語に興味はある、がどうも馴染めない、
何より英文法がわからない、興味も持てないより 嫌い!」
品詞と五文型、時制に関係詞。 to不定詞に動名詞、現在分詞、過去分詞修飾 さらに仮定法。
はっきり言って、そんな言葉を見るのも嫌! だったそんな方が
この英文法講座、第二回目について、 こんな感想をくれました。
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ありがとうございました! 今回の講座の感想を書かせていただきます。
今回のスカイプに関しては 第一回目に苦労しておいて本当に良かった!! という一言に尽きます。 「これまでの苦労があったからこそ、今がある」 なんて言葉がありますが、その言葉通り 今までの講座の勉強で、本当に苦労しておいてよかったです。
第一回目の講座で説明していただき理解したことが たくさんの「点をつくる」作業と例えるなら、 今回のスカイプは その点を「線で繋いでいく」ような作業だったと思います。
もし、前回の講座で点をしっかり作っていなければ 今回の講座は楽しめなかったんじゃないかと思いますが、 一回目に苦労しておいた分、今回は本当に楽しめました。
苦労しておいて本当に良かったです!
品詞と五文型、時制に関係詞。 不定詞に分詞、さらに仮定法。
はっきり言って、以前はその言葉を見るのも嫌なくらいでした。笑 決してすぐに理解できるような簡単な内容ではないですし、 一つ一つが歯ごたえありまくりで、 これを中学・高校で学んだ時は、 全く太刀打ちできなかったというか、完全にお手上げ状態でした。
それなのに、 前回と今回と合わせて たった10時間ほどの勉強で どんどん英文法に親しんできているのが自分でも分かります。 先ほどの例えで言えば、今は 点ができて、線が少しできてきた状態だと思います。 まだ絵にはならないけれど、 これから絵になっていくんだという、 この先の希望を感じることができています。
本当に、すごいことだと思います。 そして線で繋いでいくその先には きっと大きな図式というか、 一枚の大作が完成するんだろうなと想像しています。 この大作が一体どんな形になるのかは 今は見当がつきませんが、 今回の講座で点と点が線でつながっていく様子を目の当たりにして 一体どんな大作ができあがるんだろう? 今度はどの点と点を繋ぐんだろう?
なんて、まるで子どもが絵を描くときみたいに 何だかワクワクと楽しい気持ちになって 学ぶことができています。 先生が 「この点とこの点(例 to不定詞の形容詞的用法と関係代名詞)は 後でつながるからね」 としっかりガイドしてくださるからこそ、 こんなにもワクワクと楽しい気持ちになっているんだと思います。
もしこの講座が「自分で適当にやれ」というものだったとしたら、 ここまで希望やワクワクを感じながら学ぶ事はできなかったと思います。 五文型含め、以前あんなに毛嫌いしていた英文法ですが、
今や私も、自動詞と他動詞が分かる。
目的語と補語が分かって文型を答えることができる。
今までとは比べ物にならないくらい 英文法に親しむことができているのですから、 自分でも本当にびっくりしています。 繰り返しになってしまうのですが、 本当にこの講座すごいなぁ、と思います! 講座はあと4ヶ月あるので、 その間にもっともっとこの講座で理解を深めて 英語を“自分のことば”として使えるようになりたいです!
最後になってしまいましたが、 先生、いつも素晴らしい講座を本当にありがとうございます。 この講座で勉強する以前の私では考えられないくらい、 すでにたくさんの変化が起きています! これからどんな風に変化できるのか、楽しみです。
復習して、苦労して、 またこれからもたくさん学ばせていただきます。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!!
ここまで
この方が、どんどん英文法を理解できるようになっている楽しさが 生き生きとした文章にはっきりと 未来への希望、という形で伝わってきます。 英文法がわからない、難しい、それは実は 教える人が左脳で捉えた理屈で教えているから 「文法が難しい」のではなくその英語の先生の 解説、説明が難しいんです。
話が下手の人の説明がわかりにくいようなもの。
英文法自体は本当はとっても面白く楽しいものだし 英語圏では幼稚園児ですら当たり前に 関係代名詞だってバンバン使います。 4、5歳の子供が簡単に使えるはずのものを なんで日本の学校英語ではあんなに難しくややこしく教えるのか、 本当に不思議でたまらない。
言葉は左脳だけの理解じゃないです。
まず最初にビジュアル、イメージ、感覚、感情があり 伝えたい思いがある、しかし それをめちゃくちゃではなくきちんと伝えるためには 話し手、聞き手が理解しているルールに則る必要がある。
でなければ、動物の叫び声のように意味不明にしかならないので。 (歌が大好きだ!という人のカラオケ)
私は本職の英語教師ではありませんが だからこそ、というか 音楽が専門の人間だから、理屈の前に感覚が重要だと思うから 従来の理屈偏重、小難しい意味不明な英文法用語を左脳だけで理解する、 そういう捉え方、教え方はしない。
しかしじゃあ、感覚だけでいいよ、とも絶対言わない。 専門学校で歌や作曲を教えるとき 「私には感性があるから楽譜読めなくたっていいの!」という学生には
「ならば君の音楽にはルールがない、ただのめちゃくちゃ。 自分ではルール(感性)があると思っても誰にも伝わらない、ただの独りよがり、 それは音楽とは言わずただの騒音。聞かされる方はただの迷惑。」
と言っていました。
独り言ならいざ知らず、相手に伝える、伝えたいという気持ちがある、ならば ルールを知らなければ。
それを面倒だとか難しいとかはただの努力不足で、 「私には感性が‥‥」というのは 努力をしない以上に言い訳しているだけの阿呆。 一方で作曲理論も英文法も分かり始めると本当に楽しい、なぜなら 英語や音楽の仕組みがわかる、どんな音楽(英語)に触れても
これはこうなってる!
この仕組みはこれを使ってる!
音楽の世界ではアナライズとかアナリーゼと言いますが 分解、分析できるようになると、今まで聞こえていなかった、見えていなかった面が ありありと見えるようになり全体の構造も見えてくるから 予測も出来る。
するとものすごい身近に感じるようになります。
英文法が簡単だ、とは言いません、最初は確かにしんどい面もある、が それが分かり始めるとものすごく楽しめる。 スポーツに似ていますね。最初は基本フォームやルール、 面食らったり当惑したりもありますが 親しむと楽しめる。
あと私はやらないのでわかりませんが いわゆるゲーム(ゲーム機でもオンラインゲームでも) も同じでしょう。 そのゲームにおけるルールがわからない、適当な自己流解釈では 楽しめない。 まずはルールを理解して操作を理解して、 これはやって当然。
それすらやらずに 「楽しみたい!」 本気でそう考える人は頭がおかしい。 ルールを理解しなければ、じゃんけんすらできないわけですから。
何かと評判の悪い英文法ですが 実はとっても楽しいし楽しめる。 そう思えた人はやればやるほど英語力が上がる。 理屈と感覚で理解する、これは ネイティブ感覚になる。
先の感想を書いてくれた方は to不定詞の名詞的用法と動名詞、 もうこれを間違いようがない。 理屈は似ているとしても(動詞の名詞化) 感覚が全く違う。 理屈の理解ではなく、感覚がわかれば
to不定詞の名詞的用法と動名詞=動詞の名詞化
to不定詞の形容詞的用法と現在(過去)分詞修飾=名詞を修飾
理屈は似ているようでも感覚が全く違う、 少しでも英語がそういう感覚としてわかるようになると 本当に楽しいですがそこに行くまでに何年も、なんていらない。
少なくとも10時間で 文法大っ嫌いな人が楽しくなれたのですから。
最初は大変でしょう、しかしそれを乗り越えたら 英語がどんどんわかってくる、それを楽しめる人生になる。 そうなるのとそうならない違いの大きさは 例えようもないほど、でかいでしょう。
最後に英文法の学習はこんな人に向いている、向いていない、 というのがあります。
向いてない人とは 中途半端な勉強ばかりで面白そうなこと、わかりそう できそうなこと、思いついたことばかりつまみ食いするタイプ。 留学経験はある、ネイティブの友達もいっぱいいる、 恋愛相手は外国人! だとしても自分の言葉がいかにブロークン(めちゃくちゃ)で幼稚 それを自覚できない人。
自分の好きなものばかり食べたがる偏食のように 目先の快楽はあっても健康を害する。 それを頭でわかっても我慢できない人は 交通ルールを守らない人のように コミュニケーションが成り立たない、周りに迷惑にすらなる。 しかしそれを自覚できない。
一方で向いている人。 実は一番向いている人は すでに長年外国に暮らしている人です。
日常生活では困らない、しかしどうも自分の言ったことが 微妙に違って伝わる、相手の真意を汲み取れない、 自分の英語レベルにどこか違和感があるが 何をどう改善、勉強すればいいかわからなくて困っている、 そういう人が本気出して文法に取り組み始めると 丸暗記やただの口癖、言い慣れたフレーズだけは話せる、というレベルから きちんと感情の交流ができるようになる。
複雑なことでもしっかり説明ができるようになる、ということは 自分を伝えられる、だから誤解も減り 深いコミュニケーションができる喜びを 満喫できる。
そしてもう一つ向いているのは ど初心者。 こういう人が一番早く身につくと言ったら不思議に思うかもしれませんが ようは赤ん坊なわけです。 何でもかんでも吸収していく。
中途半端な人がダメなのは自分の頭で判断したり 考えようとするから。 自分の理屈に合わない部分は無意識に拒絶し だから素直に入っていかないのを 赤ん坊はただひたすら飲み込んでしまう。 こういう人は恐ろしく速いスピードで劇的な改善をします。
超ど初心者が圧倒的スピードで中級にまで一気に駆け上がる、 それも楽しく。
これは不可能なことでは決してありません。
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