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Suno AI とコラボする方法(メロ作り)

昨日作った曲、好きだから、嫌い

これはまず深夜の2時間DTMでお題のガラスというテーマを見て
若い女性の、恋したからこその切ない気持ちに見立て
急ぎ歌詞を書きメロを作り大体の感じがわかるデモを仕上げ
suno に聞かせる。

その際、最初は

好きだから嫌い

としていた、そこをsunoが

好きだから嫌いになりたくない としてメロをつけてきた。
好き、だから嫌いになりたくない

それはそうやろ、普通やんけ。
んな当たり前を言われても聞いた方は
は?だからなに?となる、しかし元々

好きだから嫌い、の部分は短いと思ってたので
も少し伸ばしたかった、だから

嫌いになりたくない、の部分を利用しようと思い立つ。

さらに好きだけど嫌い、これも当たり前っちゃ当たり前で
ひねりがない(ありきたり)
それが、好きだから、とすることで
だけど、という反義語ではなく

あなたを 好きだからこそ 嫌いになりたい(苦しい、切ない)の説明になると思った、が
好きだから 嫌いになりたい
ではメロの尺が足りない、のでそこに あなた を足して

好きだから あなた 嫌いになりたい

これで歌メロディとしてとてもしっくりきた。

こういうちまちまとした作業でうまくハマった時の快感がたまらない、プラス
全てを2時間以内に終わらせるという条件なので最初から脳がフルスロットル状態、

たぶん変なアドレナリンも出ている。

緊張と興奮、そしてハマった時の快感。
もしかしたらギャンブルやる人の快感てこんなのに近いのか。

それはわからないがとにかく

急げ急げ、ここ違う、ここダメ
じゃどうする、こうか、だめ、これは?おお!
みたいなことを繰り返す際、自分一人だと手癖に頼るか
ありきたりになりがち、それを他者(この場合はsuno)がいることで
自分の視野にはないアイデアに触れるとより発想が

こういうこともありじゃないか?とひらめくいいきっかけになる。

ここからは補足だけど

きらいになりたい、これってボカロの打ち込みではかなり重要で高度なテクを要する。

さいごの、い 
この間がとても重要。

音楽で自称上級の中級者にありがちなのは歌詞のリズム、間が平板で
歌に立体感がない。

また歌詞やメロディを作る際も平板な発想からしか作れないので
本人的に、平板なものの方がしっくりきたと感じてしまいがち。

だから8分音符と16分音符をいじくったような、工夫はしてるが全部
説明口調的、語り口調的に陥りやすく

ぐわっと立体感を感じるものには程遠い。

またこの打ち込みは完全に音符から離れて、間を埋める作業になるのでかなり手間がかかる。
しかしそれがハマった時、一瞬
歌っているのがAIだという事実を忘れるようなフレーズになることがある。

とてもむずかしく珍しい現象くらいの話だが

それをいつも求めて打ち込んでいたりはする。
だが大抵はうまくいかずに

作業は2時間までだからしょうがないと
自分を慰め言い訳することになるのだが。


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