歌の個性を活かす、には
歌には圧倒的な個性があります。
芸事、音楽というだけでも十分個性的ですが
歌は声。声(声紋)は指紋のように
まず世界の誰とも共通しない、自分唯一のもの。
誘拐犯がボイスチェンジャーで声を変えなければ
電話の声が証拠で即、逮捕。
自分の声は世界でたった一つ、これほどの個性を私たちは声にすでに持っているわけ、しかし
個性は磨いてこそ光るもの。
なぜ、個性は「磨く」という言い方をするのか、それは
個性とは
ダイヤの原石のように磨く=削ってこそ光り輝くジュエリーのように
時には何億円、または金額を付けられないほどの価値になるけど
反対にうまれもったそのままの原石、ではたいした価値にはならないから。
でも削るって痛い。
これを嫌がって多くの人は自分の個性を磨かずに
楽しく気持ちよい事で自分を甘やかし慰める。
その、ただ原石のようなやる気のない声、だらしない歌い方、それでは
ギターの弦がゆるみっぱなしのように
誰がどんなに上手に弾こうとしても不可能。
しっかりとした音を出すにはビッチリ締め上げ
低過ぎず、高過ぎず、ここが正解、という状態を
いつまでも維持する事ではじめて楽器になる。
らくちんのまま、好き放題、で錆び付いた弦がゆるみっぱなし、
それはギターという物体ではあっても
楽器=音を鳴らす物体、とはいえない。
歌、でいえば誰もが声に圧倒的な個性、世界で唯一無二の個性がある、
誰もがそれを必ず持ってる。
個性は磨かなければ光らない。
しかし磨けば光る、どんな磨き方であっても良い、
磨けば必ず、そこに素晴らしい光を誰もが放つ。
ってことはつまり自分の個性を活かすも殺すも
すべては、自分次第。
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