もし本気で歌が上手くなりたいならすべきこと

現在ど音痴であっても現役プロであっても

もし今以上に声を良くしたい、歌が上手くなりたい

のなら、今すぐにすべきこと、があります。

それは

体を柔らかくする。

音痴の人は総じて体が固いんです。
ということは周辺の筋肉に柔軟さがない、
すると声の出し方や、音程リズムのコントロールが出来にくい。

ただし現在開脚が180度できるから
私は大丈夫!

という人も安心できません。
以前あるフィットネスクラブのインストラクターという女性に
レッスンしたとき思ったのは

確かに彼女は体が柔らかい、でも出す声はキンキンで
耳に痛い。

それはなぜか?
彼女の場合筋肉は柔らかくても
関節の使い方が固い、なので声を出そう!とした瞬間、

ぐっと屈筋をしめ体を固くして歌う、だから声が固く
耳に痛い音になってしまい、嫌われる。

別に開脚が180度できなくても
普段から体が固くても

声を出す時に体が緊張する方ではなく
ゆるめる感覚で出せれば途端に出しやすくなり
また、声が柔らかく暖かくなる、という利点もあります。

現役声優、プロ歌手であっても毎日老化をするので

日々のストレッチは本当に重要。

体を柔らかくする、柔軟さを保つ、
そして筋肉そのものより

関節を柔らかくする感覚はてきめんに

話し声、歌声を好感もたれるものに変化させ
自分もラク、疲れない、伸びが出る

などのメリットがあります。

そして、筋肉、とくに関節が固いままだと
腹式呼吸、腹式発声が出来にくいのですが

反対にそれらが柔らかくなるほど
腹式発声にもなりやすくなり

その基礎がはっきりマスターできれば
声の圧力、張り、も出るし
高い音程も出しやすくなり

とどんどんその先に容易に進めるようにもなる。

体、筋肉、そして関節を緩める感覚
これはある意味、ボイトレ上達の極意とも言えるでしょう。

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