論文を書くときになんとなく考えていること


一番重要なのは、”最後は丁寧に仕上げること”
論文は世の中にでて、名前が一生残るんです
ポイントは最後に・・・ってこと
論文はいろいろな人に直されます(査読ってやつ)
いろいろな人に意見を言われ、直さざる得ない状況がきます
なので、最初から完璧なものを作らず、最後は丁寧に仕上げていくことが重要です
とは言っても、最初がひどすぎるのは問題外ですが・・・

自分は3段階くらいで作成してます
まずは初稿:書きたいように書きますが、最低限のチェックは通るくらい
第二稿で初稿で指摘された点を加えて、ここで丁寧に造る!!
この第二稿で本気を出す感じかなと思います。
そして、第二稿で指摘された事項を第三項で綺麗にまとめていく感じ

だから、この結果が出たら論文にしようって考え方出なく、実験計画の時点で図・表の数(7−8個)を決めておいてますね
結果、思う通り結果が出ないことの方が多い・・・
このときに実験計画の時点でどこまでが仮説通りにいったのか、、
例えば当初考えたいた図4くらいまでは仮説通りの結果、残りは少し違かった・・・
この場合は、図4までででIFの低い雑誌などに投稿!
図8まで思う通り言ったらハイインパクト雑誌を狙っていく
そんな感じです

結局それでも丁寧に仕上げることが必要です。
自分の場合、昔の論文は酷かったなと今でさえみて思いますので、”丁寧に仕上げることを意識すること”がまず一つ目


次は、綺麗に見せること。フォントや図なども、面倒だけど、パワポやワード、エクセルを駆使して、綺麗に見せる事。
そして図表のバランスが大切。
要は見栄えがいいといい論文に見えるんです
綺麗じゃないと内容もなんか入ってこないことが多い
人それぞれ性格はでると思うけど、細かく変更しながら、全体のバランスをみていくことが重要かも

そして、内容的には考察とはじめにが一致しているか、最後にしっかり読むこと
特に”てにをは”は何度読んでも直したくなるので、どこかで時間をおいて、また読んでみるなどの工夫も必要
自分は1週間くらい論文を寝かします
そしてまた修正する感じ
この繰り返し

とはメンタル・・・
自分自身も2011年の初めての投稿ではある先生に全て赤字で変更され、こんなもん出せるかって言われたこともありました。それでやる気が出たところもありますが、そこでメンタルが崩れないこと。当然、自分を含めて教員が赤字で直していることが全て正しいわけではなく、文章や書き方の好みもあります。そこは、議論をしながら、変更していけばいいし、赤字だからダメというわけではないということ理解すること。

ただし、文章のロジックはしっかりと立てること。
そこができてない場合は、指摘が必要です
そのデータでそれが言える?っていう状況は作らない。
控えめに結果を記載しながら、言いたいことをいうことも必要ですね
丁寧に結果を解釈し、文章化すること

要は丁寧に書くこと。仕事も、論文も一緒!
早く・丁寧にを意識しましょう!

以上です

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