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Pythonアプリケーション開発入門 〜  開発環境を準備する 〜

アプリケーションを作成する前に、開発環境を準備しましょう。
色々な開発をしていると、環境が混ざってしまい問題が起きてしまいます。
プロジェクトごとの独立した環境は開発において重要です。

なお、以下の方法はmacOS(Big Sur)においての方法です。
Windows, Linuxなどの場合は、webなどで調べてみてください。

仮想環境の作成

自分の環境を直接パッケージをインストールすると、依存関係などが入り混じり問題がおきてしまうので、プロジェクトごとに仮想環境をつくります。

> python -V
Python 2.7.16

> python3 -V
Python 3.9.2

# プロジェクトフォルダの作成
> mkdir project
> cd myproject

# 仮想環境の作成
> python3 -m venv venv

# 仮想環境をアクティブに
> source venv/bin/activate

# 仮想環境に入った状態
(venv) > python -V
Python 3.9.2

# 仮想環境から抜ける
(venv) > deactivate

>

仮想環境を作成できたので、以下の作業は全て仮想環境内で実行するものとします

Flask のインストール

> pip install flask

インストールの確認をします。Flask以外にもJinja2など、Flaskを動かすのに必要なパッケージが一緒にインストールされています。

> pip freeze
click==8.0.1
Flask==2.0.1
itsdangerous==2.0.1
Jinja2==3.0.1
MarkupSafe==2.0.1
Werkzeug==2.0.1

以上で、開発環境の準備ができました
簡単ですね。
他のパッケージは、必要になった時に説明します。

次はさっそく、Flask を使ったアプリケーションを立ち上げてみましょう。

参考記事
Flask Installation

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