見出し画像

May 【 迷 / 明 / 芽い 】

『あの人はこうゆう人だ』はっきりと他人のことは言えるのに、自分についてはなかなか一言で言えなくて、何者なんだろう自分とあーでもないこーでもないと自問自答しながら探している人は結構いるのではないでしょうか。僕自身もその概念にかられることは多々あります。

そんな時には決まって必ず、近くに存在を証明してくれる人がいるはずです。それに気付けるかどうかがとても大事。自分で気付けないことは近くにいる人が行動や言動で気づかせてくれていると感じます。つくづく生きているのではなくて、生かされているなと感じるばかり、、、感謝の気持ちでいっぱいです。



さて今回、【 誕生日に送る自分のための花 】と言う依頼をしてくださりました。20代女性の方です。普段からとても明るく、超有名ホテルでコンシェルジュをするほどの接客のプロフェッショナル。人当たりの良さに誰もが心を開いてしまうほどの特別な魅力を持った方です。彼女の人を思う心は本当に素敵で、無垢に純粋に愛せる力を惜しげもなく人のために使うことができるのです。人間の鏡のような生き方の彼女。そんな彼女自身も気付いていない内側の魅力を表現してみました。

画像1

使用した花材は

ローズ 【ロイヤルパープル】、【モーブピンク】、マム、ピラミッド紫陽花、ラベンダー、アンティークかすみ草、ケイトウ、ユーカリ、ピンポンマム、タタリカ、シャリンバイ、ポアプランツ、ブラッシングブライト、モリソニア、ノルディックモス。計15種類の様々な花材を使用しています。

彩りは藤や菖蒲、カタバミのような小さな花の様々な五月の紫を中心にしました。

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

彼女の存在のことをどこかで話していると、自然とみんな笑顔になっているのがとても不思議。それだけ人の心にダイレクトに感情が届き、心を揺さぶることのできる人なんだと思います。それでも本人には本人なりの悩みがあって、自分というものがどうしても見えなくなる時がある。人をひきつける力のある彼女だからこそ、陽だけではなく陰も惹きつけてしまうこともしばしばあるようです。

そんな時に【 本来の自分自身をうつす鏡 】として作品を眺めてほしいと願いを込めてお作りしました。彼女の内側にある芯の部分をそのまま表現。すさんでしまうようなことがあっても、これを見て何よりも美しいのは自分の心だったんだと省みて、気付いてほしいものです。みんなその芯の魅力に惹かれているでしょうから。その芯の美しさが大切だと再確認して、たくさんの人を幸せにしてほしいと思います。

毎日自分の心と向き合えるってすごく大事。誕生日を境に毎日それができたら一年後彼女はどんな女性になっているでしょうか。楽しみです。



気付けないことも誰かがいるから気付けます。一人で考えて時間をかけることもいいことだとは思いますが、笑いながらお酒飲みながら楽しいって言いながら何が大事か気付けたらとても有意義ですよね。そんな時間を過ごせるような友達を大切にしたいと思います。


今はまだ近くで会話はできないけれどもそんな日を心待ちにして、今できることをしなければいけないですね。


僕らは、FASHION・FLOWER・WINEをこよなく愛し、日々楽しんでいます。オリジナル商品の製作やWINE×FLOWERをコンセプトにした BAR を運営しています。ぜひ、サポート、宜しくお願い致します。