見出し画像

4月のガーデンだより 春の種まき・苗の植え付け

育てる楽しみ、味わう楽しみ、そして元気になろう。
季節の野菜とハーブを種から育て、安心・安全で新鮮な食生活をおくりましょう。

1. 植栽計画

2月に今年の野菜とハーブ、花などの植栽計画を考え種を用意


2. 播種・種まき

3月1日 野菜、ハーブなど種まきをする。

画像6

たね播きしたセルトレーの設置場所の準備
栽培棚に保温シートを敷き、農電マット(電気が入り発芽した芽を保温、成長を早める)の上に厚手の透明のビニールを敷き、準備。

用土の準備
用土は通気性に富み、肥料分も少量含まれているもの。水やりが底面吸水ではなくホースからのシャワーなので用土はある程度重みがあるものがよい。

たねの準備
野菜:マティーナトマトは甘味豊かで皮の柔らかい中玉トマト、ドイツの伝統品種で早くから遅くまで成る。イエローパーフェクショントマトは黄色の中玉、イギリスで作出された伝統品種、豊産性で早くからよくなる。カリフラワー・シシリアンバイオレット、キュウリ、インゲン、レタス
ハーブ:スイートバジル、レモンバジル、ブッシュバジル、ダークオパールバジル、カレンデュラ、パクチー、チャービル、モスカールドパセリ、スイートフェンネル、東北チジミアイ
エディブルフラワー:リナリア、ビオラ(自家採種)
草花:セリンセ、チェランサス、クリサンセマム、リアトリス(自家採種)

播種の方法
市販の播種用土をセルトレーに9分目入れ種を2粒ずつ入れる。ラベルをつけ日時や名前を書きセルトレーに立てる。たねの上に用土を入れ覆土する。播種をしたセルトレーを農電マットの上に並べる。 

画像4

熱帯産~亜熱帯の野菜などの播種
野菜:4月に入り播種 カルフォルニアワンダーピーマン(肉厚で大型、香りが豊か)、丸オクラ(大きくなっても硬くなりにくい)シシトウ、唐辛子、ツァコニキナス、枝豆
エデブルフラワー低草ヒマワリ、フレンチマリーゴールド(防虫効果、除虫効果もある)
花の種まき球根:ダリア 4種 クリスパネリネ コボルドリアトリス 種:ケイトウ4種(久留米、三色葉、赤葉、ノゲイトウ)クオレメ、メランポディウム、タチアオイ、サルビアコーラルニンフ


3. 畑の準備 土作りをする。

よい土とは、通気性、保肥性、保水性、排水性のある土のことです。
3月初め、畑を耕し、少なめに苦土石灰を散布し土壌のPHを調整し耕耘機で耕耘する。
3月27日 溝を切り、肥料を入れ、畝を立てる。ハーブには腐葉土、卵殻、貝がら、骨粉のみを入れ肥料入れない。(肥料分や水分があるとハーブの香りが弱くなる。)溝施肥(溝に肥料を入れることによって野菜が大きく成長する。)畝立て(水はけをよくして、通路と植栽のスペースを分けるため)

画像5

苦土石灰:(1握り約70g、生育に適した酸度PH5.5~6.5)アルカリが強いとFeなど微量要素の吸収が悪くなり、酸性が強いと肥料成分が吸収されにくくなるので少量散布して調整する。
卵の殻や貝殻、骨粉:(土質の改良 ハーブ、野菜の土壌の物理性の改良剤としてくわえる。日常、卵の殻や貝殻を取っておく。時間はかかりますが、土壌中の微生物を増やすことになる。貝殻はトンカチなどで叩いて細かくしておく。バラなどには骨粉を入れと花つきがよくなる。)
完熟牛糞:(野菜に使う。緩効性肥料。安価でにおいもなく扱いやすい。肥効は高くないがその分与えすぎる心配もありません。加えることにより、通気性、保水性が増し、保肥性に富み微量要素を含むため、微生物を活性化して土質をよくする。)
有機配合肥料:(野菜に使う。遅行性で微量要素を含み、有機肥料をベースに、化学肥料を配合した肥料。トマト、ピーマン、キュウリなど収穫期間の長い野菜に加える。)
腐葉土:(ハーブは肥料を入れると香りが弱くなるので、土質の改良のため腐葉土のみを使う。通気性、保水性、保肥性に富み微量要素を含み、微生物を活性化して土質をよくする。) 


4. 鉢上げ苗の様子

4月3日に種まきした苗をポットに鉢上げをする。

画像6


5. 畑に定植

4月10~18日 畑やガーデンに植え込みをする。

画像7