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マニラでのプログラム開始!(Be a global entrepreneur! マニラツアーVol.2)

昨日、2024年8月12日にスタートしたグローバルアントレプレナー育成プログラム『Be a global entrepreneur!』のマニラツアー。
武蔵野EMC生2名を含む7名の学生が参加するプログラムが、本日から本格的にスタートしました!

■本日の実施内容

『Be a global entrepreneur!』のプログラムは、「ビジネスピッチコース」と「インターンシップコース」に分かれています。さらに、インターンシップコースは「Innovation Program」「Interview Program」の2つに分かれます。
今回参加するメンバーは、以下のとおりです。

・ビジネスピッチコース
 岡田航明さん / 富山大学 大学院
 岡本雄仁さん / 情報経営イノベーション専門職大学

・インターンシッププログラム
 1.Innovation Program
  野村一倖さん / 武蔵野大学アントレプレナーシップ学部

 2.Interview Program
  田中綾子さん / 横浜国立大学 教育学部
  丹羽蓮一郎さん / 武蔵野美術大学 映像学科
  藤田あみさん / 武蔵野大学グローバル学部グローバルビジネス学科
  室口心春さん / 武蔵野大学アントレプレナーシップ学部

ビジネスピッチコースの2名は、朝からフィリピンを代表するフィンテック企業であるUBX を訪問。学部長の伊藤羊一さんからの学部と取り組みの紹介のあと、UBXさんの事業紹介とディスカッション、学生はピッチを行いUBXのメンバーからフィードバックコメントをいただきました。

UBX社のみなさんにEMCの紹介をする伊藤羊一さん

その頃、インターンシッププログラムの5名は、今回のツアーをコーディネートしたフィリピンのスタートアップエコシステムビルダー TechShakeを訪問。CEOの足立 幸太郎さんからフィリピンおよびフィリピンスタートアップについて説明を受けたあと、現地社員さんのアドバイスを受けながらインターンシップがスタートしました。

インターンシップの様子

午後からはすべてのチームが合流して、フィリピンのベンチャー・キャピタル、FOXMONT CAPITAL PARTNERSを訪問しました。FOXMONT CAPITALはフィリピン国内のスタートアップに投資をするベンチャーキャピタルです。フィリピンのスタートアップ環境やどのような産業がトレンドか、そこに対する投資環境などをレクチャーいただき、意見交換を行いました。

ビジネスピッチを行う岡本雄仁さん

■参加メンバーの感想

岡田航明さん
朝から一発目現地企業UBXにてピッチを行った。
結論めちゃくちゃ楽しかったです。
取締役のジョンとマリオから、とても親切で建設的なフィードバックをいただいたし、現地のマーケットを知っている人から生でアイデアを褒められたのは嬉しかったし、より結果に結びつけたいと思えました!
あと現地の小売店で、現地の人たちの消費行動を生で見れたのがよかったです。
フィリピンは思った以上に小売業が盛んで、それによってECもマーケットが広がっているし、それに伴ってフィンテックの需要も高まっているのかなと思いました。

藤田あみさん
女性の働き方に関心のある自分としては、「女性の方が信頼度が高く、雇われやすい、中には女性しか雇わないという企業もある」という足立社長のお話にとても驚き、日本との文化的な違いも感じました。また、経済発展は凄まじいものの、急激な人口増加にインフラ整備が追いついていないなど、各所に未解決の社会課題が山積していることから、ソーシャルビジネスの機会も多く、ソーシャルアントレプレナーを志す者にとってもフィリピンは学びの多い土地であることがわかりました。インターン初日からとても学びの多い時間を過ごしています!

田中綾子さん
TechShakeの足立社長に午前中お話を伺って、教育の分野を伸ばせば国力も上がり、フィリピンがより発展していく可能性が高まるとお聞きして、教育の重要性を再確認できました。明日のインタビューで、edutechについて聞けるのが楽しみです。
午後に、同じ参加者である航明さんと雄仁さんのピッチを聞く機会があったのですが、正直以前聞いた時は何を言っているのかあまりわからなかったのに、今日聞いたら結構理解することができ、2人のピッチがブラッシュアップされているのは勿論ですが、英語をたくさん聞く環境にいてリスニング力が少し上がったのかなと嬉しくなりました。

丹羽蓮一郎さん
ビジネスを展開、実践されているTechShake代表の足立さんからお話を伺い、フィリピンの市場がいかに熱く、スタートアップのチャンスがあるのか(=課題が山積み→解決策ビジネス)と実感しました。
東南アジアのほかの国と比較することで、英語の普及率や規制の緩さなど、フィリピンの唯一無二であり特徴として挙げられ、また市民の消費データなどから、どんなニーズがあるのかと、ビジネスアイデアを考える上でとても勉強になりました。

室口心春さん
TechShakeの足立さんからフィリピンについての面白いお話を沢山伺いました。私が注目しているヘルスケアの分野では、脂質の多い食事や運動不足など明確な問題がフィリピンにあることがわかりました。日本とは違い、解決すべき課題がたくさんあるので、こうしたらいいかも? あんなサービスができるかも? と考えるのが楽しいです。

岡本雄仁さん
現地企業を訪問してフィリピンの見方が変わった。
1. ビジネスチャンスで溢れている
他国で労働・移住したフィリピン人からフィリピンの課題ばかりを聞いてきたので、ビジネスチャンスが一切ないものだと思い込んでいたが、今日の訪問を通して成長見込みがあり、捉え方と着眼点次第だと学んだ。
2. フィンテックの需要
クレジットカードの普及率が低いことや口座を持たない人が多いことからフィンテックが流行るほどインフラが整っていない印象だったが、その課題を逆手に取ったビジネスモデルが成功しており、何事も決めつけるのは良くないと改めて気付かされた。

野村一倖さん
プログラムに参加する中で見えてきたことは、起業する上でグローバルをターゲットに事業展開して行く場合、フィリピンは拠点としてベストな選択肢ではないかという点です。
英語人材であり、人口が1年で200万人増えている。そういった点で、働き手が多くグローバル展開がしやすい地域だと思いました。なお、貧富の差が大きいですが、【英語レベル】においては差はあまりないということを聞きました。
日本から近いという点や、人件費が安いという点など、多くの点でフィリピンで拠点を増やして行くことはメリットが大きいという印象を受けた1日目でした。

■16日にはピッチイベントを開催!オンライン配信します!

8月16日(金)の日本時間午後2時〜5時45分には、マニラのCommon Ground Rockwellにてピッチイベントを開催します。
マニラ首都圏の大学、大学院、専門学校、職業学校の学生を招待し、グローバルアントレプレナーとしてピッチを行います。
現地からオンライン配信を行いますので、 ぜひ応援してください!

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