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宣戦布告

・前期で1番苦労した授業が終わったのでやっと研究に手を付け始めた。調べ進めるといかに自分の研究が下手か思い知らされてしんどくなるけれど、発表まで1週間を切った今、進める以外の選択肢が消えてしまっている。あまりにも研究のノウハウを知らないのでどの尺度を使ってどのように分析を進めるのかも分からず、でも聞いたら鼻で笑われそうな基礎的な部分でもある気がして、馬鹿だと思われるのが怖くて何も聞けずに時間だけが過ぎたりする。受動的なものに関しては馬鹿を晒すことに慣れているけれど、自分が何かを考えて物事を進めなければいけないものに関しては馬鹿だと思われるのが何よりも怖くなってしまう。

・最近睡眠不足が続いて体にガタが来はじめている。1番笑ってしまったのは歯痛で、低気圧も相まって浮く感覚も痛みも酷くて暫く頭を抱えた。元々虫歯治療由来の知覚過敏があった奥歯が痛んだのでもしかしてまた虫歯かと思ったけれど、歯痛が増すと同時に知覚過敏も消え去って戸惑っている。痛みが消えた今も知覚過敏は戻って来ず、今まで鬱陶しかったものが急に消え去るとこんなにも混乱するんだと日々感じている。でも戻ってきて欲しいとは決して思わないので、アイスを食べたり氷を噛んでみたり、今までできなかったことを楽しんでいます

・全部が分かるようになりたい、みんなが出来ていることを自分ができないのは怠慢であって、例えば免許とか制度的に取れないもの以外は自分で勉強できるわけで、そこに時間が割けないのは時間の使い方が下手で要領が悪いだけであって、全部全部本当はできるはずで、頭が悪いせいで、サボればサボるだけ後から自殺の感情になるだけだからサボるべきではなくて、自分は周りより要領が悪くて覚えるのに何倍も時間がかかることをそろそろ学ぶべきで、私は無能であることを忘れちゃいけないと、思う

・周りの人がちょっと褒められたくらいで調子に乗らない、調子乗んな人間のなり損ないが

・私は誰にも自分の芯に触れてほしくないので調子が悪くなったら連絡放置とSNS全ミュートしがち、自分の感情は自分の中で大事にしたいのであって口から出してしまったらそれは自分のものではなくなって宙ぶらりんになってしまう、それは家族とか家族以外とか仲良いとか悪いとか好きとか嫌いとか関係なく、あくまで他人は他人であって言葉の共有の義務ではあってはいけない、人間が思考する生き物である以上自分の考えが他人に否定されることは当たり前であり、不用意に自分の外に出すものではない

・そういう点で私はTwitterもnoteも便利だと思う、既読の機能がなく言葉を受け取る義務もなく、ただ海に叫ぶみたいな感覚で言葉を投げられる、(不特定の)お前に言葉を受け取れなんて言わないしコミュニケーションを生まずにただ一方的な言葉の発信ができる  お願いだから私の言葉を変に解釈して投げ返して来ませんようにと怯えることもなくただ言葉を言葉として投げ込める

・自分を侵食されたくない  大学の時に私に何も言わずに勝手に上着をお揃いにされた事があるけれど自分の知らないところで自分のテリトリーに足を踏み入れられた感じで吐き気がしたのを思い出した

・常に宣戦布告をする気持ちで生きている、それは自分にとっての防衛線であり、ここから中に入ってきたら殺すぞとなってしまう時もある

・「他人」という概念が年々強くなっている、自分と違うものを拒否したくなる、知らない人の話は自分とは関係なく他人と割り切れるから楽で家族となると他人と無闇に言えないから息苦しい、うるせえ黙れよと叫びたくもなる

・女の子らしい女という概念への嫌悪が未だに消えないな、スタバ片手に電車に乗り込む女とかふんわりスカートを身につけて愛嬌振りまく女とか、女への強烈な憧れと嫌悪を一体いつまで抱えながら生きたらいいんだ、女になんか生まれなければよかった  性が揺れ動くものであるとしたら確かに21歳の夏は男でも女でもない自由な性だった、もう23になってしまうのに1番女らしさ男らしさに囚われているのは自分だ  長い髪ぶち切って中途半端な声の喉も潰して早く自由になりたい  何かの気の迷いで嫌悪してるような女になろうとするのもかなり気持ち悪い、性の概念はやく消えたらいいのにな

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