リアルの将棋と電子ゲームの将棋

Switchのゲームで「アソビ大全51」を買った。

これがあれば世界中のボードゲームが楽しめる。将棋やリバーシといったメジャーなのも好きだけど、バックギャモンやマンカラみたいに聞いたことはあるけどやったことないやつをイチから知れるのは大きい。コンピュータに勝つとメダルがもらえるので一つ一つやりこんでしまう。

これが3800円で買えちゃう。家にあるリアルなボードゲームと比較してみるとわかりやすい
将棋3800円
リバーシ500円
コネクトフォー1600円

先日、子どもがリアル将棋のほうがやりたいというのでやってみた。コマを並べるのも時間かかるし、誤ったところに角を動かしてしまうし、片付けるの大変だし、やっぱりスイッチでやるのが楽だなと思いつつ…

実際やってみたらリアル将棋の方が全然おもしろかった。盤を挟んで向き合い正座して「よろしくおねがいします」と言ってスタート。相手が悩んでいる顔を眺めながら、飲み物飲みつつ、どうでもいい会話をしながら打つ。駒の木の肌感を感じられるのもなんか良い。香車を持ってズドーーーン!!て攻撃してくるのもなんか良い。

電子ゲームの将棋、リアルの将棋、同じゲームだけど楽しみ方が変わってくる。電子ゲームの将棋はルールを覚えたりCPU相手に練習できる。リアルの将棋は相手とのコミュニケーションを楽しむ。

リアルの将棋は互いにルールを知ってなきゃいけないし集まらなきゃいけない。負けた時には「参りました」と言える紳士の心を持ってなきゃいけない。
そう考えると結構敷居が高くて高尚な遊びなのだと思った。

気軽に電子ゲームの将棋を楽しむのもいいけどリアルの将棋が打てた時はそのこと自体に感謝しよう。

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