締め切りが作品を作る

いま早起きコミュニティ朝渋の活動一環で「朝ソング」作りをしている。10月リリースを目標にしている。

朝渋 - 朝活コミュニティ朝渋｜早起きを楽しむ朝活コミュニティ

去年、初めて曲をリリースした。今回は第二弾の企画となる。

今回、プロジェクトコアメンバーは5人。曲の方向性についてどうしようかと検討した結果、2週間後のミーティングまでに僕がデモソング3曲作ってにその中から選択することになった。

2週間で3曲!!
自分で言ってみたはいいけれどなかなかタイトなスケジュールだった。デモソングなのでサビだけあればよいのだけどそれでも僕にとってはキツかった。特に歌詞。歌詞の素案が無いとイメージがつかないのでテーマ探しに苦労した。良くも悪くも「早起きを応援する」という大前提があるのでそれに根付いたテーマを出す。

そこから2週間。ずっと脳内が創作活動になった。iPhoneのメモやボイスにアイデアを残す。作詞方法についてもたくさん調べた。そのうち、とても良かったコンテンツはこちら↓

(話を戻して)
デモソング1曲目は1週間かかって作れた。以前作っていて散らばっていたものを寄せ集めたポップな感じ。2曲目も5日くらいかけてなんとか形にした。そこまでは良かった。

明日のミーティングまでにあと1曲用意しないと行けない。AM4:00に起きてDTMに向かう。思いついた鼻歌と歌詞。朝だから音が出せない。ヘッドホンでドラム、ベース、ギター、ボーカルを打ち込む。時計の針を眺めながら2時間集中した時間。正直、コード進行の理論的に怪しいところがあったが振り返っている間が無い。とにかく入力入力入力…。完成したとき軽い感動があった。僕が時間に追い詰められるとこういう曲ができるんだー！！

翌日のミーティングで、プロジェクトメンバーにデモソング3曲聴いていただいた。結果、全員一致で3曲目が採択された。期限に追い詰められて作った曲が選ばれたことに驚いた。

作品を作るのは期間じゃない、締切だ

十分な期間を与えられた作品が良い曲になるわけではない。それはわかっているのだけど。1週間かけて作った曲よりも2時間かけて作ったほうが好まれた。なかなか現実を突きつけられた感じ。
でも確かに思考をこねくり回してつぎはぎだらけになるよりも直感で一気に作ったほうがクリアになるときがあるかもしれない。

音楽に限らず今後 創作物を作るときは守らないと行けない締め切りを作ってみようと思った。作品を作るのは期間じゃない。締切だ。