選挙に行こうぜ

簡潔に伝えたい

子どもに「お金ってなに?」と問われた時、「ありがとうの気持ち」と答えた。コンビニでオレンジジュースを買ったら、オレンジを作ってくれた人、ジュースにしてくれた人、お店に持ってきてくれた人、店員さん、みんなありがとう。はいお金どうぞ。だからうちは商品を買ったら必ず店員さんにありがとうを言う。お父さんやお母さんが仕事でお金がもらえるのも、誰かの役に立ってありがとうをもらえたから。

子ども相手だと、難しい言葉を使わずに簡潔に伝える必要がある。これを考えるのが最近楽しい。うまく伝えられない時は自分に悔しい。他の人はどういう表現にしているんだろうとググってみたりものすごく抽象化してから身の回りにある具体に戻してみたり。思考の訓練みたいだ。

選挙離れ、政治離れ

もうすぐ参議院選挙がある。2019年には投票率50%を割っている。つまり大人さえもも興味関心がないのだ。若い世代は低く10代の投票率は32%。

僕の子どもが大きくなって選挙権を持つ頃、いったいどうなってしまうのだろう…

もちろん今度の選挙には家族で投票所にいくのだけど、選挙について、政治について興味を持ってもらえるようにするにはなんて伝えるのがいいだろうかが、最近の悩み。

ググった結果、これがしっくりきた。

そうそう。選挙権は国民がやっとの思いで手に入れた権利。その昔、世の中は王族、貴族、平民という身分制度のある君主制だった。王族や貴族といった特権階級が豪華絢爛に暮らす一方、平民は重税を敷かれていた。政治に意義を申す仕組みもないので言いなりになるしかなかった。もはや同じ人間の扱いではなかった。そこでイギリス、フランスの平民たちが立ち上がりやっとの思いで自分達の権利を勝ち取った。

日本も長年あった身分制度を明治維新で権利を勝ち取った。その後、昭和初期に特権階級華族を廃止、女性も選挙権が持てるようになり今にいたる。僕たちのご先祖さまたちがやっとの想いで手に入れてくれたこの選挙権。ありがたみを持って行使しようぜ。

僕としてはすごく納得感あるのだけどまだ子どもに伝えるには難しいか…もうちょっと考えてみよう

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