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11月10日 M-1グランプリ準々決勝

こんにちは。ふと前髪です。

本日は、11月10日のM-1グランプリの準々決勝に行ってきたので、その感想を少し。

今はまだ、大会期間中なので、ネタの内容については触れていません。思ったことや感じたことを書くだけです。

ネタはもうそろそろ配信されると思いますので、そちらを見ていただけますと幸いです。

※ネタについての詳細はありません
※見取り図のことが主です

会場とお席

私がM-1を拝見させていただくのは、今年だけで3回目でした。今まで3回戦以上の大会を実際に会場で拝見したことがなかったことと、今回は今までの中で1度も経験したことがないほどの良いお席だったので、当日の朝から(私が出場するわけではないのに)緊張でドキドキが止まりませんでした。どれくらい緊張していたかと言うと、毎日通学のために使っている電車を乗り間違えるほどに緊張していました。

まあそのあとも、コケたり、忘れ物をしたりと色々ありましたが…(むしろこっちの方がやばい気もしますが)、まあなんにせよ、会場には時間通りきちんと着けまして、ドキドキしながら会場に入りました。

会場はなんばグランド花月でしたが、いつものなんばグランド花月なのに、どこかいつもと違う雰囲気を纏っていて、こちらまで気が引き締まりました。M-1の会場に入ると、気が引き締まるという話は3回戦の時もしたのですが、準々決勝はまた違う緊張感がありました。

当たり前ですが、準々決勝を勝ち進むと準決勝に続きます。M-1のルールでは、準決勝から決勝に勝ち進めなかった組は敗者復活戦に出場します。決勝はもちろん、敗者復活戦も地上波で生放送されるので、準々決勝を通過する=テレビで漫才ができるということになるわけです。もちろん、どの大会も大切で価値には変わりありませんが、準々決勝を通過するかしないかは、どのコンビにとっても大きな分岐点になると思います。

それ私が感じているからか、会場自体がその雰囲気を醸し出しているのかはわからないですが、とりあえずめちゃくちゃ緊張しました。しかも、お席が最前列のサンパチマイクの目の前だったので、出場者の皆様の緊張感や気合いがダイレクトに伝わってくることもあり、今まで漫才を拝見してきた中では体験したことがないほど緊張しました。


漫才師という職業

今日の準々決勝は、トップバッターの軍艦のおふたり以外、全ての方々がプロの漫才師でした。お席がサンパチマイクの目の前だったこともあり、普段はあまり拝見させていただくことのない、細かい所作や、マイクに入らない音、遠くから見ていると気づかない細かい気配りなども垣間見ることが出来て、改めて漫才師の方々の凄さを思い知りました。

本当に「人を笑わせる」という職業がかっこいいなと尊敬の気持ちが溢れ出して止まりませんでした。


M-1の過酷さ

こんなに多くの「人を笑わせるプロ」の方々が、この4分に人生をかけて、努力をして挑んでも、この中で今年、あの決勝の舞台に立てるのはわずか10組しかいないのだなと思うと、改めてM-1という大会の過酷さを感じました。

プロの方が、才能のある方が、努力をしても、あの栄光を手にするのは、1年に1組しかいないのだと。本当にM-1という大会は、偉大で過酷で、だからこそ、毎年あのトロフィーを手にした漫才師の方の顔が、最高に輝いて見えるのだなと思ったりしました。

毎回毎回、M-1グランプリを拝見させていただく度に、同じようなことを言っていますが、本当に毎回そう思ってしまうような、緊張感のある大会です。


見取り図と準々決勝

早く見取り図のこと話せよ。って思わせてすいません。

見取り図は準々決勝でBブロックのトリのお出番でした。3回戦の時のお衣装と同じものを着ていて、エントリーナンバーのシールは、おふたりとも左胸につけていました。3回戦の時は、盛山さんが右胸に着けていたので、どちらかが言い出して揃えたのかな〜?それとも、盛山さんがリリーさんと同じ方に揃えたのかな〜?とか考えたりしてにやにやしてました(キモすぎ)。盛山さん左利きですしね、やっぱり利き腕の方の胸にシールは貼りにくいよな…🧐とかも思ったりしました(だからキモすぎ)。多分、3回戦の時に、盛山さんが貼る方を間違えた線が一番可能性が高い気がしますが…。(2017の敗復の時は確か左胸につけていたので…)

エントリーナンバーのシールだけで、これだけ盛り上がれるのですから、ネタについても正直色々考えたことはありました。考えたことと言っても、改めて尊敬したということ以外にはないのですけど…。

序盤でも言いましたが、今は大会期間中なので、話せませんが、大会が終わったら皆様に聞いて欲しいネタのお話が山のようにあります。

詳細は言えなくても、とりあえず今日のネタは彼らの努力を垣間見たということだけお伝えしときたいです。本当にすごいなと、3回戦の時は貫禄が凄かったというお話をしましたが、準々決勝でも貫禄はもちろんのこと、おふたりの漫才をみて、お忙しい合間を縫ってネタ合わせをしているんだなと、練習されているんだなと。そんなふうに感じました。

レポに関して(個人的な見解)

準々決勝が終わったあと。Twitterを開くと、レポをみた皆さんの色々な憶測や不安や喜びが飛び交っているのを目にしました。

実際に会場で拝見した私にも、もちろん感じたことや思ったことはあります。でも、それはあくまでも一個人、私の意見でしかありません。

昨日の夜中にあげたnoteでお話をしましたが、M-1グランプリは敗者復活戦を除いた全ての大会が、審査員の方による採点で順位が決まります。つまり、大事なのは審査員の方の評価であって、むしろそれが全てです。大会が開催される前に、司会の方からルール説明の際に必ず「会場のウケだけでは勝敗は決まらない。技術なども加味して採点する。」と言われます。

もちろん“一番面白い漫才師を決める大会”ですから、ウケを度外視して、技術を披露するだけではダメだということは分かります。ですが、ウケていた=通るウケていない=通らないという訳では無いということです。ウケも大事だがそれが全てではないわけです。ウケを評価したレポに、一喜一憂してしまいがちですが(実際に私も一喜一憂していますが)、結果は今はまだ審査員の方しか知らないし、どれだけ不安に思っても、焦っても、考えても、結果は18日にしか分からないから、過度な不安や喜びは抱かないようにしたいなと思ったりしました。



色々言いたいことはこれの他にもありますが、この私の意見も誰かに過度な不安や喜びを与えてしまう可能性があるなと思ったので、この辺でおしまいにしたいと思います。


今は、準々決勝が配信されるまでに、このnoteをあげなければと謎の使命感に駆られて、急いで書きあげましたが、まだ書きたいこともあるので、追記すると思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

準々決勝の結果が出たら、絶対に言いたいことがあるので、この下に追記します。その時に、また見に来てくれると嬉しいです。

準々決勝の感想
(※準決勝進出者発表後に追記しました)

準々決勝のレポで、見取り図があまりウケていなかったという趣旨のツイートを多く見つけました。私は、準々決勝を会場で拝見したのですが、そのレポを見るまで、見取り図がウケていなかったとは微塵も思っていませんでした。正直、レポを見たあともにわかに信じられなくて、私だけ異空間にいたのかな?とか思ったりしました。

なぜ、そのような評価だったのかな?と思った時に、私が考えたことを少しだけお話します。

※あくまで私の個人的な考えです

見取り図は3年連続決勝に進出していますし、準決勝に出るのに関しては今年で5年連続です。準々決勝の会場には、M-1グランプリを実際に会場に足を運んで見にいこう!となるお客さんが集まっているわけですから、皆さんM-1に強い関心のある方が多いと思います。そんなこともあり、見取り図の実績を知らない人はほぼ居なかったと思います。また、多くの人がYouTubeにあがった3回戦の映像もチェックしてから、この準々決勝を見にこられたのではないかと推測します。3回戦のネタは高く評価してもらっているのを多く拝見していたので、その分彼らへの期待が大きくなったのかな?とかも考えました。

私が思いすぎているだけかもしれませんし、実際はそうじゃなかったかもしれません。あくまで私の個人的な考えです。

お客さんが「見取り図はどんな面白いネタを見せてくれるんだろう!!」という期待を込めてみているから、ウケていてもネタを見ている最中に「この先の彼らの漫才に、もっと面白い展開があるんじゃないか?」という気持ちが心の中にあったことが一因ではないかと推測します。

この後に何かあるかも?という期待が、心の中にあったことで、どれだけウケていてもなにか物足りないと感じたことが、このレポの評価に結びついたのかな?と考えたりしました。

期待するお客さんが悪いと言っているわけでも、期待してはいけないと言っているわけでもありません。これは正直、誰が悪いという訳では全くないと思います。見取り図だってお客さんだって、誰も悪くないし、これはM-1決勝常連組が直面するなのかなと思ったりもしました。

M-1の決勝常連組が、M-1の予選に出るのには多くの苦労があるというお話をよく聞きますが、上回るべき期待があまりにも大きくなってしまうということも、そのうちのひとつなのだろうなと推測します。

これだけの大偉業を成し遂げている訳ですから、お客さんが期待するのは当然だし、私自身だってめちゃくちゃ期待しています。当たり前のことですが、実績を残せば残すほど期待値は高くなります。見取り図が実績を残し、周りに認められているからこその、レポの評価だったかな?と思いました。

メディアへの露出が増えれば増えるほど、今までにはなかった、このような苦悩も出てくるのだな、と思うと、やはりリスクもある中でまた今年もM-1に出場してくださったことへの感謝の気持ちでいっぱいになりました。

この感想は、準々決勝終了直後に言うと、私の意見で過度な期待や不安を抱いてしまう方がいてはいけないと思って黙っていましたが、今日、準決勝進出者が発表されたので、私なりの考えですが、感想を述べさせていただきました。

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