創作占い備忘録

noteの記事で「言葉選びが好きだな」と思っていた水煮さん(X:@mizuni_can)に占っていただいた忘備録です。
レポと言えるようなものでもないかも。

月星座とかホロスコープとか、聞いたことあるけどわからん!のオタクなので、そのへんはさっぱりです。
ただ、他人から見て自分がどうなのか聞いてみたくって……。

自己分析が癖になっている人間だからか、全体的に「覚えがあるなあ」という感じでした。やっぱりお外から見てもそうなのねえ、というか。

提出作品

新刊のプロット
(脱稿して気が向いたら載せます……)

↑がアホほど文量あったので、これが無理そうな時に読んでいただける軽いのとして選んだもの↓

『ふたりぼっちのへや』サンプル(pixiv)

創作審神者の刀さに(ずおさに)です。

怪異に招待された話 信濃藤四郎の供述(個人サイト)

創作審神者のすこしふしぎ話(ちょっとだけ刀さに要素)です。

私について

人生のテーマ

『心から安心するために、世界と一体化していく』

一言で言うのが難しい星まわりらしく、ものすごく言い淀んでいらしたのが印象的でした。
星座的にテーマは『あって、ないもの』らしいのですが、私はテーマ的なものがあるほうが判断がしやすいらしいです。

性質

ざっくりと、
『向上心はあるが、がんばらない。ゆるい方に行く』
『やさしいせかいに行くために、自分がどうしたらいいか』
『私が私であるために、理想郷を心の中につくっていく』
『自分を知らないと、他人と向き合えない』
『筋を通すことに、意味も価値もない星まわり』
『見えないものを見ようとしている』
という感じらしいです。

どうやら私は曲者らしく、粘性はあるけど掴めない液体だそうで。
『サラッとして素直ではない』『粘性のある液体』とのことで、強いて言うならクラゲが近めらしいです。掴めないしほぼ自力で泳がず、水流のまま流れるので。
それで、予感のままにきれいな世界を歩いているのだとか。

その『きれい』には、『悲しい』や『喜び』も全部ひっくるめてあるそうで。
私自身が「世界はきたなくてきれいで、ひどくてやさしいから美しい」と思っている節があるので、それかも?と感じました。

『何に対してものらりくらり』とのことで、軸は持てないらしいです。
軸がないのが軸。変わりゆく軸。果たしてそれは軸だろうか。

『構築の力が弱いので、すでにあるものに手を入れていくほうが得意』だそう。
まあ実生活わりとそう。
思わぬところで韻が踏めてしまった。

創作について

作風

問いかけとしては「私の得意不得意ってなに?」だったんですけど、結果として作風の話になったのでこうまとめます。

『引き出しが多い。現実的なものから、現実を離れたものまで書ける。散漫なのでどれかに特化することができない』
『世界をまるごと描く。没入型、体験型』

いちご大福のようにキャラ(いちご)をシチュエーション(餡)で包み込んで、それを書き手(牛皮)がひとまとめ、という感じとのこと。
読者はいちごと一緒に餡の中です。ちなみに、私も書いてる間はいちごと一緒に餡に包まれています。うん、たしかにそう。

没入型、体験型ですが、乗り物に乗ってレールの上をスイーッ、てタイプではなく、自分で歩いていくやつです。
予感のままに歩いてる、ただ彷徨うような感じ。

『珊瑚の産卵』『幻想的だけど生々しい』『淡い匂いがして、味は気持ちしょっぱい。体液に似ているけど体液ではない』
『夢の中のような生温さ』
『夢と現が混濁している。起きた瞬間夢だとハッキリわかるのに、時間の経過とともに夢だったのか現実だったのかわからなくなる』
『読み口は独特だけど、それを言葉にしようとすると言葉が強すぎて、良さがなにも伝わらない』
とも仰っていただけたんですけど、ほんと変な作風だなあ。

『捉えようとしているものが、いい意味で具体的ではない。抽象性の中でしか存在できないもの』
『挑み続けるわけではない。ずっと波打ち際にいて、見えないものを見ようとしている。言葉で捉えられないものを、言葉で捉えようとしている』
のあたりは、私が小説を書いてる理由なので、伝わった感じがしてうれしかったです。

このへんの分析中もずっと、言葉を探っては呻いてらっしゃいました。
『あいまいにさせる星まわり』ともおっしゃっていたんですが、相当言葉にしにくい星まわりなんだなぁ……。(のんきな感想ですみません)
いやまあねえ、言葉って強すぎるもんねえ。

文章としては、『感想という表現欲求を刺激する文章』だそうで。
「だめだ『よかったです!』的な定型分にしかならん……!!」ってなるか、長文レシート感想になりそう、とのことでした。
うん、いただくもの、だいたいどっちかです。極端!
どっちもありがたいです。気軽なポチ!もありがたいし、長文レシート感想たべるのもだいすき。

筆早くならん?

これも相談させていただきました。
結論から言うと『いっぱい書いたらあるいは』です。

このあたりは言い淀むこともなく、すぱすぱ言葉を頂けたのが面白かったです。
(たぶん楽しむところが違う)

ざっくりまとめると、『とっ散らかるので、いっぱい書いて、後から整える必要がある。だから成果物は少ない。筆を早くするのは難しい。しかし書けば書くほど表現できるものが増えていくので、たくさん書くのが良いかも』とのこと。

実際に、要るもの要らないものひっくるめて全部吐き出してから、さあどの要素がこの話に必要?してるので感嘆しか出ませんでした。やっぱりな〜〜!
ほぼ全視点書き出してから必要なとこだけ残す、みたいな、一本書くのに二本以上書いてまとめる、みたいな書き方と思っていただけたらその通りです。

また、『書いてる最中しか考えられない』『アウトプットして脳の容量を空けないと次が考えられない』のもそれはそう!だったので、やっぱりそうかあ、という気持ちでした。
思考過多になりやすいそうなので、手段はなんであれ、吐き出しながらやるのがいいとのこと。

無意識のほうが良いものが出てくるのだそうで、とにかくたくさん書くことで無意識からの言葉が引き出せるようになるとのこと。

考えてないとき、風呂や家事してるときに色々思いつくので、生活の中でちょこちょこ書けるのがいいかも。そうやって書いていって、後から調整していくのがオススメとのお話でした。

無意識というか、自分の感覚に潜って「たーのしー!」してる時ほど気に入ったものや、反応いただけるものが書けるのは心当たりがあります。
あと、狙ってなかったときにいい文章かけちゃうやつ。ちょっと扱いに困る。それが良さでもあるそうなんですが。

また、『流れで書くので、イベントの連続という感じではない。流れがあって、それをそのまま書く感じ』
とのことで、下手にプロットしっかりたてるより、計画書としてこのくらいの範囲で、このへんでこう!のざっくりした指示を入れて、あとは流れを書いていく感じがよいとのことでした。最初のイメージを確認しながら書くといいらしい。いつもやってたやつじゃん。あれで良かったんだなあ。

『自分の中の流れに寄せるための調整が大変』には「確かになあ〜」となってます。推敲の一回目と二回目が一番時間かかる。

ちなみに提出したのは新刊のプロットだったんですが、『これプロットっていうか、下書きか第一稿です』とのことでした。あ、あれぇ?
今回はじめて、流れを細かく書いて最後まで通したんです。たぶんこれが世間でいうプロットというやつ!と思って。初めての試みで勝手もわからんし見ていただこ!って感じで。
普段は140字くらいのメモから5万字とか生やしてるので、さすがにそれは見ていただけないよなあ……とも思ってぇ……! 他人が読んでも意味が伝わるようになるのって第一稿か第二稿で、そこまでは負担がでかすぎるとも思ってぇ、あれええ?

……あの、負担が勝ちすぎるものを送ってしまった申し訳なさと、読んでいただけたありがたさで、おああああってなっておりました。
話の流れで出てきたんですけど、提出したpixivの作品も確実に読んでいただけていて、申し訳なさとありがたさと嬉しはずかしで、わあどうしよ……ってなりました。

表現すること

表現することそのものは向いているとのこと。

『書くことが癒やしなので、放っておくとパンクする』と言われて笑っちゃいました。
本当にパンクする自覚があるから何か手を動かしてるところがあるので、『やめたら死ぬ』とまで言われて「だろうと思った!!!」ってなりました。

日記いいかも!とのことでしたが、わたくし日記サイトをやっていた時期と、現在も半分日記サイトになっている自サイトがございまして……。
向いてたんか……と、やっぱりなあ……が同居しています。

ちなみに、一つの表現方法にこだわらなくてよいとのことで。
確かに「これはこの方法でやりたい」と思ったらそれでやるもんな〜ってなりました。
だからお絵描きもするしソースコードもいじるし文章も書くし漫画も描く。
このほうが表現できる!って思ったらそれを使う感じです。ネタの時点で「これ絵だな」「これ小説」「これ漫画向けだけどここ考えると小説……」ってなる。

SNSでの告知ってどう?

告知でも宣伝でも、やりたいように暴れたあと、「あー気が済んだ! 他のことしよ!」しておくと、なんかいい感じになるとか。
狙うだけ狙って、あとは力を抜いたほうがいいかも!とのことでした。
力を抜いたときの伸びがすごいらしいです。そうなんだー(他人事)

やりたいからやって、頑張りすぎて辛くなったらやめて、またやりたくなったらやる。
その繰り返しだけでいいよ!とのこと。
RPとかも気まぐれでいいみたい。
自分が楽なようにやるのがよさそ、とのことでした。

対人関係

創作友達できるかな

途中経過読んで客観的に「だいじょぶ!」って言ってくれる友人が欲しいんですよお!という見栄もへったくれもない相談もしました。

読んでもらうなら、ジャンル変わっても付き合い続けるような相手で、本を出してるひとがよいとのこと。
読んでもらってダメ出ししてもらうようなのは負担がでかいので、ゆるく「いいねぇ」くらいがよいです。(願望)

現状それはいないのでほしい……んですが、私の場合は『祈ってるとこ見てて!』らしいです。そんなん、言われても困るやつじゃないですか。
なので、これは無理っぽいです。
お金払って読んでもらうか、自分でなんとかするしかないね。

言葉のキャッチボールをしながらプロットが練れる人間でもないらしく、誰かに話を聞いてもらいながらネタをまとめる……とかは向いてないのだそう。
つまり自分自身が最高の友達で相棒ってことだと思います。コスパってやつがいいのかもしれん。……ちがうかも。

そも友達できる?

『力んでなんとかしようとするとよくない』らしいです。わはは!

流れでなるようになる人なので、狙って友人をつくるのは無理かな……とのこと。
『なんか、なんとなく仲良くなれる』という感じ。

このへんで多様されていたワードが『力むとよくない』『なんか』でした。

友達になろうぜ!からのガッツリお付き合い!っていうより、ジャンルを超えてゆるく反応し合う、みたいな感じの友人がいつの間にかいる、という理解でたぶん合ってる、はず。

他人との距離感

振り回されてると感じたら離れる。嫌なことは寝て忘れる。力まない。
引き続きそういう感じでやらせてもろて良いっぽいです✌️

やればやるほど逃げ方が上手くなる、したたかな人間らしいので図太くいきます。
感情処理は得意になれる星まわりでもあるそう。訓練次第ですな。

ということで、私も好きにするので、みんな私に対して好きにしたらええで✌️
悪意のあることはせんでもろて。私もさすがに悪意をもっては接しないので。
めちゃくちゃ嫌だったからね。

まとめると

『自分に対しても、他に対してものらりくらりが良い』
総括として『なんでも考えすぎないほうが "なんか" よくなる』。

これには心当たりというか、経験として「なんかわからんけど、うまくいった」が多い人生でしたので「まあ、『なんか』になるよなあ……」と聞いておりました。
なーんも考えてないときのほうが、なんかどうにかなっちゃうんだよねえ。

これ、聞きようによっては「うらやまし〜」ですけど、別の言い方をすれば「しんどい思いして頑張るほど、どうにもならなくなっていく」んですよ。頑張りは徒労に終わるし悪化していく。
理不尽! 頑張ったら報われたいよ!

感想

おもろかったです✌️

自分ってやっぱこうなんだあ……というのが、明らかに自分を知らない人間から出てくるというのは非常に興味深かったです。
こういう物言いってそれっぽい言葉を並べてるだけみたいで嫌なんですけど、貴重な体験だったなあ、が素直な感想でした。
貴重っていうか、なんでしょうね、不思議というか。自分のことなのに、他人のこと聞いてる気持ちでした。

他の方のレポを拝読する感じ、私は聞き役に徹することができなかったのかも……いっぱい喋っちゃった……感はあります。
が、いつの間にかたどり着いてた最適解に「それでいいよ〜🙆‍♀️」って言っていただけた気がするので、めちゃ良き収穫でした。

今度はもっと具体的に、書きたい作品のこと聞けたら楽しそうだなあ。
ただ、相当言葉にしにくい感じっぽいので、自分の中で具体的な何かになったとき、かな……。
創作的な運勢どんなかんじです?は聞いてみたいです。またいつかね。

水煮さん、どうもありがとうございました!


そんな水煮さんのアカウント

X(旧Twitter)https://twitter.com/mizuni_can

(noteまであるのは単純に書かれている記事が好きだからです)


一応置いておく自分ち(個人サイト)と、普段いる場所。
私の創作は自サイトに集約してるんで、よければね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?