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Plan75 感想メモ

本や映画を見た感想の箇条書きメモ。かなり個人用途。

心の中に、いろんな疑問の種が芽生える興味深い映画だった。

  • 心と時間の余裕
    田辺聖子さんがどこかの本で言っていた「とろっと甘いもの」をみんなが心の中に持っていないと、こんなに生きづらい世界に本当になってしまう。時間がない時間がない、余裕がない余裕がないって、なんのために生きてるの?と自分の生活を省みたくなった。

  • 迷惑って何?
    誰だって迷惑をかけながら生きてるんじゃない?

  • 生産性って?効率って?
    思うほど、みんながみんな「生産性がある」わけではない。企業に勤めている/自分にはやることがあるということが、気持ちを楽にしているところがあるはず。

  • 分業で見えない仕事の先の先
    私たちの労働は間接の間接の間接の間接になって、自分の買ったものがどこから来ているのかがわからないように、自分の仕事の先が何に繋がってるのかが全然見えなくなっている。それに伴って「生きている手ごたえ」が感じにくい状態。

  • 社会に貢献している、と思えない人は多いのかもしれない
    給料から税金がたくさん引かれている。負担を拒否したいと思ったことはない。でも貢献したという思いもない。ただ働いてるだけで、少しは社会のためになってるんだとむしろ気がついた。高齢になると、こういうことが明確に感じられず、「お荷物」と感じちゃうのでは。目に見える貢献だけじゃない。

  • ほしいのはサービスじゃなくて心だ

  • 隣の人に”お茶でもどうですか?”、”今日は天気がいいですね”と言うのが何でこんなに難しいんだろう
    みんなが孤独。小さい子どもを抱えた母親、一人暮らしの独身者、子供が独り立ちしたあとの親たち。双方がつながりたい、人と触れ合いたいと思いながら、なんでうまくいかない…?

  • 本当に 安楽死を希望しているか、の見極め難しい
    最後の最後で、生きたいって思う人、絶対いる。どうしようもない空気感や精神状態で、その場まで行ってしまうことだってある(精神状態がまともかもわからない)。

  • 自己責任論
    自己責任ってほんとうにあるべき姿?
    今の時代にあわなくて、どうしようもない境遇の人は?
    理由がないと迷惑をかけられないの?


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