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ChatGPTでエクセルVBAへ遂に入門できる本をおすすめしたい

今回もニッチなAIの学びをテーマに、
ChatGPTのサポートで
敬遠していたExcelのVBAに入門してみよう、という本を紹介します。

既にVBAを業務で使用されている方だけでなく、
「なんとなく難しそうだからマクロから目を背けていた」
「プログラミングというと敷居が高そう」
という理由でVBAに手を付けられていなかった人に、
特におすすめできる本を紹介します!

ChatGPTのサポートがあれば、
「いつかやろうとは思っていた」VBAに、
やっと入門できる人も多いはずです。


VBAに初めて触れる人向けの、ChatGPT×エクセルVBA本のおすすめ

VBAの中身は一切追いたくない人向けのおすすめ本

「コピペでなんか動いた!」
「なんで動いてるか分からないけど、動いたのでヨシ!」
という方向けの本です。

「はじめに」の部分でいきなりChatGPTでPythonに入門…とあったので、
一瞬違う本を買ってしまったのかと焦りましたが(笑)、
読み進めていくとちゃんとVBAの本です。

日々の仕事の疲れで、思考力が限界の時におすすめです。

VBAの中身をなんとなくは理解してみたい人向けのおすすめ本

エクセルでマクロを動かす準備方法から画像付きで丁寧に解説されていて、とても読みやすかったです。

とりあえずコピペのプロンプトを入力してみる、という部分までは先ほどの本と同じ流れですが、
この本の特徴は
「それだけではうまく動かない時にどうするか」
まで踏み込んでいる点です。

なので、少し頭を使います
なんとなくVBAがしていることを理解した上で、ChatGPTに再度指示を与えなおす、という工程を繰り返すからです。

しかし、この工程はかなり本質的で、
AIに使われるのではなく、AIを使うとはどういうことか、が体感できると思います。
要するに、AIに対する現場監督の役割を人間が担う、ということです。

つまり、この本では
「ChatGPTで出来ること/出来ないこと」を真摯に説明しているのが
一番好感が持てました。

AI界隈は煽りすぎるインフルエンサーが多いため、AIでなんでも出来てしまうかのような情報発信が多いのですが、
この本は「AIで出来ないこと」「人間がすべきこと」まで説明されているので、地に足の着いた解説書となっています。

著者のnoteもオススメです!


番外編: 「ChatGPT」の煽りが過剰になっている本

こちらの本もAmazonで「ChatGPT Excel」と検索するとヒットするのですが、
帯にあるような「ChatGPT、Copilot」の話はほとんど出てきません。

実際に読んでみて、あれ??(笑)となってしまいました。
この本自体は正統派なVBAの教科書なのですが、
「ChatGPT」の煽り文を、後から帯で付け足したみたいですね。
この本の初版は2016年のようです。

ChatGPT要素はほぼ無いですが、
最初の2冊などで遂にVBAに入門できた人向けの次に読むべき本としてはおすすめです。
コピペしていたVBA文の意味が分かるようになってくると思います。




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