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GPKGって便利だよ。

シェープファイルって、下記のような点で疲れませんか?

・シェープファイルを依頼したのにshpしかくれない(シェープファイルをshpと誤認)
・開きたいものが複数あるときに、拡張子の並び替えをしてから複数選択する
・データをプロジェクトごとにまとめる機能はなく、フォルダ管理になる

GPKG(ジオパッケージ)とは?

QGIS3系から出力形式がGPKGになったの気づいていましたか?
と言っても、今更2系を使っている人も少ないか・・
GPKG(ジオパッケージ)の良さは上記シェープファイルの逆になるんですが、、

・ファイルが1つで済む(データ損失がない)
・ドラッグアンドロップすると、表示させたいレイヤが表示される
・パッケージというだけあって、データをまとめることができる
・スタイルの保存もできるので、毎回のスタイル変更から開放される

パッケージの図

そんな、正直良いことずくめGPKGなんですが、、、ネットからダウンロードできる形式はシェープデータだったり、GPKGに対応したソフトが少なかったりでまだまだです。
なので、データを作成・管理していく場合に限って使用したほうが良さそうですね。

GPKGの作り方の一例

作り方は色々あるんですが、常時使いそうデータは下図のように作成していますよ。注意点としては、文字化けした状態でパッケージ化されちゃうと、後から変更ができませんのでお気をつけを!

スライス1

出典:「国土数値情報(土砂災害警戒区域データ)」(国土交通省)(https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-A33-v1_3.html#prefecture06)(2020年10月26日取得)

スタイルの保存の仕方

レイヤを選択>右クリック>プロパティ>スタイル>スタイルを保存

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スタイルを保存>データベース(GeoPackage)

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スタイル名は適当に。あとはOK。

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