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【全9デッキレシピ】アルセウスVSTAR【全文無料】

どうも、みつきと申します。

この記事では私が現在考察中であるアルセウスVSTARデッキを紹介させていただきます。今回は各タイプ毎の8デッキにアルセウス単デッキを加えた、9個のデッキをご紹介致します。

タイプ毎に強みを活かせる構築をしたので、色々な発想を吸収していただけると思います。目次で各タイプのデッキレシピに飛べますので、気になるタイプだけでもぜひ読んでみてください!

拙い部分もありますが、読者様に出来るだけ実りのあるよう詳しく丁寧に書きあげたので、最後まで読んで頂けると幸いです。



1.炎アルセウス

炎アルセウス

基本の動きは1ターン目にアルセウスVに炎エネかダブルターボエネを手貼り、2ターン目にアルセウスVSTARに進化して1ターン目に貼らなかった方のエネを手貼りして技を撃つ流れになります。

しかし、1ターン目に手貼りしたエネがエネ破壊などで無くなった場合は上記の動きが出来なくなり、取り返しのつかない程のテンポロスになると想定しました。そこで1枚だけ入っているエネルギー付け替えが輝きます。マグマの滝壺で炎ポケモンにつけた炎エネをアルセウスVSTARに付け替えることで1ターンの間に3エネ供給することが可能になります!アルセウスVSTARのVSTARパワーで好きなカードを2枚持ってこれるので、1枚採用でもしっかりと役割を果たしてくれると考えております。

また、炎タイプのアタッカーとして採用したリザードンVSTAR及びリザードンVMAXで相手のポケモンを一撃で倒して勝つことを想定し、ダンデを1枚採用しています。

キバナについては具体的な状況を想定しながら説明していきます。仮にアルセウスVSTARが技を撃つ際にベンチにリザードンVが1体しかおらず1体のリザードンVに3エネ全てを付けると、次の相手の番にそのリザードンが倒された場合に再度リザードンVを育てていくことになります。そうなると少し後手に回る形となってしまうので、そうならないようにアルセウスVSTARが技を撃つ際にリザードンVを2体展開し、1体に2エネともう1体に1エネを付けたとしましょう。そうすると2エネ付いたリザードンVを倒されたとしても、1エネついたリザードンVにマグマの滝壺で1エネ、キバナで1エネ、手貼りでリザードンVSTARのVSTARパワー4エネ320点まで出せるようになります。手貼りをダブルターボエネにすればリザードンVMAXの5エネ技のキョダイゴクエンも撃てます。以上の理由でキバナは1枚採用となっております。

マグマの滝壺を4枚採用しているので頂への雪道を貼り替えれる可能性が高い点も評価できると考えております。

2.水アルセウス

水アルセウス

少しネタバレにはなりますが、今回唯一の裏工作ギミックを採用したアルセウスデッキになります。何でもかんでも裏工作で組むのは可能性を狭めることになるので、インテレオンもアタッカーとなり得る水タイプのみ裏工作を採用致しました。

このデッキで1番に目を引くのはケケンカニVかと思います。ケケンカニVは3エネで90+相手のバトルポケモンに乗っているダメカンの数×60ダメージという技を持っています。クイックシューター2回で40点乗せておくと、40+90+60×4=370と大きなお守りが付いているムゲンダイナVMAXですら一撃で倒せるポテンシャルも持ったカードです!3エネ要求はメロンやキバナから1ターンで起動出来ないため使われていませんでしたが、アルセウスのエネ加速を利用して起動出来るようになったので採用に至りました。

また、裏工作によってクロススイッチャーを集められる可能性が高く、上手くいけば先攻2ターン目に相手のベンチポケモンを呼び出して200ダメージを与えつつエネ加速という強力な動きが出来る点が非常に高評価です。

3.草アルセウス

草アルセウス

アルセウスVSTARのVSTARパワーにより不思議なアメと進化後のポケモンをセットで確実に手札に揃えれるようになったので、2進化ポケモンのゴリランダーでエネ加速することにしました。

フシギバナVMAXの技が2エネで自分の場の草エネの数×30ダメージなので、先行1ターン目の手貼りで計1エネ、2ターン目の手貼り+ボルテージビート+アルセウスVSTARの技の効果で計7エネ、アルセウスVSTARが相手の攻撃を耐えれば3ターン目の手貼り+ボルテージビートで計10エネとなりフシギバナVMAXで300ダメージが出ることになります。

また、フシギバナVMAXの技とモミの相性が良くないことから自分のベンチポケモン1体のHPを全回復できるワタシラガを採用しております。1度攻撃を耐えたアルセウスVSTARやフシギバナVMAXを回復しながらボルテージビートでエネルギーを溜めて、相手を一撃で倒せるフシギバナVMAXを爆誕させることも可能だと考えております。さらにワタシラガの進化前のヒメンカは1エネで山札から3体のたねポケモンをベンチに展開できるため、後攻時に安定してベンチを展開することが可能になります。

4.超アルセウス

超アルセウス

このデッキの珍しいカードはエーフィVMAXで、3エネで相手の場のポケモンについているエネの数×60ダメージという技を持っています。アルセウスVSTARメタで入れました。エーフィVをベンチに置いておくことで、相手はアルセウスVの技の効果で3枚エネ付けれるところを2枚にする可能性があります。2枚のエネ加速にしても相手の場に5エネあるので大きなお守りが無ければ300ダメージでアルセウスVSTARを一撃で倒すことが可能です。

基本の動きは先行1ターン目に手貼り+ザシアンVの特性で計2エネ、先行2ターン目に手貼り+アルセウスVSTARの技の効果で計6エネ、アルセウスVSTARが相手の攻撃を耐えれば3ターン目の手貼り+めいかいのとびら×2で計9エネとなり、黒馬バドレックスVMAXで280ダメージ出すことが可能です。

また、アルセウスVSTARが闘弱点なので相性補完が出来ている点も高く評価出来ます。加えて、霧の水晶があることにより他のアルセウスデッキよりもポケモンVを並べやすい点も安定感が高くとても良いと考えております。

5.雷アルセウス

雷アルセウス

このデッキは珍しいカードが入っていませんがシンプルで強いです。

基本の動きは先行1ターン目は手貼り、2ターン目にエレキダイナモと手貼りでアルセウスVSTARが攻撃してレックウザVにエネ加速、3ターン目に3エネついたレックウザVMAXに手貼り、エレキダイナモ1回で5エネついたレックウザVMAXを完成させ、340ダメージで相手のポケモンを一撃で倒していく流れになります。仮にエネを付けたレックウザVが倒されても、アルセウスVSTARがエネ付きで残っているので再度レックウザVにエネを供給することが可能です。

今回構築をしっぽミュウ型にした影響もありエネルギーの総数が減ってしまい山札にエネが残っていない状態になる恐れがある為、このデッキレシピよりエネの総数を増やすことをお勧め致します。

6.鋼アルセウス

鋼アルセウス

※カプ・テテフGXが入っておりますがネオラントVの代用になります。

鋼デッキはメタルソーサーを4枚入れて確実にエネ加速を狙う構築がほとんどですが、このデッキは1ターン目の手貼り+2ターン目の手貼りとメタルソーサーの3エネをメタルトランスで付け替えてアルセウスVSTARが技を撃てればエネが場に6枚になります。仮にアルセウスVSTARが技を撃った返しの相手の番に倒されてしまっても次のアタッカーがほぼ確実に攻撃出来るので、メタルソーサーはサイド落ちケアの2枚となっております。

ダブルターボエネは1ターン目に手貼りしたエネが相手に妨害され無くなってしまった際に、メタルソーサー2枚目が使えないという場合にメタルソーサーで1エネ+ダブルターボエネで攻撃というプランも見据えて1枚採用しております。

ドータクンのメタルトランスによりエネを動かしてモミで全回復し、再度エネを動かして攻撃という耐久力・持久力に加えて、ブラッキーVMAXを1枚だけですが入れていることでモミを使って回復しながら相手のベンチポケモンを呼び出して攻撃といった強力な動きも可能になっています。さらにオーロラエネが入っているのでブラッキーVMAXで攻撃することも可能です。

また、試合終盤に盤面にエネが溜まってきた際にはジュラルドンVの技が10+このポケモンについている鋼エネの数×40ダメージなので、場に8枚の鋼エネ(オーロラエネも含む)があれば330ダメージで試合を決める一手になる可能性もあります。このデッキはジュラルドンをVMAXもVもフルに使えると考えているので、ジュラルドンを使いたいという方はぜひ一度使ってみてください!

7.悪アルセウス

悪アルセウス

このデッキは今まで紹介してきたデッキよりもゆっくり目に試合を進めていく事も可能なデッキになっております。序盤にアルセウスVSTARが技を撃てなくてもガラルマタドガスで相手を妨害しているうちにアタッカーを育てたり、じゃえんのつばさ+付け替え、キバナ、手貼りで3エネ揃える事が可能です。

アルセウスVSTARのデッキはVSTARパワーでダブルターボエネやエネ加速手段を手札に加えて、先攻2ターン目にアルセウスVSTARが技を撃てるようになるデッキが主流になるのではないかと想定しているので、後攻1ターン目にかくせいを使いガラルマタドガスになれば相手は先行2ターン目の攻撃が難しくなると考えガラルマタドガスを採用しました。それに伴い、デッキを回す為に利用するクロバットVをVMAXしてアタッカーとして使用するプランも組み込んでおり、かなり柔軟性に富んだデッキとなっております。

8.闘アルセウス

闘アルセウス

ここまで読んで頂いた方、本当にありがとうございます。このデッキが本記事で最も見どころのあるデッキだと自分は考えておりますので、ここまで辿り着いた方はもう少しだけお付き合い頂ければと思います。

このデッキのコンセプトは毎ターン連撃ウーラオスVMAXのキョダイレンゲキを撃つ事となっております。セキタンザンの特性「タールジェネレート」はトラッシュにある闘エネと炎エネをそれぞれ1枚ずつ自分のポケモンに好きなように付ける事が出来る特性です。

連撃ウーラオスVMAXは連撃エネを用いてキョダイレンゲキを撃つ型が当たり前という固定概念はここで一度捨てましょう。キョダイレンゲキは闘闘無の3エネ技なのでタールジェネレートで闘エネと炎エネを連撃ウーラオスVMAXに付け、トレーニングコートで闘エネをトラッシュから回収して手貼りすればキョダイレンゲキは撃てます!

さらにキョダイレンゲキはエネを全てトラッシュしてしまうのですが、エネが付いていないポケモンをモミで回復すればデメリット無しで回復出来るので、キョダイレンゲキ→モミ→タールジェネレート+手貼りでキョダイレンゲキ→モミ→・・・といった毎ターン全回復しながらキョダイレンゲキシステムが完成しました。

このシステムのメリットはセキタンザンがルールを持たないポケモンなので、セキタンザンを倒されても相手はボスなどを使用したにもかかわらずサイドを1枚しか取れない点です。さらに連撃ウーラオスVMAXが1エネで150ダメージを出せるので、セキタンザンが倒された返しのターンでもしっかりとダメージを与える事が出来ます。その間に2体目のセキタンザンを準備出来れば再度キョダイレンゲキを連発出来ます。

現在のデッキレシピではワタシラガVが技を撃たないと仮定した場合のモミの最大使用回数が3回になっていますが、ワタシラガではなくチルタリスで山札から確定サーチの型にしてともだち手帳を入れると最大4回使えるようになるなど、このセキタンザンと連撃ウーラオスVMAXのコンボは色んな組み合わせで使えると考えているので1つのアイディアとして持ち帰って頂ければと思います。

アルセウスVSTARはセキタンザンを確実に育てる為に採用しているのでこのデッキではサブアタッカーよりになりますが、アルセウスVSTARの技で200ダメージ、キョダイレンゲキの120ダメージでHP320のポケモンまでは倒すことが可能なのでダメージラインの観点でも相性は良いと考えております。ただHP330以上が倒せないので、望遠スコープやナゲツケサルの採用も使用しながら検討して頂ければと思います。

9.アルセウス単

アルセウス単

こちらが本記事最後のデッキレシピとなります。アルセウスVSTARをチェレンの気くばり(ダメカンが乗っている無色ポケモンと付いている全てのカードを手札に戻すサポート)で回収し、アルセウスVSTARのみでループする構築となっております。

アルセウスV・VSTAR以外はルールを持たないポケモンのみの採用にすることで、確実にサイドレースで勝つ事を目標に構築しました。参考にする際は出来るだけルールを持たないポケモンで構築することをお勧めします。

アルセウスVSTARが一撃で倒されない相手に対してはかなり強いと考えております。そう書きながらも無色タイプの弱点を無くす特性を持っているノコッチを入れ忘れておりますので、入れることを強くお勧め致します。

このデッキの問題点は1ターン目に手貼りしたエネを相手の番に無くされてしまった際に、エネ加速手段がないため1ターン攻撃が遅れてしまう点です。耐久してじっくり戦うデッキとして作成しているので割り切るしかない点かもしれませんが、これまでに紹介してきたデッキに劣る点ではあります。その代わりと言ってはなんですが、スタジアムに頂への雪道を採用しております。アルセウスVSTAR以外はルールを持たないポケモンしか採用しておらず、こちらはアルセウスVSTARのVSTARパワーを使用したいタイミングだけバケッチャの特性で頂への雪道を無くすことが出来るので相性がいいスタジアムだと考えております。相手からするとアルセウスVSTARのデッキが頂への雪道を貼ってくる事はあまり想定出来ないと思うので、予想外からの雪道で相手のプランを破綻させられるかもしれない点も良いと考えております。

基本エネは相性の良いカードが見つからなかったので、超タイプのポケモンやあやしいかんづめなどのブラフを立てる事が出来る超エネを採用してみました。各色1枚ずつ入れるのもおしゃれ且つ、様々なブラフになるので楽しいですね!

10.総括

以上で全9デッキの紹介は終わりになります。この9デッキからも分かるように、アルセウスVSTARは色々なカードと組み合わせることが出来る非常に優秀で面白いカードとなっております。自分が紹介したコンボ等はほんの一例に過ぎず、今までになかったコンボが決められるようになっていると思います。もちろん今までの経験で培ってきた安定のデッキ構築も素晴らしいですが、固定概念を一度取っ払って新たなコンボを探してみるのも楽しいのでぜひ探してみてください!

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本記事のデッキレシピについて質問がある方や、YouTube等で使用したいという方がいらっしゃれば、Twitterまで気軽にご連絡ください。

長くなりましたが、最後までお読みいただき本当にありがとうございました!

以上、発売1ヶ月以上前から楽しみで構築をいっぱい考えている「みつき」でした。

【1月13日(木) 追記】
こちらの記事はカードリスト発表前に投稿した為、こだわりベルト等のカードが公開される前の記事になります。ご了承ください。

またYouTubeで「みつきの秘密基地」というチャンネル名で活動しておりますので、そちらも合わせてよろしくお願い致します!

ーおわりー

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