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還暦異聞 こうしまたゝ

少納言よ、紅露泡の道いかならん、、、

💎子遊曰、事君數斯辱矣、朋友數斯疏矣、子遊がいった、「君にお仕えしてうるさくすると[いやがられて君から]恥辱をうけることになるし、友だちにもうるさくすると疎遠にされるものだ、、、論語 巻第二 里仁第四 二十六 金谷 治訳
💧『數』☞“しばしば”、☞“Souvent”(fr)、(en)Often、Frequently、ここはEmily[6]の”Rest”透してペア“motionless”☞『辱』の”And the Earth - they tell me -On its Axis turned! Wanderful Rotation!”的な説に🦉「辰は(貝)、寸は手で、辱は貝殻製のツールを手にして土を柔らかくすること。」☜Duneですようね⋯浦辺に出て御君の。跡白波と走りたる。青海原をうち眺め。岸の岩間に唯独り。是より過来る方を思いやり。胸に満来る汐時の、、、🌈 ‘This’ is the road…
💦『疏』⋯浪打ち際を瞰望せば、壊し舟片楫棹に。磯辺の浪に打揚げさせて、檣纜片々て高くあげたれば、わらはせ給ふ、、、🐌紺染の暖簾に丸のうちに仁の字

子曰く、徳は孤にゃあらず、必らず隣のっ鳥あり、、、🐧

🦉漢和辞典 小学館
🌈Emily Dickinson [9]
🐌井原西鶴 西鶴置土産 巻一 一 大釜のぬきのこし


🦉

🦉一説、辰は時、農時にいそしむ時節のこと。寸は法度、国境においてpeine de mortに処することであるという。辱は、農耕の時を失ったのでpeine de mortされることで、恥ずかしめをうけることである。
他の説、辰は蜃(貝)、寸は手で、辱は、貝がら製の農具を手にして土を柔らかくすることも、草を刈ることであるともいう、、、だから阿爺島の王、不死の女神苅浮藻カリプソ、⋯「刈藻」は、刈り取られた藻が混じりあって乱れるところから、思い乱れるイメージを引き出す言葉。「幾世しもあらじ我身をなぞもかく蜑のかるもに思ひ乱うゝ」(『古今集」雑下・読み人知らず)⋯翻訳小説集一、哲烈禍福譚より、、、

🌈

🌈
        Through lane it lay ー through bramble ー
        Through clearing and through wood ー
        Banditti often passed us
        Upon the lonely road.
       
        The wolf came peering curious ー
        The owl looked puzzled down ー
        The serpent’s satin figure
        Glid stealthily along ー
       
        The tempests touched our garments ー
        The lighting’s poinards gleamed ー
        Fierce from the Crag above us
        The hungry Vulture screamed ー
       
        The satyr’s fingers beckoned ー
        The valley murmured “Come” ー
        ‘These’ wewe the mates ー
        ‘The’ was the road
        These children fluttered home.

🐌

🐌⋯世は外聞つゝむ風呂敷に替帷子、夏は殊更、ともの供のものつれづして自由成がたし。⋯近年の大臣は、小畠染の両面、またはべんがらの大嶋(弁柄、千筋・棒筋等の縦縞、大島☞大縞、大柄な縞模様)のふろしきに、あつき時分も暮れがたも用意して、、、
⋯やうやう宿に帰れば、町の年寄りども(三人)、念仏講のかへりと見えしが、我等が門に立ちどまりて、主が聞居るともしらず、「いづれ此家、弍捨四貫目には買得なり。此の格子取ってすて、銭見世か、らうそくを出し、うらの長蔵を小借家に直し、、、
⋯「今迄のお隙人、御食はまいつたか」といはれて、「いかにもたべました」といへば、その通りに済て、すき腹の乱れ酒、さかなの中にも生貝など喰つくして、夜食までの待遠く、吸物の出るたび、もし饂飩かとみれば、切りかけ烏賊の、しかもかすかに、これらに腹もふくれず、笛吹の吉太郎は、気をつくして、立て帰る。
 一座は衆道の色に前後忘るゝ酔心、我を覚えず、「是はさむひ」といへば、お着物の入たる風呂敷、取ってまいって、大勢の中にて是を明れば、紺染の暖簾に、丸のうちに仁の字付たるを取り出せば、此の座興さめて、をのをのみぬかほするもなをおかし。
 随分気づきよき物ながら、酒さめて、うき世の人を恥て、是より無用の色道とおもひ切て、家財しまひて、其身ひとりの草庵、むかしの友にあふ事絶て、髭をのづからにのばし、手足終にあらはず、渡世に江戸もとゆひの賃びねりして、一日暮しに、難波の堀づめに身を隠し、大寺の桜はちかきに、五とせあまり春を夢となし、蝶の定紋も付ず、もめんを浅黄にやつて、世をかろく暮して、埒をあけぬ、、、

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