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還暦異聞 NEW LIGHT THIRD-MAN

サードマン、耳元でささやこうにも光背おっもいんだわさ、、、
💎ポアンカレ「⋯ある晩、わたしは習慣に反してブラック・コーヒーを飲んで寝付けなかった。いろいろの着想が沸いてきた。それらはお互いにぶつかり合い、やがてそのなかの一対が連結し、いわば安定な組み合わせを作るのが感じとれた、、、サードマン、蝶翅光背、ばたばた収拾つかずの紅の途方路爺
💎ガウス「⋯ついに二日前、私は成功した。それは私の苦心のたまものではなく神のおぼしめしによるものだ。不意の稲光のように、謎は解けてしまった、、、サードマン、陀焔文殊蘭奢光背、つい151年後、月影より文朱(雀)待おぼしめし候
💎モーツァルト「気持ちが良くて機嫌が良い時や、おいしい食事の後に馬車を走らせたり散歩をしている時、あるいはまた寝付けない夜などに、楽想が私の心に、望み通りのたやすさでいくらでも沸き起こります。どこから、どのようにしてそれをやってくるものなのでしょうか。私には分かりません。またそれをどうする手もありません。その中から気に入ったものを頭にとどめ口ずさみます。少なくとも周りの人がいうに私はそうしているようです。いちど主題を掴むと、別の旋律が現れ、全体のの作曲の条件に合うようにして最初の旋律に結びつきます。つまり対位法や、各楽器の部分など、これらすべての旋律的断片がついに全曲を作り上げます。私の注意をそらすものがなければ、その時私の魂はインスピレーションで盛り上がります。作曲は進展します。私はそれを発展させようと努め、主題にははっきりさせていくと、やがて、たとえそれが長いものであっても、頭の中に全曲が出来上がります。その時私の心は、ちょうど1日で一目で美しい柄や美しい若者をとらえるようにそれを捉えます。それは、後になっていろいろな部分が細かく仕上げられて、一つ一つ現れてくるよといったものではありません。そうではなくて、私の想像力が私に聞かせてくれるのは1つになった全体なのです、、、サードマン、輪音転唱光背、五線譜さえずりゃ愛音夢音名榮冨爺空
💎ポール・バレリー「文筆を仕事にする人が一種の閃光を経験する過程がある。⋯それはかすかな光のようなもので、まばゆいほどには光らない。この到来は心の集中を促し、照らし出すと言うよりむしろ方向を指し示す。つまり『わかった。では明日はもっとわかるだろう』と言える。そこには活力があり、ある種の感光がある。すぐに暗室に行けば、画像が現れるのが見られることだろう、、、サードマン、光より速くビルの暗室にいってルーカイエス開けの明星
🎁ファインマン「…本当のところ、僕の推測はまったくのデタラメでは無いのだ。というのは、僕に誰かが何かを説明してくれている間、今でも理論の成否を知るのに使っている、なかなか便利な「策略」があるのだ。それは自分の頭の中で、例を作り上げていくことだ。例えば数学の連中が何か素晴らしいているのを見つけて、すっかり有頂天になっているものとする。この定理の条件を彼らが僕に説明してくれている間、僕はその条件全部に当てはまるような、何者かを具体的に頭の中でだんだんと作り上げて行くのだ。つまりまず一つの集合(例えばボール一個」から始め、次に分離するとボールニ個になる。そして条件が付け加えられていくことに、このボールはだんだんと色が変わり、毛が生え、と言う調子で僕の頭の中で成長していく。そしてついに彼らが定理を述べると、これが僕の頭の中の緑色の毛だらけのボールには全然正しく当てはまらない。僕はそこで僕は「間違い!」と叫ぶわけだ。これが正しい場合は、年中すっかり興奮してしまう。僕は彼らにしばらく喋らせといて、それからおもむろに僕の対抗例を持ち出すのだ。すると彼らは慌てて「あっそうだ。言い忘れたが、あれはハウスドルフ旬同型の照り煮なんだ。」「なんだ、じゃあ自明じゃないか!自明だ、自明だ!」と僕がやり返す。もうその頃になると、僕はハウスドルフ準同形などを聞いたことがなくても、大体その議論がどっちの方向へ進展するかはちゃんと見ぬけるようになっていた、、、サードマン、アンリも言ってるよ、光背が照らす不正確な図を見ながら正確な推論が出来る人間、それがFINE–MANなんだってね

参考文献 💎J・アダマール 伏見康治、尾崎辰之助、大塚益比古『数学における発明の心理』みすず書房 🎁R・P・ファインマン 大貫昌子訳『ご冗談でしょう、ファインマンさんI』岩波書店

サードニャン?、、、🐧

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