見出し画像

エクストラ カイリューVデッキ ポケモンカード

こんにちは!

関西でPKCというエクストラのイベントを主催しております「せれ」と申します。

PKCは、エクストラの普及を目標としてイベントの企画や情報発信をしています。そのため、イベントの結果やデッキ紹介などの情報の公開を積極的に行っております。

今回はエクストラで話題のカード《カイリューV》のデッキを紹介したいと思います!

画像3

まずはデッキリストをご覧ください。

画像1

デッキコード:vkFwdV-LZODYN-k1F1wF

デッキコンセプト

この《カイリューV》のデッキコンセプトは、「テンポを取っていく」ことです。

《カイリューV》の強いところは、後手1ターン目から250ダメージを出せることです。

エクストラ環境は魔境だとよく言われていますが、実際にはそんなことはなくとても良い環境だと思います。そんなエクストラ環境にもVMAXの波はきていて、現在とても多くのVMAXデッキが存在しています。

《カイリューV》の250ダメージというのは、すべてのVを倒せること。そして《こだわりハチマキ》を付ければ《ファイヤー&サンダー&フリーザーGX》以外のすべてのタッグチームを倒せるということです。三鳥が環境にいないことを考えると、相手の準備段階のメインアタッカーを全て倒すことが出来ます。

ゲームプラン

後手を取り、《デデンネGX》などを駆使しながら《カプ・コケコ◇》や《ピーピーマックス》でエネ加速をし《カイリューV》で相手のタッグチームや進化前Vを倒します。

2ターン目に相手のVMAXは無視して、サイドを2枚以上取れる《デデンネGX》などのポケモンを《グズマ》や《グレートキャッチャー》で倒します。

3ターン目に《キバナ》等を使い後続を用意して2ターン目と同じ動きをするか、《アーゴヨン&アクジキングGX》のGXワザでサイドを取りきります。

カードの採用理由

それでは、各カードの採用理由を説明していきます。

《カイリューV》3枚

このデッキのメインアタッカーです。

Vであるため後手1から殴れ、取られるサイドも2枚という優秀なポケモン。HPが230と低いため1体で殴れるのは1度きりの想定。2度殴ることがプランに織り込まれている為、サイド落ちケアの3枚採用です。

《アーゴヨン&アクジキングGX》1枚

GXワザでゲームを〆るためのカード。最後に使うカードであり、使わなくてもよい場合もあるため1枚採用。

《カプ・コケコ◇》1枚

《カイリューV》《アーゴヨン&アクジキングGX》《クワガノンV》の3エネワザを撃つために使うカード。《ピーピーマックス》と併用してゲームエンドまで安定して雷エネを供給するために使用する。

《デデンネGX》《クロバットV》2枚1枚

スタートの要求が、《カイリューV》、《ダブルドラゴンエネルギー》、《かるいし》、《こだわりハチマキ》、《カプ・コケコ◇》OR《ピーピーマックス》であり、これらの採用枚数が平均して3枚であることから20枚はドローする必要がある。

初手の手札7枚。《博士の研究》7枚。《デデンネGX》6枚で合計20枚。引き足りなかった時のために追加のドローとして《クロバットV》を使用する場合がある。そのための2枚と1枚。

《カプ・テテフGX》2枚

前述した20枚ドローのために《博士の研究》を持ってくる必要があるため採用。また、ベンチのポケモンを倒すための《グズマ》、《キバナ》で後続のポケモンに《雷エネルギー》を付けつつ《ダブルドラゴンエネルギー》や《グレートキャッチャー》を持ってくる動きをするために2度使うタイミングも多いため2枚採用。

《クワガノンV》1枚

《カイリューV》は250ダメージしか出せません。VMAXをワンパンすることは出来ません。

Vを倒した後はVMAX以外のポケモンを倒すことがこのデッキのプランです。

しかし、VMAXしか立たないデッキが存在します。《トゲキッスVMAX》や《インテレオンVMAX》デッキです。しかもこれらのデッキは耐久デッキでワンパン出来ないデッキはそのまま盤面をコントロールされて負けてしまいます。しかし、それらのポケモンは雷弱点で、《クワガノンV》で倒すことが出来ます。

そのほかにもグッズロックが生きるデッキはたくさんあります。当初は2枚採用でしたが、メタカードのため1枚採用としました。

《アルセウス&ディアルガ&パルキアGX》1枚

これはまだ試験段階なので必要かどうかわかりません。2枚目の《クワガノンV》との調整枠です。

テーブルトップのエクストラにはまだまだ《ウルトラネクロズマ》デッキは多く、かつ苦手対面で、《フィールドブロアー》や《混沌のうねり》を採用しているのもそれをメタったからですが、非エクへのメタカードとして三神を採用しています。

《クイックボール》《ハイパーボール》4枚2枚

初動で20枚ドローしたいこのデッキは、アタッカー以外にも《デデンネGX》と《カプ・テテフGX》を持ってくる必要があります。また、《カプ・コケコ◇》を採用しているため、トラッシュに《雷エネルギー》を送る必要があります。ボールのコストにそれをあてながらドローポケモンを持ってきます。

安定のためにもう少しボールを採用したいところですが《トレーナーズポスト》を3枚採用していることもあり合計で6枚の採用としています。

《バトルサーチャー》3枚

序盤にボールなどのコストの支払いにあてた《キバナ》や初動で使った《博士の研究》《グズマ》をもう一度使いたい際に使用します。《カプ・テテフGX》を2枚採用していること。《トレーナーズポスト》を3枚採用していることもあり3枚採用としています。2枚でもいいかもしれません。

《ピーピーマックス》3枚

《カプ・コケコ◇》や《キバナ》を併用しながらゲームエンドまで《雷エネルギー》を安定供給してもらうためのカード。《ピーピーマックス》は運ゲーカードですが、それを運ゲーとしないため《雷エネルギー》を10枚採用しています。

《トレーナーズポスト》3枚

このデッキは必要牌が多いデッキにも関わらずサーチをしてカードを揃えていくのではなくドローをして必要牌を揃えていくため、引きにムラが生じます。それを解決するためのカードです。

《フィールドブロアー》2枚

このデッキにおいて、とても重要なカードです。

タッグチームをワンパン圏外に押し上げる《闘魂のまわし》やプランの要求値を満たすためのドローポケモンの特性をなくす《サイレントラボ》《頂への雪道》がこちらのプランを否定するカードです。それらをこの《フィールドブロアー》で解決することが出来ます。

また、デッキの性質上1ターン目にスタートポケモンを逃がすことが必要なため、スタートポケモンに《かるいし》を付けることになり、後半それがアタッカーだった場合に付いている《かるいし》を剥がして別のどうぐを付けたい場面が存在することもあり、2枚の採用となっています。

《パソコン通信》1枚

《トレーナーズポスト》の採用理由と同じです。

《こだわりハチマキ》《かるいし》《ぼうけんのカバン》2枚2枚1枚

タッグチームを相手にする場合、後手1で倒すためにスタートポケモンに《かるいし》と《カイリューV》に《こだわりハチマキ》をつける必要があります。ゲームプランとして重要なカードなのでサイド落ちは許されません。また、《こだわりハチマキ》2枚《かるいし》3枚という採用もあるかと思いますが、この両カードが必要な場面が多いため1枚を現物ではなく《ぼうけんのカバン》としています。ただし、現物を減らしている兼ね合いで、相手が《フィールドブロアー》を2枚以上採用している場合、後半に《かるいし》が足りなくなって困る時があるかもしれません。

《闘魂のまわし》1枚

三神ザシアンとミラーへのメタカードです。《カイリューV》のHP230+40=270で、オルタージェネシスGX込みの《ザシアンV》230+30=260。ミラーの《カイリューV》の250に耐えるために採用しています。その外にも使い道はたくさんあると思いますが《ぼうけんのカバン》を採用していることと、メタカードなので1枚採用です。

《グレートキャッチャー》1枚

ベンチにいる《デデンネGX》やタッグチームを呼び出してこちらのプランを通すためのカード。

《混沌のうねり》2枚

このデッキは後手を取りたいデッキなので、相手に先手を渡します。ドローをポケモンの特性に頼っているので先手の《サイレントラボ》や《頂への雪道》で詰んでしまいます。それらのスタジアムを剥がすため、貼られないために採用しています。また、《ウルトラネクロズマ》デッキが苦手対面なので殴らせないターンを作る目的でも使用します。

《博士の研究》2枚

こちらのプランを通すために20枚ドローをするために必要なカード。サイド落ちは許されないので2枚採用です。

《グズマ》1枚

1ターン目、2ターン目と《博士の研究》を使わずに済んだ場面で積極的に撃っていきたいカード。相手に《ソーナンス(がまんのかべ)》が立ってしまった時に《カプ・テテフGX》から持ってきてベンチに下げてから動く際にも使いたい1枚。

《キバナ》1枚

トラッシュから《雷エネルギー》をつけ、《ダブルドラゴンエネルギー》を持ってくれば即座に後続を育てられます。

手札に《ダブルドラゴンエネルギー》があるならば、《グレートキャッチャー》などの足りないカードを持ってこれるため、とても優秀なカードです。

《アセロラ》1枚

《カイリューV》のドラゴンゲイルというワザは自身のベンチポケモンにも20ダメージを与えます。これを嫌って《バリヤード(ベンチバリア)》を採用している構築もありますが、採用しないことで全てのポケモンを回収することが可能となる便利なカードです。

《グズマ&ハラ》1枚

《ダブルドラゴンエネルギー》とポケモンのどうぐを持ってこれるサーチカード。この2つは《カイリューV》が殴りだすために必要なカードで、ドローで引けなかった裏目を見たくない際に使います。また、《闘魂のまわし》が必要な相手にピン挿しの《闘魂のまわし》をドローで引いてくることはほぼ不可能なのでこれを使います。

《N 》1枚

《博士の研究》以外の追加のドローサポート兼相手に蓋をするカード。

《ダブルドラゴンエネルギー》4枚

《カイリューV》が殴るため、《アーゴヨン&アクジキングGX》で〆るために必要なカード。これがなければ始まらない。絶対に引きたいカードなので4枚。

《基本かみなりエネルギー》10枚

《ピーピーマックス》を運ゲーカードにしないための10枚。

候補カードの不採用理由

ここからは、候補となりえるカードの不採用とした理由です。

《ゼラオラGX》

逃げのコストが必要なくなるカード。一見して相性が良さそうに見えるがそのためにはエネを貼らないといけなく、テンポを取っていくためにはエネを貼る余裕はないため不採用。

《バリヤード(ベンチバリア)》

《カイリューV》のデメリットを打ち消すポケモン。この《カイリューV》デッキはテンポを取っていくのがコンセプトなので、こちらのベンチにダメカンが乗ろうがその前に勝つプランを取るため気にする必要がないと判断。また、こちらはルール持ちのたねポケモンばかり採用しているので自傷だけで倒れることもなく、相手に殴られればワンパンされるポケモンばかりなので20ダメージが不利に働く盤面も少ない。前述した《アセロラ》が自傷をデメリットからメリットに変えてくれている点も不採用理由。

《バトルコンプレッサー》

《カプ・コケコ◇》と相性のよいカードだが、ドローをしていく中で《雷エネルギー》はしっかり引けるため不採用。《ピーピーマックス》を採用していることもあり山札から《雷エネルギー》が減ることで《ピーピーマックス》が弱いカードになってしまうのも理由の一つ。

《やまびこホーン》

強いカードだが、これを使いながら《グズマ》なりで前に持ってきて、出来上がったアタッカーで倒すにはプレイアブルでないと判断し不採用。

《嵐の山脈》

とても《カイリューV》に相性の良いカード。《グズマ&ハラ》ですべてが揃う。ドローで補えば絶対採用しないといけないカードでもないので余裕があれば安定構築のために採用したいが、《混沌のうねり》に重きを置いたため不採用。

《頂への雪道》《サイレントラボ》

テンポを取っていくデッキなので相手に蓋をする意味でも採用したいカード。

ただ、終盤までドローポケモンの特性に頼ることも多々あり、自分の首を絞めることが多かったため不採用。

おわりに

みなさん《カイリューV》はいかがだったでしょうか。

全てのメインアタッカーを後手1から倒すことが出来るポケモン。魅力的すぎます!

《カイリューV》はメタの上位に食い込むこと間違いなしです!

是非みなさん一度遊んでみてください!

それではまた!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?