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オタクのEDHデッキ紹介《打ち砕かれた者、ジョン・イレニカス》

皆様初めまして。
本記事に目を通して頂きまして誠にありがとうございます。
伊集院と申します。

私の記事では新しい統率者デッキを作成する度に紹介していく内容にしようと考えています。

レベル帯としては5~7付近を想定していつも組み上げているつもりですが、あくまでファンデッキという事で温かい目で読んで頂けると幸いです。

さて、そんな記念すべき第一回目は今自分が最もハマっている
《打ち砕かれた者、ジョン・イレニカス》を統率者にしたデッキをご紹介したいと思います。

《打ち砕かれた者、ジョン・イレニカス》とは一体どんな能力なのか嚙み砕いて説明させて頂きますと、
自分のターンの終了ステップの開始時に、自分がコントロールしているクリーチャー1体を対象とし、それを自分以外の誰かに+1/+1カウンターが2個乗ってかつタップ状態で第三者に押し付ける『差し上げる』能力となっております。

また、その間そのクリーチャーは使嗾され、「生け贄に捧げる事が出来ない」を持ち、自分が『差し上げた』クリーチャー1体が攻撃する度にカードを1枚引ける、という能力となっております。

ここまで聞いただけでこの後の展開をすぐさま予想できたアナタはよほどの統率者オタクでしょう。
そう、なんとこの統率者は『デメリットがドギツいクリーチャー1体を対戦相手に差し上げる事が可能』になるのです。

「デメリットがドギツいクリーチャーって何やねん」
そんな視聴者の方の為にオススメクリーチャーを3枚ご紹介させて頂きたいと思います。

①《光網の観察者》or《鋼のゴーレム》

《光網の観察者/Grid Monitor》
《鋼のゴーレム/Steel Golem》

この2枚は異なるカードではありますが、能力は全く一緒です。
このクリーチャーを対戦相手に押し付ける事によって対戦相手は今後二度とクリーチャー呪文を唱えられなくなってしまうので、生物を主体とした相手に押し付けると非常にGoodです。
※《鋼のゴーレム》はウェザーライトというパックでも収録されていますが、テキストが昔の書き方になっている為10ED版を購入する事をオススメします。

②《ファイレクシアの魂喰らい》

《ファイレクシアの魂喰らい/Phyrexian Soulgorger》

能力やフレーバーテキストが色々書いてありますが要はアップキープの開始時に経年カウンターの数だけ生け贄を要求するクリーチャーです。
まぁ3マナで8/8のクリーチャーなんですからこれぐらいのデメリットが無いとダメですよね。
ですがこちらのカード、なんと《打ち砕かれた者、ジョン・イレニカス》で押し付ける事によって『生け贄に捧げる事が出来なく』なる為、
そのプレイヤーが累加アップキープコストを支払おうが拒否しようが3マナ10/10として押し付ける事が可能なんです。
トランプルを持っていない事が玉に傷ですが、3マナでこれ以上のサイズは他に居ないと思います。
尚、こちらのカードはコールドスナップのみで収録されている物なのですが、The Listにも再録された為とてもお安くなっているのでぜひ買ってみて下さい☆

③《漆黒のドレイク》

《漆黒のドレイク/Ebon Drake》

3マナ飛行3/3というサイズの代償として自分を含むいずれかのプレイヤーが呪文を唱える度にライフを1点失う、という能力のクリーチャーです。
コンボを多数搭載しているデッキ相手には刺さると思います。
大体1周するまでにそのプレイヤーのライフを軽く10点程ライフを削ってくれると思います。
また、こちらの能力はダメージを与えるのではなく『失う』な為、何らかの原因でダメージを受けなくなってしまった対戦相手でも倒す事が可能です。
対戦相手に押し付ければ飛行5/5のクリーチャーとして戦ってくれるのでとても場持ちも良いと思います。

さて、強力なデメリット持ちクリーチャーの紹介も済んだので
皆様お待ち兼ねのデッキリストのご紹介をしたいと思います。

こちらは晴れる屋さんで登録した私のデッキリストです。
勝ち筋としては《タッサの神託者》&《Demonic Consultation》or《汚れた契約》のコンボか、対戦相手同士で消耗させあう事になりますので、
ブロックされないクリーチャーや《Mystic Remora》等のドローをサポートするカードをたくさん入れた方が良いです。

また、せっかく相手に押し付ける生物が場にあっても《打ち砕かれた者、ジョン・イレニカス》を除去や打ち消しされてしまっては目も当てられない為、打ち消し呪文は多めに入れて良いと思います。
《ウルザの物語》でデッキから持ってくるべきカードは《太陽の指輪》、《魔力の墓所》あたりが候補になると思います。
また、《打ち砕かれた者、ジョン・イレニカス》を守ってさえいれば勝てる為、《呪文滑り》も採用しています。

《呪文滑り/Spellskite》

尚、私が組み上げたイレニカスデッキの中には起動系能力持ちや、場に出た時能力を持ったクリーチャーもほぼいない為、
《倦怠の宝珠》や《呪われたトーテム像》なんかを入れるとより安定してイレニカスを守れる様になるのでオススメです。

さて、最後にはなりますが私がオススメするイレニカス向けのオタクカードをご紹介して今回のデッキ紹介を終わりたいと思います。

《アーボーグの邪眼/Evil Eye of Urborg》
《深淵の迫害者/Abyssal Persecutor》
《川の殺し屋、シグ/Sygg, River Cutthroat》

また、《打ち砕かれた者、ジョン・イレニカス》を使うにあたって気を付けなければいけない注意点も記述しておきます。

①対戦相手Aがゲームに敗北した場合、対戦相手に押し付けていたクリーチャーはどうなるのか?
A.自分の場で戻って来ます。
《排斥》等で追放されてしまった自分がオーナーであるカードについては戻ってきませんが、対戦相手が敗北する事によってゲームから離れた場合、あなたの場でそのプレイヤーがコントロールしていたクリーチャーを全て戻します。
意外と勘違いされている部分になりますのでお気を付け下さい。

②自分がゲームに敗北してしまった場合、押し付けていたクリーチャーはどうなるのか?
A.あなたが敗北する場合、あなたがオーナーであり対戦相手に押し付けていたカードは、全てゲームから追放されます。
上述している①の部分と合わせてごっちゃになりやすい部分なので気をつけて下さい。

③対戦相手に複数体のクリーチャーを押し付けていた場合、ドローは複数回出来るのか?
A.可能です。
例えばそのプレイヤーに4体のクリーチャーを押し付けており、4体のクリーチャーでいずれかのプレイヤーを攻撃した場合、その数に等しい枚数のカードを引く事が可能です。
また、イレニカスの能力は「あなたがオーナーであるがコントロールしていないクリーチャー1体が攻撃するたび」ですので《金粉のドレイク》等でコントロールを交換していても誘発しますのでご注意下さい。

《疫病の肉裂き/Plague Reaver》

④《疫病の肉裂き》について
こちらのクリーチャーとイレニカスがあなたの場に存在していた場合、あなたの終了ステップに同時に誘発する為、どちらを先に解決するのか好きな順番で選ぶ事が出来ますが、
相手に押し付けたとしても誘発能力自体は残ってしまっている為、一度自分の盤面のクリーチャーが全て死滅してしまいますので採用する際にはご注意下さい。(2敗)


以上となります。



ここまで読んで頂き誠にありがとうございました!
また新作のデッキを作成したら定期的に記事を書いていきたいと思いますので応援して頂けると幸いです。

皆様良い統率者ライフをお過ごしください☆

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