オタクのEDHデッキ紹介《大虐殺の審美家、ジュディス》
皆さんお久しぶりです。
ゴールデンウィークは楽しく過ごせましたでしょうか?
私はマジック漬けの日々を送れたのでとても満足した休日になりました✌️
さてそんな話はさておき、前回の投稿からだいぶ時間が経ってしまったのですが今回紹介するのはカルロフ邸殺人事件で収録された《大虐殺の審美家、ジュディス》です。
能力を簡単に説明すると、あなたがインスタントorソーサリーである呪文を唱えるたび、以下から1つを選択する、という物になります。
①その呪文は接死&絆魂を得る
②「死亡した時各対戦相手に2点のダメージを与える」を持つ2/2のインプ・トークンを1体生成する
①に関しては分かりやすく言うと稲妻を唱えた際、その稲妻は接死と絆魂を持つ3点火力になる、という事になります。
本デッキではこの能力を 悪用 有効活用していく事がメインとなります。
また、②の方を選ぶ場合は先に①の方で相手の生物を狩り尽くした後に作成するのがオススメです。
(※よく勘違いされるのですが1/1の死亡時1点の悪魔ではなく死亡時2点の2/2インプトークンを作成します)
では早速本デッキにおける相性の良いカードの紹介を、していきます。
まずこのデッキに欠かせないのが上記の様な対戦相手のクリーチャーにだけ全体火力を飛ばすカードになります。
《ミジウムの迫撃砲》のようなカードでも良いのですが、ジュディスを唱えた後すぐに打てるようにマナコストを極力抑えたいので出来れば1マナ〜2マナのカードにするのがオススメです。
また、《神々の憤怒》や《兄弟仲の終焉》のような全てのクリーチャーに火力を与えてしまう呪文だと自分のジュディスもろとも殺してしまうのでご注意下さい。
こちらはアイスエイジというセットにしか収録されておらず、日本語名が存在しないカードとなります。
効果を簡単に説明すると、Fire Covenantを唱えるための追加コストとして、X点のライフを支払う必要があります。
そして望む数のクリーチャーを対象に取ります。
Fire CovermentはそれらのクリーチャーにX点のダメージを望む様に割り振って与える、というカードになります。
(誰に何点を割り振るかは呪文の解決時に決めるのでとりあえず全部対象に取ってしまって大丈夫です。)
ジュディスがいればX点ライフを払った数だけ対象を取って1点ずつ割り振り、そして接死だけではなく絆魂も得ているため、支払ったライフは全て帰ってくるため3マナの対戦相手のクリーチャーだけ全て破壊するという呪文に早変わりします。
再録していないので少々お値段がするのが玉に瑕です…
クリーチャーに対してばかり接死ビームを撃ちまくった所で勝てる訳ではなく、殴るには勝利するまでに時間がかかり過ぎてしまう為こちらのカードを採用しています。
効果は少しややこしいのですが、各対戦相手は秘密裏に「黙秘」or「密告」に投票します。
その後票を開示し、もしも全員が「黙秘」を選んだ場合、各対戦相手に4点ずつのダメージを、
もしも全員が「密告」を選んだ場合、各対戦相手に8点のダメージを与える、という物になります。
しかしそれだけでは絶対に全員が「黙秘」に投票をしてただ4点ずつ与えただけで終わってしまいとても弱くかつ面白みのカケラもありません。
そこでこの呪文の一番面白い所が、もしもプレイヤーAさんだけが「密告」を選択し、BさんとCさんが「黙秘」を選んだとします。
その場合キチンと「密告」をしてくれた親切なプレイヤーのAさんはライフを失う事がありません。
その代わりに「黙秘」を選択していたプレイヤーBとCさんにはキツいお仕置きとして12点ずつのダメージを与える、という物になります。
この駆け引きがある為「俺だけは密告するから許してくれぇ!」と思って密告に投票したら3人が全員密告(全員に8点ダメージ)になったり、全員が疑心暗鬼になる面白いパーティ会場へと変貌します。
(しかもジュディスにより絆魂が付くので私は回復もしちゃいます)
まるでボードゲームを遊んでいるかのような楽しさを味わえるので皆さんもぜひこのカードを購入してみて下さい♪
上記と同様に勝ち筋の1つとして採用しています。
効果は自分を含む全てのプレイヤーは自分がコントロールしている基本ではない土地1つにつき2点のダメージを与える、という物になります。
普通に使うと自分もとばっちりを受けて痛い呪文なのですが、ジュディスがいればこの呪文にも絆魂が付与されるため、自分を含む全てのプレイヤーに与えたダメージ分のライフを回復出来るのでむしろライフが増える形となります。
昨今3色土地やら統率の塔やら色を出しやすくなった反面、単色デッキ以外の人は結構基本土地の枚数を削っている傾向があるので、以外とこのカード1枚で1人に18点ぐらい叩き込む事が可能です。
2マナと軽くインスタントタイミングで打てるのでぜひ採用してみて下さい。
黒や赤のデッキでは基本的に1度使い終わったインスタントやソーサリーは墓地にいってしまい、再利用する事が難しい為こちらのカードを採用しています。
効果は自分のアップキープの開始時に墓地にあるインスタントorソーサリーであるカードを1枚ランダム(無作為)に墓地から手札に戻す、という能力になっています。
これにより上記で説明した《囚人のジレンマ》や《発展の代価》、《猛火の斉射》等の呪文を何度でも使い回す事が可能になります。
あくまでどのカードが手札に戻るのかはランダムなのですが、もしも墓地にインスタントorソーサリーが1枚しか無い場合はそれが確定で手札に戻す事が可能なので積極的に再利用していきましょう。
先に強く説明しておきます。
本カードがこのデッキで一番強いオリカです。
能力は全てのプレイヤーの墓地にある望む数のクリーチャーやプレインズウォーカーを対象に取ります。
その後、対象にしたクリーチャーやプレインズウォーカーをあなたの場で戦場に戻し、その合計マナコスト分のダメージを受ける、という物になります。
普通に使えばマナコスト4,4,5のクリーチャーを場に戻そうとした場合その代償として13点のダメージを受けてしまうのですが、ジュディスで接死と絆魂を付与すると戦慄衆の指揮によって受けてしまったダメージをそのまま回復する事が出来る為、
簡単に言えば自分を含む全ての墓地にあるクリーチャーとプレインズウォーカーをたったの6マナで自分の場に出す事が出来ますので絶対に採用しましょう。
(※9マナの《闇の領域の隆盛》も顔負けのオリカに早変わりします)
さて、長くなりましたがそろそろデッキリストの公開をしていこうと思います。
正直この統率者は作成者の好みが強く出る(自由枠が多い)デッキなのであなた好みのリストに弄りまくって頂いて構いません。
細かいパーツの説明もしたい所ですが、先ほども説明したら通りこのデッキには自由枠が多く、まだまだ改善や改良の余地も沢山あると思うのでその辺のコンボの説明は省かせて頂きます。
ですがジュディスの能力において1つだけ知っておいて欲しい知識があるのでそこだけご説明させて頂きます。
まずジュディスに似たような能力として《死に到る霊》というカードが存在します。
こちらは良く勘違いされるのですが、全く似て非なる能力となります。
こちらの《死に到る霊》もジュディス同様にインスタントorソーサリー呪文に対して接死を与える能力があるのですが、こちらのカードは呪文の解決前に場を離れてしまうとスタック上に存在する呪文には接死が付与されなくなってしまうという大きな違いがあります。
あくまで《死に到る霊》が場に存在する限りそのインスタントやソーサリーが接死を持っているだけなのです。
しかし今回の統率者である《大虐殺の審美家、ジュディス》は呪文を唱えた際に誘発してしまう為、スタック上でジュディスが除去されてしまった場合でも関係なくその呪文に接死と絆魂を与える、というとても大きな違いがあります。
この違いを知らない人が結構たくさん居たのでこのデッキを使おうとしている貴方はぜひこの違いを知っておいて下さい。
さて、長くなりましたが以上で本デッキの紹介を終わりにしたいと思います。
本当は4月末ごろに記事を投稿したかったのですが「ま、明日やればいっか」を繰り返していたら気づいたらいつのまにか5月に入ってしまっていました…
次回のデッキ紹介はちょっと強すぎてガチ統率者寄りの構築になってしまった《落星の学者、ロクサーヌ》のデッキ紹介記事を書こうかなと思っています。
いつもこんな私の記事を読んで頂きましてありがとうございます🙇♂️💦
過去に投稿した記事に対して「スキ!」やフォローをして貰えると通知が入るので、記事を書く意欲にとても繋がりますのでよろしければぜひ押していって頂けると励みになります!
それでは皆様、よいEDHライフを♪
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?