EDHデッキ紹介 ゴアガッツ団の親分、ラッガドラッガ/Raggadragga, Goreguts Boss

・デッキレシピは下記リンクを参照。

・私見を交えた簡易紹介文
バルダーズゲートに収録されたカードで、唯一統率者デッキを作ろうという気になった方。
カラーはグルール(赤緑)。
マナクリをムキムキにしてビートを刻むか、重量スペルでチェインして勝つデッキです。
今回は後者のつもりで組んでいますが、ドラニスの判事やアゾリウスの造反者ラヴィニアなどのスタックスを死ぬほど踏むので困ったら前者で何とかします。

・具体的なコンボカード
ヴィリジアンの社交家、野生の心セルヴァラ、養育者マーウィン、鷺刃の精鋭のパワー分マナが出る四天王(2022/09現在)がいるときに、7マナ払ってカードを唱えるとラッガドラッガの能力でパワーをあげながらアンタップできます。
素のパワー(1)+ラッガドラッガのロード能力(2)+ラッガドラッガの誘発能力(7)で概ね10マナひねれるようになるので、高カロリーなカードを連打できます。
特にX呪文と相性がよく、召喚の調べや破滅の終焉から永遠の証人→ETBで回収→ティムールの剣歯虎か巨大猿コグラに繋がり無限に連打できます。
余ったマナで7の倍数修正+トランプルが入るのでぶん殴りましょう。(ピン除去はラッガドラッガの誘発に対して飛んでくるはずなので考慮していません。)
上記の2枚以外に採用したX呪文は緑の太陽の頂点、害獣の侵入、原初の力、髑髏砕くの一撃/鎚の山道、髑髏砕き、そしてほぼオリカのワーム呼びです。
X呪文では無いですが、イシュサーの背骨はETBで自身を叩き割るループができます。
威圧の杖も一度パンプを当てれば無限マナ+αになります。
また、土地は生物化すればロード能力の範囲に入る+誘発能力で7点上がるので、墨蛾の生息地はワンパンカードになります。(事前にクリーチャーにすることと召喚酔いに注意。)

・条件ありの相方
夢の円環のドルイド(頭数7)、ケイラメトラの侍祭(信心7)、ティタニアの僧侶(エルフ7)、東屋のエルフ(ガイアの揺籃の地+成長の揺り篭ヤヴィマヤ+頭数7)。

・プレイ時の注意
一度ネタバレすると四天王を親の仇のごとく処されるので覚悟しましょう。

---------以下不採用カードのメモ--------
・太陽を破壊するものはほぼ唯一単体での出し入れが可能な生物なのですが、キャスト9マナ+起動2マナの11マナ必要です。初動の四天王はキャスト後でも10マナ想定で足りず、踏み倒すとカウンターが乗らないので戻せない。

・あおり立てはワーム呼びと同じ部類のオリカだが赤マナが出る相方が少ない。

・暗黒のマントルは四天王に装備すれば無限マナが出るのですが、単体では勝てないのが悩みどころ。

・ギャンブルは優秀なサーチなのですが個人的に好きじゃないので抜いてます。

・異界の進化は威厳の魔力など四天王以外のカードへのアクセスが難しいです。また1t目マナクリから2t目進化できるのですが、3t目ラッガドラッガの着地時に結局寝かすことになり、4t目まで土地を引けていないと初動の7マナが出ません。現在の構築は土地を絞っている点も加味して抜きました。

・速攻付与が永遠の課題になります。タクタクの瓦礫砦や歓楽の神ゼナゴスあたりが生物サーチで呼べる点を加味しておすすめです。速攻付与兼除去除けとして稲妻のすね当てはよきカードなのですが、着脱の必要があり結局除去は踏むので抜きました。

・X呪文として無謀なる歓喜の行進があるのですが、X=5でプレイしても二枚しか使えない点。赤いカードが少なくピッチキャストが難しいという点で見送りました。

・単純にカロリーが高いカードとしての魂火の噴火、暴動、エズーリの捕食、硫酸の波。超過でラッガドラッガを11点二段攻撃トランプルが狙える壮大な決戦。

・豆知識ですがニクス咲の古きものと飢餓の声ヴォリンクレックスはロード能力と疑似警戒の範囲です。

・コンバット経由で勝てないとき用の直接火力として投げ飛ばし系や稲妻など。無限に回収できるので連打すれば勝てますが、投げ飛ばしは対象変更に注意しましょう。