EDHオブのコンボパーツ【マナ供給編】
どうも、シーエフです。
EDH(統率者戦)で《囚われの黒幕、オブ・ニクシリス》を統率者として使用しており、そのデッキで使用しているカードについて、紹介したりしています。
今回は、今後デッキのコンボを紹介する上で、コンボパーツを分類してまとめておくと便利だと思ったので、コンボに使用するコンボパーツを紹介していきます。
1つの記事でパーツを全て紹介すると、かなりのボリュームになってしまうので、役割ごとに分けて紹介します。
今回は、マナを供給してくれるカードです。
マナ供給
コンボをする上で、マナを供給してくれるカードは重要です。
まぁ、コンボをしなくてもマナはとても大事です。
特に、オブは、唱えるカードを大量に供給してくれますので、そのアドバンテージを無駄にしないためにもマナはたくさん確保しなければなりません。
ただ、今回は、マナファクトの紹介などではなく、コンボをする上で、コンボの過程でマナを供給してくれるカードを簡単に紹介していきます。
主にオブ使いの目線で解説していきますが、他のデッキで活用できることもあると思いますので、参考にしてもらえれば嬉しいです。
プレイ誘発・唱える誘発のカード
《秘本に縛られし者、プロスパー》 【プレイ誘発】
と言いつつ、早速、他ではちょっと使いづらいカードの紹介です笑
追放領域のカードをプレイするたびに宝物が出ます。
宝物は良いですよね。好きな色のマナが出せますし、とっておいて後で使うこともできますし。
オブの場合は、アーティファクトが戦場に出たとき誘発、アーティファクトが墓地に落ちたとき誘発、パーマネントを生け贄に捧げたとき誘発など、様々な誘発で1点当てるカードが入っているので、宝物はとても相性が良いです。
オブで追放したカードをプレイするだけで宝物。本当に素晴らしいカードです。
《語りの神、ビルギ》 【唱える誘発】
こちらは、追放領域に限らず、なんでも呪文を唱えたら赤マナをくれます。
しかも、そのマナはフェイズやステップをまたいでも持ち越せるので非常に便利です。ちなみに、これはマナに付随する効果なので、ビルギがいなくなってもターン終了時までなくなったりしません。
《まばゆい肉掻き》 【唱える誘発】
こちらは、誘発条件が無色の呪文限定になってしまったので、先の2枚と比べると、マナ供給の能力は控えめ。
ただ、マナ供給は、落とし子トークンという形でくれるので、他にも色々活用できて、良い感じです。無色マナしか出せないのはご愛嬌。
さらに、無色のクリーチャーが出ると1点を飛ばしてくれるので、かなりオブと相性の良いカードです。もちろん、落とし子が出ても1点飛びます。
生け贄誘発・死亡誘発のカード
《犯罪小説家》 【生け贄誘発】
アーティファクトを生け贄に捧げると赤マナが出ます。ついでにちょっと大きくなります。
まぁ、基本的には、宝物をサクると2マナ出るようになるカード。
実は、+1/+1カウンターが載る効果も重要で、《活性機構》とサクリ台で無限コンボになったりします。
1.アーティファクト(トークン)をサクる
2.小説家が誘発してカウンターが載ってマナが出る
3.機構が誘発してマナを払ってトークンを生成する
3で出たトークンをサクれば、ループします。少なくとも小説家が無限に大きくなりますが、サクリ台によって、無限マナや無限ダメージになりますね。
《無慈悲な略奪者》 【死亡誘発】
自分のクリーチャーが死亡すると宝物が出ます。他のクリーチャーなので、自身が死んだ場合は宝物は出ないです。
何かに誘発して宝物を出すカードは、かなり便利なので、もし、新しいカードでそういう効果を見かけたら早めに確保しておきましょう。
このカードも優秀ではあるのですが、4マナというのが少々重いですね。その分タフネスが4と硬めになっているのは嬉しいですけど。
《ウラモグの手先》 【死亡誘発】
こちらはクリーチャーが死亡したら落とし子トークンを生成。このカードの場合は、自身が死亡してもトークンが出ます。
ただ、先ほどのカードとの大きな違いとして、トークンでは誘発しません。
まぁ、落とし子トークンを生成するので当たり前と言えば当たり前ですけど。
落とし子トークン自体は、誘発の種になるので悪くはないのですが、オブのコンボとしては無色マナだとコンボが成立しないことが多いので、現在は採用していません。
無色のアーティファクト・クリーチャーが増えれば、アリですし、コンボパーツという目線でなければ、結構優秀なカードなので、また採用されることも十分にありますね。
起動型能力(マナ能力)のカード
《ファイレクシアの供犠台》 【マナ能力】
最も有名なサクリ台の1つ。
墓地から唱えられるカードなどとお手軽無限コンボになったりします。
いざという時にクリーチャーを犠牲にしてマナを供給して呪文を唱えられたりできるのも優秀です。
クリーチャーがたくさん並べばマナ加速にもなりますね。
《アシュノッドの供犠台》 【マナ能力】
同じく、最も有名なサクリ台の1つ。
こちらは無色マナしか出せないため、クリーチャーを繰り返し唱えることは難しかったりしますが、2マナも出るため、マナ供給として優秀だったりします。
2マナでトークンを生成できるのであれば、無限にトークンが生まれて死んでいきます笑
スリヴァー・トークンに速攻とタップ能力を付与すれば、無限にその能力を起動できますね。
《巣穴の魂商人》 【起動型能力】
実質マナ能力みたいなものですけどね。マナ能力はスタックに積まれないので妨害されずに解決されます。一方起動型能力は、スタックに積まれて解決を待ちます。
こういうカードで妨害されることもなくはないので、この違いを認識しておくことは意外と大事です。
能力としては、クリーチャーを好きなマナに変換できる《ファイレクシアの供犠台》のような能力で、マナではなく宝物なのでさらに優秀。
ただ、起動に1点ライフが必要なため、無限コンボをする場合は、その過程にライフゲインを組み込むか、より多くのダメージを組み込むなどの工夫が必要となります。
《ブラッド・ペット》 【マナ能力】
こいつをサクると黒マナが出る使いきりの能力。
今まで紹介したカードとはだいぶ効果が異なりますが、オブのデッキ的にはクリーチャーをぐるぐるする上で、自身で自分のマナ分を確保できることが大事だったりします。
《スカークの探鉱者》 【マナ能力】
同じく自身をサクると、マナを出すカード。こちらは赤マナ。
正確にはゴブリンをサクるとマナが出るので、他のゴブリンをマナに変えたりもできます。
地味に《波止場の恐喝者》を墓地に送れることが大事だったりします。
《熱足ナメクジ》 【マナ能力】
オブで使ったことはないし、今後も使う予定はおそらくないですが、デッキによっては入り得るこのカードも紹介しておきましょう。
クリーチャーをサクると赤マナが出ます。この能力は赤単で使用する分には《ファイレクシアの供犠台》と基本的に変わりないですし、優秀な能力なのですが、本体が5マナと少々重いのが難点。
でも、《アガサの魂の大釜》や《壊死のウーズ》など、墓地に落として活用する方法もあるので、全然チャンスはあるカードだと思います。
そこまでメジャーではないため、こういうカードが欲しかったという人に情報が届けばと思います。
その他
《波止場の恐喝者》
皆さんご存じ、ぶっ壊れのインチキ過ぎるパワーカード。
このカードについて語り出すと余裕で何個も記事が書けてしまうので、今回は簡単に。
戦場に出たときに、対戦相手がコントロールするアーティファクトとエンチャントの総数に等しい宝物をくれます。一番多い人でもなく、エンチャントかアーティファクトのどちらかでもないです。おかしいです。
色が合えば入れない理由は見つかりません。まぁ、値段とか、構築に縛りをかけている場合など、入らないこともゼロではないと思いますけど。
ほとんどの場合、大量にマナを供給してくれるので、そのマナ以下でこいつを使いまわすことができれば、無限マナです。そんな感じで色んな無限マナのパーツになっていたりします。
最後に
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
何か使えそうなカードはありましたか?
基本的には自分用のメモとして記事を書いている側面が強いですが、誰でも見ることができるものとして公開している以上、少しでも誰かのためになればという想いがないわけではありません。
皆様のMTGライフを充実させるための一助になれば幸いです。
では、また!
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