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初めてのフジロック...に行ってきました(後編) 〜第十五回〜

お疲れ様です。
ライブ感想編です。
正直、フジロックで観たアーティストはどれも素晴らしくて、全アーティストの感想書きたいくらいなのですが、、、さすがにそれはしません笑

印象的だったのは、海外アーティストはもちろんですが、それ以上に国内アーティストが凄く良く見えたことです。環境とか、そういう部分も大きかったんですかね。

そして前夜祭含めたこの4日間が、私の音楽好き人生において一番の体験だったと思います。
どのライブも最高でした。


お金

と、まずはいきなりライブの話を期待されていると思うのですが、簡単ではありますがフジロックにかかったお金をまとめます。
会場内だけではなく宿代や、他の買い出し費用も込みです。私はお酒をのめません。ポカリオンリーです。

チケット代 52500円
宿代 45000円
新幹線代 12400円
装備代 25000円
シャトルバス代 2000円
期間中食費 11000円
期間中ドリンク代 5750円

計 153650円

大体ではありますが、このようになりました。
来年からは装備代はかかりませんので、もう少し減ると思います。


観たアーティスト


観たアーティストなのですが、、、

1日目

・Rei
・Lucky Kilimanjaro
・Erika De Casier
・マカロニえんぴつ
・Omar Apollo
・Awich
・The Killers
・Jax Jones

2日目

・Hedigan’s
・The Last Dinner Party
・Kitty Liv
・折坂悠太(band)
・くるり
・Sampha
・girl in red
・2manydjs (DJ SET)
・Hiroko Yamamura
・YIN YIN

3日目

・betcover!!
・おとぎ話
・WEEKEND LOVERS 2024 “with You”
・片想い
・RAYE
・ずっと真夜中でいいのに。
・Noel Gallagher's High Flying Birds
・Kenya Grace
・Oliver Tree
・250
・Los Rizlaz


The Killers





1日目 GREEN STAGEヘッドライナーです。

ずっと泣いてました。
本当にずっと泣いてました。

始まる前からワクワクしていて、キラーズのためにこんなにたくさんの人が待っているという状況に胸がグッと来てました。

いざ登場すると、


「フジロックにキラーズが、、、!」

という気持ちで、もう感無量で。

人生のハイライトだと思います、この90分間。
もちろん全曲知ってますし、歌えます。
中でも、私の大好きな曲「When You Were Young」この最初の音からもう嬉しくて嬉しくて。
そして、たくさんのオーディエンスの大熱唱。
恐らく、この日のThe Killersのライブは今後のフジロックの歴史、さらには日本で行われたライブの中でも最高のシーンとしてずっとずっと語り継がれていくと思います。
現に、私もあの日のキラーズをずっと擦り続けていくと思います笑

前にこの連載にも書きましたが、私にとって、本当になくてはならないアーティストで。
日本だと全然だよ、とか色々な声はあったと思うんですが、やっぱり最高のエンターテイナーで、ロックバンドで、スターで。会場のボルテージが最初から最高潮だったのをどんどん進むに連れて更新していく姿にやっぱりかっこいいなと思っていました。
あんなにボルテージがずっと上がってくるライブ。あのフジロックでのライブをあのまま真空パックしたいような、でも出来なくて。あのライブはあの日、あのまま、ずっとずっとあの場所に残っていくんだなと思いました。
それだけ素晴らしいライブでした。

ヘッドライナーをやらない年がないくらいのアーティストで、エンターテイナーです。ライブが良いのは知ってます。でも、こんなにエモーショナルでダイナミックなライブをすると思わなかったんですよね。

これから日本をツアーで飛ばすなんてことは減っていくと願っています。

それでもこのフジロックは辛い時これからも思い出すようなライブでした。


だからこそライブ、もっとしっかり見ればよかったなと...笑
でも泣いてたんで、ずっと。知らない人に肩組まれたりしたんですけど、それも楽しくて。あの日のGREEN STAGEのキラーズは本当に特別だったなと思います。
このバンドに出会えて良かったです。




Sampha





2日目WHITE STAGEです。

フジロックのライブならではだと思いました。
このWHITE STAGEの音響(というかフジロックは全体的に)がもう素晴らしくて。野外にあんなダイレクトながらも繊細な音の感じが伝わってきました。

その音響の良さと、アーティストが持っているエネルギーがピッタリハマったライブでした。

Samphaは歌はもちろんなんですが、その抜群な歌を支える演奏。そして完全に日が落ちたWHITE STAGEという抜群のロケーション。全てがマッチした完璧なステージだったと思います。

やはりSamphaのフジロックでのライブも、あのフジロックだからこその空気感でしたし。
目に見えてボルテージが上がるというようなライブではなかったと思うのですが、段々と観客と演奏のテンションがガッチリ密になっていく感覚がありました。
そんな体験も初めてで。良かったアーティスト、印象に残ってるアーティストです。



ずっと真夜中でいいのに。

ずっと真夜中でいいのに。って恐らくたくさんの人がGREEN STAGEノエル前であることに疑問を持ったアーティストだと思います。

そんな不安をこのライブで吹き飛ばしましたし、フジロック、ロックフェスでどのアーティストよりもロックバンドでした。

演奏の派手さだとか、顔出ししてないとか、ネット発だからとイロモノとして見られてしまう部分もあったと思います。
でもGREEN STAGEヘッドライナー前のスロットでこんなに堂々と自分達の音楽を軸をしっかりしながら見せれるアーティストって数えるほどだと思うんです。

終始、圧倒されていました。

どこで息しているんだろう、と気になってしまう程の高音の伸び。扇風機を楽器にしてしまう面白さ。顔を見せないアーティストだからこそ、シルエットでもわかるくらい派手に動きで表現していました。

ポップに見せかけながら、ライブでやってることは全くポップじゃないんですよね。

ライブを見る前、それこそフジロックに来る前は、毎日本当に真夜中でいいのにな、とか思っていて朝とか来なければいいと考えていました。
でも、最後にACAねさんが話してたこと。それを聞いて凄く勇気が出ました。確かに人は孤独かもしれないけれど、このずとまよのライブの時間はそんなことを感じなかったですね。

いままでみた国内アーティストのライブの中で一番良かったです。忘れられないライブです。
いつかヘッドライナー...でも観たいですね。



フジロックずっと行きたい

大切な、忘れられない思い出がたくさんできました。
大袈裟だよって笑われても全然良いし、音楽フェスだよ、たかが。と言われても全然良いです。
フジロックには絶対なにかあります。

確かに山の中です。
トイレは仮説だし、雨が降ったり、夜は寒かったり、たくさん歩いて足は痛いです。たしかに不便かもしれないけれど、何でも快適なフェスより少し苦労した方が思い出深いです。
目当てのアーティストがいるのも大事かもしれないけれど、それ以上にフジロックに行くというだけで、それだけで豊かな気持ちになります。
そんな環境で観るアーティストのライブは本当にかっこよくて気持ちいいです。

ライブ中、何度もテンションが急上昇してしまい普段しないようなノリ方をしたんですが笑

それもフジロックならではだなと。

自分が自分らしくいれるような場所だなと思います。

フジロック、私は一人で行きましたが、一人でも最高に楽しいですよ!

あの場所でライブを見ることに意味があります。
フジロック大好きです。
これからずっと行きます。
毎年あの場所で不規則な生活をして、音楽漬けの日々を送るためにまた1年頑張ります。


また来年必ずフジロックで会いましょう。


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