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近況報告: 生まれました

お久しぶりです!気づけば前回の更新から4か月。

ここ数ヶ月は沖縄に引越したり、産休に入ったりといろんな変化があったものの、つわりやその他の身体の不調のない妊娠生活があまりに順調すぎて、調子に乗ったことを書いてるとバチがあたりそうな気がしてなんとなく書けずにおりました。

調子がいいときほど最悪の事態も想像し、そうはなっていない現在に感謝すべしというのは母から受け継いだ教えというか厄除けのおまじないのようなもので、これを受けて私は長年、階段ではいつも自らが転げ落ちるシーンを想像しながら慎重に昇り降りしているというのは本当の話です。

しかしながら先月無事に子を出産し、母子共に健康ということでまた筆をとるに至った次第です。すみません、ちょっと久しぶりすぎて文体が定まりません。

予定日前の破水で計画していた無痛分娩はできず、普通に産むことになるもなかなか出てこず、赤ちゃんの心拍が落ちかけて帝王切開になりかけたりしつつも、私も子もなんとか踏ん張って、無事に産まれ出てきてくれました。

息子爆誕

出産と同時にホルモンがドバッと出て、どんなガッツ石松でも我が子は可愛く見える魔法がかかると聞いていたのですが、ホルモンの分泌が足りなかったのか、どう贔屓目に見てもガッツはガッツ。

今後かわいくなってくれることに期待したい、というのが我が子の顔を初めて見た瞬間の率直な気持ちでしたが、数日で無事にかわいい赤ちゃんができあがりました。

天使

他にも、出産前の自分からは想像できない、ホルモンによる良くも悪くもマジカルな心身の変化が自分の身に起きることを、恐る恐る、でも経験の一つとして楽しみにもしてたのですが、私の場合はそうした変化はほぼなく。

出産前、いろんなことについて「出産後に考えた方がいいよ」「出産後は考え方が変わるよ」ということを方々から言われ、自分が自分でなくなるくらいの変化が起きてしまうのかもしれないと、いろんなことを深く考えることを先延ばしにしていたりもしたのですが、当たり前ながら自分は自分のままで、少し拍子抜け。

妊娠、出産の体験って、人によってきっと本当に様々。辛い思いをした人も知っているので、たまたま身体へのダメージが少なく、子供もおそらく育てやすい方の子と思われる私の話を無責任に言いふらそうとも思いませんが、Twitterとかを見てると妊娠出産にまつわる体験談はどうしてもネガティブな話ばかりが流通しやすい気がして、もうちょっと気楽な話が出回ってもいいような。

そんな私でも、先日結婚記念日で外食をしようと夫の姉に息子を預けて出かけた瞬間、なんだか取り返しのつかないことをしてしまったような気持ちになり、寂しいのか不安なのか涙が止まらず。泣きながらレストランに向かう道中、自分にも母性が宿っていそうなことに安堵しながら、止まらぬ涙をおさめるため、やむを得ず約9ヶ月ぶりにビールを解禁したのでした。

ちゃんちゃん。

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