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大会ってなんだろう

3月21日から3月22日にかけて関西最大?日本最大?の草レース「六甲縦走キャノンボールラン」に出場してきました。今回で22回。年に2回やっているから10年も大会を続いている大会です。カテゴリーがいろいろあります。↓

僕はRAINBOWという六甲全山縦走の宝塚〜須磨浦〜宝塚〜須磨浦の1.5往復に参戦しました。距離139km(4kmぐらいロスト)タイムは32:30’15。累積獲得標高7700m。ロードも相当長いのにこの獲得標高。エグすぎる。

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装備はこんな感じ。北アルプス行った時とさほど変わらない装備でした。

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スタートの塩尾寺。ここから長い長い43km。過去出場経験のある女性2人にくっついていきました。

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名勝馬の背。

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往路のゴール須磨浦公園。ここから塩尾寺に折り返します。ここからは過去出場経験のある男性と一緒に。

一往復した塩尾寺では30分寝ました。

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途中果てしない階段を登りながら夕焼けがきれいだったり。

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海や四国が見えたり。

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何やかんやありすぎてゴール。

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過去100km超の大会は、上州武尊129k、FTR100、UTMF(雪で山中湖きららまでの129k)、おんたけ100k、信越五岳100mileなど色々でてきましたが、一番きつかった。ロード練ばっかりやっていたのでトレイル久しぶりすぎて全然登れなかった。

六甲独特の岩、硬い砂、長いロード、階段に完全にやられたのと、前日なぜかあまり寝れず、一日目の夜からずっと眠くて復路のほとんどを眠気と戦っていました。テングバーム塗りたくったのに豆がすごすぎて、最後の最後で潰れて一緒に走っていたランナーに絆創膏もらいました。その方と終わった後温泉、餃子食いに行き帰りの電車で眠気に抗うことができず起こしてもらったり。

もちろんメンタルも。走力よりもメンタル勝負なRAINBOW。この道もう一回通るのとかずっと考えていました。


そんなきついレースですがエイドがすごい。酒飲むために大会に出ている人もかなり多い。

アルコールは、樽生ビール(上方ビールというクラフトビールまで)・日本酒・焼酎・梅酒・チューハイ、ラム、ウイスキーあたりは見た。ビールだけいただいた。

食べ物は、レモンティー・コンソメスープ・豚汁・チーズパンスープ・粕汁・ミルクスープ・スープカレー・すまし汁などなどのスープずくしと、揚げ焼売・フライドポテト・フランクフルト・チキンナゲット・焼きそば・ちゃんこみたいなの・塩鶏じゃが・赤飯・ブラウニー。他にもまだまだあったけれど僕がいただいたもので覚えているのはこんな感じ。居酒屋やカフェなどが運営しているそうです。何いきましょうか?って聞かれたときには本当に居酒屋かっ!て感じでした。

エイドで宴会やっていて(比喩ではなく完全に宴会。花見してますみたいな)めっちゃ顔真っ赤で酒に飲まれていた人がいて、その後普通に走っていて追いぬかされました。キャノンボーラーはいろんな意味で狂っています。


さてここから本題。大会って何だろうなと。

多くの大会が中止になって実は僕もキャノンと同日、「Gaoligong by UTMB」という中国のレースにエントリーしていました。

が、1月早々に延期。なのでキャノンに出ることにしました。


こちらがキャノンボール のルール。

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その後大会直前に追加された注意事項。

昨今の事情を鑑み、昨日緊急の運営会議を行い、下記の内容が決まりました。1.受付に焼酎を設置(消毒用)
2.濃厚接触を避けるため開会式は中止。受付後各自スタート。
3.キャノンボール応援歌斉唱の代わりに受付で歌詞カードを配布。各自歌ってスタート。
4.参加者同士のハイタッチは禁止。かわりに親指と小指を立てて「アロハ〜」と挨拶する。
5.ゴールテープは張らず、ゴール地点に置いておくので、使いたい人は使ってもらう
6.ゴール撮影も廃止。フィニッシュバナーを貼っておくので各自記念撮影。

アロハーは二回ぐらいやりました笑


キャノンを運営されている方のnoteよんで共感。


自己責任って考え方はいろいろあるけれど、自己責任だからこそ人のことも気にすることもできるのかなと。今まで出たレースよりもランナー、エイドの人と会話した。

大会は大会だけれど、ある意味みんなで集まって走っているだけとも言える。それはキャノンボール 以外もそう。自分でエントリーして、そのエントリーしたことに関して誰にも責任はない。

国の要請に対して運営がどう判断するか。選手がどう判断するかは別のこと。開催しても出ない選択肢だってある。運営まかせではなく自分で考える必要がある。

中止になってもそれはその大会の判断。最近のUTMFの記者会見は感動した。トレイルランニングというスポーツってそういうスポーツなんだって学びになったことがいっぱい。

Podcastの100times100milesでトモさんが走る予定だったBarkley marathonsも中止に。いろんな経緯はぜひPodcast聞いて欲しい。

Youtubeで裸足ランナーの高岡さんとシューズアドバイザーの藤原さんがいろいろ話すのが好きで、今回の東京マラソン中止からの大会について色々話しています↓

ボロボロになっていますが、3月28日なにわ淀川マラソン走ります。キャノンより前にエントリーしていました。なんと3月22日までエントリー受付していました。対策はいろいろしているみたいですが、こういう大会があってもいいのかなと。

そんなことを書いていたらオリンピックの話でニュースが持ちきりです。

何のための誰のための大会なのか。

まとまりのない文章ですが、最近考えていたことをキャノン出てさらに考えが強くなったのでつらつらと吐き出してみました。

RAINBOWもう絶対でないと思いましたが、喉元過ぎればですでにまた。。。


今日の一曲 クラムボン「タイムライン」

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