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これまでではなくこれからが今を作る

”これまで”(過去)ではなく”これから”(未来)が今を作るのだと思います。

そう思った方が希望を持てる気がします。


「今は過去の行動の積み重ねの結果である。」

というのは大変その通りで、物理的に(熱力学的に?)考えれば時間の流れは常に過去から未来の一方向であることは否定しません。


ただ、人間の在り方・心持ちとして、未来が今を作るというスタンスの方が良いと思います。



というのも、まず第一に過去の因果が今を作っているだとしたら、自分の人生は生まれた瞬間から死を迎えるその時まで、全ての行動が決まっていることになってしまいます。

今を作った過去の行動は、それより過去の行動によって作られたことになり、その行動も、また更に過去の行動によって引き起こされたということになります。

延々遡ると、生まれた瞬間から(なんなら生命誕生の瞬間から?)自分の今は決まっていたということになります。

この考えに立つと、自分の意思とか可能性とかはあってないようなものということになり得ます。

こう考えてしまうと、自分の人生に対して卑屈になりたくもなります。


また、こんな形而上学的に考えなくったって、

「今まで上手くいかなかったし、今回も上手くいかないよ、、、。」

「俺はそういうタイプじゃないし、やらない方がいいかな。」

というような感じで、過去の経験から自分を小さな枠組みに収めてしまうことに繋がります。

それはもったいないことです。


もちろん、過去の経験が良い方向に働くこともあります。

しかし、それが原因で過去の経験に固執し、柔軟性を損なう可能性も考えられます。




過去ではなく未来が今を作っていると考えてみてください。



ああしたい、こうなりたい。

そんな夢や目標が今を作る。と考える。

「ああなりたいからこうしてみよう。」

「いつか○○をやるから、今はこれをやってみよう。」


この考えの方が自分の意思や可能性があるように感じます。



 ちなみにですが、

「未来はこうなると思ってはいるけど、それでもうまくいかない可能性もある。」

「イメージはできるけど、リアリティを感じられない。」

みたいになっている時は、まだ過去が今を作っているのだと思います。

一見未来から考えているようですが、失敗をイメージしているということは過去視点です。

過去の失敗体験がその邪念を作り出しているのだと思います。


ウルトラマンになりたい。プリキュアになりたい。お花屋さんになりたい。

そんなことを考えていた幼少期はその夢を信じて疑わなかったと思います。


子供の頃のピュアさに近い感覚でいるということが、未来視点で生きるということになります。



純真さ、活力、希望、可能性、そういったものを胸に生きるためにも、これまでではなくこれからが今を作っていると考える方が良いと思います。





あくまでも心の持ちようの話です。合う合わないはあると思います。


最終的に言いたいこととしましては、どうか多くの人が希望を持って生きて欲しいということです。

心ワクワクする方を選んでください。

幸せになってください!!


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