チャレンジ断念
チームのホームページで今年個人的にチャレンジしたいこととして「SNSの定期発信」を挙げました。
2024年もまだ9ヶ月ありますがが、このチャレンジは断念することになりそうです。
2024シーズンが始動してすぐの頃はInstagramやXで週に1回は発信するよう心掛けていました。
実際、キャンプ中の情報やパートナー企業の紹介とかを発信してきました。
ただ、時間が経つにつれてそれに対する意欲や感度が低下していくこととなりました。
無理してやってる感が強くて、積極的に取り組むことが難しくなっていきました。
SNSの定期発信を頑張る目的と自分が保ちたい価値観とにギャップがありました。
今年自分がSNSの定期発信を頑張ろうと思った理由は、自分個人の価値を高めなければいけないと感じたからです。
定期発信によって自身のSNSの影響力が高まればそれだけ個人の価値が上がって、例えば物品提供だったり色んなサポートを得ることが出来るのではないかと考えました。
プロサッカー選手という仕事に一生懸命になる。より良い競技環境を作る。それらがチームから与えられるのを待つだけでなく、自分の力でもやっていこう、やっていかなければいけないと思ったのがきっかけです。
ただ、”フォロワーを増やす”や”影響力を高める”というのは他者あって成り立つものです。
そのような誰かの反応を求めてSNSを利用するという使い方は自分には合わないものでした。
真意のわからないリアクションや評価が自分の軸に影響を与えてしまいますし、反応が気になってSNSに張り付いてしまうということも出てきてました。
また、いろんな意見が飛び交うXや華々しい生活が写されるInstagramは、自分が発信していなくてもそこに滞在するだけで多くの情報に曝されます。
定期発信をしようと心掛けた結果、それらにアクセスする時間が長くなってしまいました。
他人軸が濃くなり嫉妬や不安が増幅されている感じを強く覚えました。
「ここは不幸の温床だっ、、、!!!」
そう思いました。
自分にとって「成長」や「主体性」というものが自分が生きていくうえで重要な価値観としてあります。
そして、それらに則った行動指針として「一生懸命やる」とか「成長を志向する」とか「自分を大切にする」といったものを持っています。
プロサッカー選手という職業・肩書はそこにたまたま乗っかって来てるという形です。
SNSで素性もわからない方の反応を気にしたり、評価を求めたり、不特定多数の方にハマりにいくなんてのは、その行動指針から逸脱する動きです。
プロサッカー選手としてSNSを頑張るということと、そもそも一人の人間としてどう在りたいのかという部分が繋がっていませんでした。
得たい成果と保ちたい価値観、どっちを取るかってなったら自分は価値観の方を選びます。
そうでなければいけないとも思います。
(義務的な物言いは自分を縛るので不適切だとは思いますが、それでもこれに関しては”そうでなければいけない”と思います。)
ということで2024年個人的に挑戦したいとしていたSNSの定期発信は一旦断念します。
今後は自己満足のブログやYouTubeは継続していきながら、その他SNSも自分に合った形で運用していきます。
「今年チャレンジするって言ってたSNSの定期発信、全然やってねぇじゃんかよ。」
って言われる可能性があると思ったので、言い訳を今回ブログに書いておきます。
どうかご容赦ください。
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