見えない力

自分という存在は、自分の"体"を通じて認識されます。

60兆(もしくは37兆 ※諸説あり)の細胞が”体”を形成して、他者がそれを認識することで存在が確認されます。

細胞は有機物での例ですが、無機物も同様に物質としての"体"を持つことで存在が認識されます。


ただ、ここで忘れるべきではないのは、"体"は目に見えない力の影響を受けているという点です。
例えば、重力や熱(温度)、気圧などです。

存在が認識されるには"体"が必要不可欠ですが、この"体"は目に見えない力の影響を受けながら成り立っています。


つまり、存在とは物質だけでなく目に見えない力と相まって成り立っています。


問題は目に見えない力をどう捉えるかです。
重力や熱などは科学的に扱われますが、見えない力はそれだけではないと考えられます。

見えないとは認識できないということで、見つけたり否定したりするのは難しいです。

科学が未開の領域にある力もあり得るでしょう。

例えば、人間の"気持ち"は見えない力の代表例です。




今回自分が言いたいのは、見えない力を信じてもいいんじゃない?って話です。

見えない力を信じることは、ポジティブなマインドを育む上でヒントになると思っています。

例に挙げたような「見えない力」は自然現象ですけど、個々の存在がそれぞれに見えない力を発揮し合っている可能性も考えられます。

例えば、集団の中に超ポジティブな人がいて、その人の影響で周りの人々も前向きになることもあるでしょう。
これはもしかしたら行動学や社会学で説明できるのかもしれませんが、その人の持つ見えない力が働いたという可能性も否定できないと思います。(認識できない以上、ある証明もない証明も難しい。)


見えない力を信じることで、自分が持つ可能性や力が"体"の枠組みを超えたもっと大きなものであると捉えられるのではないでしょうか。



目に見えることや認識できることだけが全てではありません。

見えない力を信じることで、自分や周りの人々の可能性をより一層信じられるようになってほしいと思います。


ロマン主義の人達は「精神」は宇宙にすら繋がっていると考えるそうです。

科学が発展した情報過多のこの社会で、たまには壮大な考え方もいいんじゃないかなと思います。

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