通史を理解すること
最近読んだ本で「社会学史」が面白かった。
ある学問分野を勉強するときに、
・どのようなことが前史としてあるのか。
・どのような定義づけによってその分野が確立したのか。
・全体でどのような時代区分があり、
それぞれはどのようなターニングポイントを経たのか。
・時代区分ごとのメインプレイヤーと、その関係性
が、これだけ明快に捉えられているのはとても理解しやすい。
大澤真幸さんの本は講義をまとめたものがけっこうあって、人に話しかけるようなニュアンスで文章が構成されているので、他の専門書より読みやすい。
また、一般的に言われていることと、自分の考えを明確に分けていることも読みやすい要因と思った。
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