ナンバー1

オッス、オラおたく!

アニメもマンガも、ゲームも映画も、ドラマも特撮も、小説も演劇も、にわかのミーハーなりに色んなエンターテインメントに触れてきました。
触れるだけで今はもう覚えていない作品もあるし、何十年も好きなままの作品もあります。
その全ての中で「1番好きな作品は?」と聞かれてもその時々で答えは変わってきますが、「1番好きなセリフは?」なら迷わず答えられます!


がんばれカカロット…
お前がナンバー1だ!!


父がヤフオクで買ってくれた『ドラゴンボール』全巻セットを弟と一緒に1週間くらいで読んだ時、「サイヤ人、なんてワルい奴らだ……!!」と思っていました。レッドリボン軍もピッコロ大魔王も、フリーザもセルもみんなワルい奴らだったけど、ドラゴンボールのお陰で悪役を憎むことなく最後まで読むことができました。
中学生の頃に読んだので「ライバル意識」とか「プライド」もなんとなく理解できていたから、あのベジータが悟空さのことを「がんばれ」って応援して「お前がナンバー1だ」って認めることの衝撃が大きかったです。
あと、当の悟空さはブウと戦っているから、このベジータのセリフは聞こえてないのもなんかいい。読者だけが知ってる。

わたしはエンタメで飯を食ってるわけでもないから、悲しみはそんなに深いほうではないのかなって思ってたりもするけど、他人が悲しんでるのを見て悲しくなっちゃうよね。
生きている限り、こういう日は必ずくるけれど、何度経験しても慣れないし、慣れなくていいな。でも、悲しいのは嫌だな。