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CRF250L 初心者の林道ソロツーリングは無謀すぎた①


はい、どうも皆さんこんにちは。ノリスです。ご覧頂きありがとうございます。

5月にCRF250Lを購入し、ロングツーリング、街乗り、移動手段として使っていました。しかしやっぱりオフロードバイクなんだから林道に挑戦したいよなぁ⋯
でもウェアもカスタムもスキルも仲間もないんだよなぁ⋯
のんびり走ればそんなに危ないこともないかー。走ってみて少しずつ必要と感じたものを揃えていけばいいよな。大丈夫、大丈夫、ヘーキヘーキ、ヘーキだから。

と初心者が軽く考えて、去る7/6、千葉某所の林道に見切り発車した結果を振り返ります。

結論としては林道を軽く見てるとヤバいですね!途中で体力が尽きてバイク捨てて歩いて帰ろうかと思いました。なんとか林道は抜けましたが最終的には自走できずレッカーでした。ヤバいですね!

そんな私の反省点を6つにまとめました。


①暑さの危険性


まず、林道走行はスポーツであると強く心に刻んでおこう。

狭い道のUターン。コケて起こしての繰り返し。オフロードバイクは軽量といはいえ、何度もやるとガシガシ体力が削られる。

慣れない悪路で緊張する筋肉。はじめて通る道。どこまで悪路が続くかわからない不安感からくる精神的ストレス。それが1時間以上続く。

あぁ、これは筋トレ+マラソン。

この認識がないまま林道に赴くと体力が尽き果て、轍に倒れたバイクを起すこともままならなくなります。

②装備不足


項目①に記載した通り、林道ツーリングは筋トレでありマラソンです(?)。
運動をするには、適した服装や装備があります。
バイクの場合は運動性能に加えて安全性、耐久性も求められます。安全性能と運動性能を両立し、自分の操作技術も加味して装備を検討する必要があります。
当時の自分の服装を振り返り、問題点を考えます。

□服装


・システムヘルメット YJ-21 (ZENITH)
・プロテクトメッシュパーカ JK-114 (KOMINE)
・ジャージパンツ(adidas)
・フレックスブーツ(DIRTFREAK)
・アクシス二ーシンガード(DIRTFREAK)
・財布とスマホ(ジャケットのポケット内)

安全性能と運動性能の2面から考えて評価していきます。

・システムヘルメット(ZENITH)

安全性能○
運動性能‪✕‬

オフロード走行はスピードを出しても精々30~40㎞。頭頂部、顎部にあるベンチレーションの恩恵は感じない。通気性がなく、熱がこもる一方。重さも2.46kgといわゆるオフロードメットより1kgほど重い。運動性能❌です。

・プロテクトハーフメッシュジャケット(KOMINE)

安全性能‪◎
運動性能‪‪✕‬

上記のヘルメットと同様に走行風が期待できない環境下ではメッシュ能力が機能せず暑い。
また、肘、肩、胸、背中にCE規格レベル2ソフトプロテクターが入っており、安全性能は高いがそのせいで通気性が悪い、そして動きにくい。
暑さに弱い、動きにくい、という点から運動性能❌です。
安全性能としてはかなり安心◎。

・ジャージパンツ(adidas)

安全性能‪✕‬
運動性能‪○

暑くもなく涼しくもない。動きやすい。
耐久性が‪大問題、転んだらすぐ穴が空いた。ニーシンガードがあったので膝へのダメージはなかったが転倒を前提にした耐久性のあるパンツが必要だろう。林道ツーリングの度に膝の穴補修はしたくない。
安全性能❌です。

・フレックスブーツ(DIRTFREAK)

安全性能◎
運動性能‪✕‬

高い防御性能を誇り、倒れたバイクと地面に足を挟まれても大丈夫。ただ本当に頑丈なため、足首の柔軟性はほぼ無い。丈も長くふくらはぎまで覆われ、膝の少し下まである。合成革に通気性があろうはずもなく、膝下全て蒸れる。
暑くて硬いので運動性能❌です。


・アクシス二ーシンガード(DIRTFREAK)

安全性能○
運動性能‪○

パンツの中に装着し、ブーツにインするタイプのプロテクター。
転倒時に膝を何度も守ってくれました。太ももの内側までは守れずアザができましたが膝は無傷。期待通りの仕事をしてくれたといえます。安全性能○。
膝の動きにそこまで干渉することも無く運動性能○

・財布とスマホ(ジャケットのポケット内)

安全性能‪✕‬
運動性能‪○

いわゆる手ぶら。
リュック、シートバッグ、パニアケースなど車体にも体にもなんの干渉もない。運動性能○。
しかし林道走行はスポーツであるため水分、カロリー補給出来るものは携行すべきだろう。転倒を前提にしている以上、整備用の工具や予備品も持ち込みたい。安全性能❌

□車体装備


車体については損傷箇所から必要な装備を考えます。

〇損傷箇所

・サイドミラー
・シフトペダル、ブレーキペダル
・ラジエーターと冷却水ホース


・サイドミラー

・状況
左サイドミラーは転倒し、地面にぶつかる度にネジか緩みフラフラし出す。車載工具のレンチで締め直せば戻るが緩む頻度が高く、次第に締め直しが面倒になる。
緩んだまま放っておくと運転に支障が出てそれも危険。
右サイドミラーは転倒時にガラス面が割れた。

・対策
可倒式ミラーに更新すれば解決。

・シフトペダル、ブレーキペダル

・状況
シフトペダルは転倒したとき内側に曲がり、車体にシフトペダルが当たってギアチェンジが出来なくなった。ブレーキペダルは上方向に曲がりリアブレーキがかけにくい状態になった。

・対策
19インチのめがねレンチを持って行き、曲がったペダルを力技で元に戻し最低限度自走できる状態まで復旧できると考える。

・ラジエーターと冷却水ホース

・状況
右側に転倒した際、打ちどころが悪く、ラジエーター側面が曲がった。
また、ラジエーターと冷却水間のホースに穴が開き冷却水が漏れ自走できなくなった。

・対策
これについては致命傷なのでなんとか対策したいが、直接の対策は思いつきません。派手にこけないようスキルアップするしかないかなと思います。誰か対策をご存知でしたらおしえてください。

③運転スキル不足

④情報収集不足

⑤撤退の勇気不足

⑥ソロツーの危険性


・・・えー、あまりにも反省点が多く、③~⑥についても書きたいのです。しかし、あまりにメンタルがやられた影響で文章が長くなりすぎました。

続きは後日書くと思います。
それではまたの機会にお会いしましょう。

※10/24追記
続きを書きました。
リンクを置いておきます。
項目③運転スキル不足について記載しました。

未舗装路はは怖いけど意識して姿勢を正して乗ったほうがいい。という内容になっています。


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