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KCでサンドラ使ったら1万→5万→1万まで行ったよっていう話

皆さんおハロー。リノアだよ。
嘘ですごめんなさい。barnetです。ちなみにFFは3、4、6、9しかやったことありません。

 さて皆さん、KCお疲れさまでした。
 今回は過去の中でも最もポイントを伸ばすのが難しい、という声をよく聞いたKCだったと思います。
 名前は出さないですが、某リンクス系Youtuberがひたすらに「答え」を探して右往左往して(素振りだったんかなあれ)プチ流行りしたり、そもそも環境デッキが非常に多い中でどれを握ればいいのか悩みながら走った方もいるのではないでしょうか。

 そんな中私は、最近R-Warsといったリーグ戦も無かった(DFrontierは不参加)ためそれなりに時間があったこと、一つのデッキでどこまで走れるか確かめたかったこと、何よりサンドラが大好きという一心から、今回は「サンドラだけ」で走るとずっと決めておりました。

 さぁ、barnetのサンドラはどこまで行くことができたのか?その全貌を備忘録として書き記したいと思います。

 ・・・ってもうタイトルに結果書いてあるんやけどね!

1. KC直前〜物騒ドラグの胎動〜

 まず今回走る中で、どの構築で走るほうがええんかなぁと悩んでいた時に、前記事に書いたエクシーズサンドラが登場しました。
 実際に使ってみて「これなら環境相手にも戦えるかもしれない」と確信した私は、ひたすらにデッキ構築を練っていきます。

最初のえくどら

これは11/3に行われたG1X Finalで使ったデッキ構築。
 初動の安定性はあるけれど、やっぱりブラロとブリューナクに変わるカードは無いなということ、そしてネクロバレーにひたすら弱い(この頃はまだ終焉の守護者アドレウスは未実装)ことを嫌い、除外ゾーンにサンドラを置け、かつシンクロ素材にもなれる異次元の精霊を投入しました。
 まぁネクロバレー以前にロンギぶん投げられて散々な結果に終わったのですが。

そして、KC1stが始まります。
この時、最初はエクシーズサンドラで走ったのですが、思ったよりもすぐ勝ててしまったので、LV12あたりからほぼ全部ワルキューレを使って突破しました。だってアテナ様が美しいんだもん。アテナ様はワルキューレじゃないけど。

 ちなみにあばよワルキューレもなかなか楽しいデッキですよ。

 そしてこの頃から「やばい」と言われだしていたのがそう、ドラグニティです。
 毎回何故かKCになると突如渓谷から現れ、みんなのDPを掻っ攫っていくあの鳥なんだか龍なんだかはっきりしない集団(悪口に聞こえたらごめんなさい)が、なんとスキル「イクイップ・チェンジ」と「愚鈍の斧」を付け、パワーアップしてやってきたのです。

 もとよりエクシーズサンドラはドラグニティが苦手でした。
理由は、雷獣や雷鳥で場を守りつつエクシーズモンスターで相手の盤面を剥がして、墓地リソースを貯めてから一気にレヴィオニアやソーサラーで仕留めに行くデッキなのに対し、アスカロンは問答無用で場のカードを除外していく→守る術がほぼ消える上に墓地リソースが貯まらないため、こいつらが流行るとサンドラは更に厳しいと感じていました。

 そこで対策札として入れたのがカオスハンターでした。

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 こいつなら相手に除外もさせないし、手札1枚のコストは雷電or素サンドラなどで賄えるから、防御札としても優秀であると踏んでフル投入してみました。
 あとは先攻を取った時に、ドラグ使いだと思った相手にはできる限りエロカメラ(No.25なんとかかんとかふぉーかすふぉーす)を出すプレイングを心がけました。

現実は甘かった

Oh No!現実は甘かった

 斧付けられたら意味無いじゃぁん・・・。
 こうして私の心はバッキバキに折れました。いやマジでサンドラ使うのやめようって思ったレベルで折れました。

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 そして私は斧を付けたドラグニティのことを「物騒ドラグ」と呼ぶことにしました。ドラグどっか異なる次元(リミット)に飛ばされないかなぁ。

2. KC初日 〜スロースターターとコッペくん〜

 そんなこんなで不安しか残らない中、KC2ndは始まります。
 今回私はたまたま有給使えって言われたので申請したら5連休だったということで、やっすいホテルを3泊借りて、なるべく一人で走ることにしました。コロナの感染が多くなっているので喫茶店ではできないということと、個人的に家ではあんまり集中できないのでね。

 雑用を済ませてKCを走り始めたのは夜の21時。ランキングを見て「今回伸びが悪いな」と思いながら潜ってみると、あれよあれよとドラグニティ。
とはいえ、さっきのようなドラグ派二刀流(斧)は流石に来なかったことと、カオハンよりもD.D.クロウを優先して投入したために、そこまで苦労はしませんでした。

こんな感じで息巻いてました。

しょにち

 しかし、どうしても相手が事故ってない限りこっちもなかなか動けない盤面が多かったこと、そして盤面を覆すレヴィオニアを一向に引けない悲しみを背負った結果、勝率も試合数も稼げない状況となり、初日は17000前後で終わりました。
 思えば、私の運の悪さはここからすでに始まっていたのかもしれない

ちなみに1日目のデッキ構築はこんな感じでした。

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 なんでD「rag」onが禁止ワードなんでしょ。あんま品のある単語じゃないから?

 そしてちょいちょい思っていたのが、ヴェルズ・コッペリアル強いんじゃね?ということ。


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 なんやそのカード知らんわ!って思う人のが多いと思いますが、こいつは相手によってフィールドからどっかに飛ばされると、相手のモンスターを1体、次の自分エンドフェイズ時までコントロールを得るというエネパク系男子です。男子?

 アドバンス召喚が必要なだけあってどのデッキにも採用されにくいカードではありますが、サンドラではアドバンス召喚などお茶の子さいさいということで、試しに入れてみたところこれが大ヒット。
 相手はコッペくんを殴ったらNTRされるという恐怖からキルを取れない殴ったら盤面返されたという状況を何回も作ってくれました。

 多分ヴェルズデッキにも採用されないであろう悲しい宿命を背負っている彼ですが、彼は私を救ってくれました。ありがとう。今度コッペパン奢るね。

3. KC2日目〜原点回帰・救世サンドラへ〜

 さて2日目。朝もとりあえず回そうということで走るもそこまで大きくは伸びず。

15時頃のワタシ。

 ふと、お昼ごはんになか卯の親子丼とからあげ(あれ美味いよね)を食べながらふと思ったことが一つ。

 あれ、これエクシーズ軸より救世型のほうがいいんでね?

 というのも、2日目あたりからGUINNESSさんという方が「運命デスペラードで1位取ってる」という噂の広まりからデスペが大流行したことを受け、デッキのアドバンス枠をコッペくんから邪帝ガイウスに変えたらまたも大ヒット。エクシーズで攻めるよりアドバンス召喚とシンクロをメインにして戦ったほうが良さそうだと判断したためですぺ。

ということで、急遽エクシーズサンドラから救世サンドラに変更。

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 カラクリのワンキルと炎神、戦神の攻撃をなんとしても防ぎたい一心から、チューナーの数を減らしてクリボールをフル投入。初動率は下がったものの死なないことをとにかく意識しました。

 夜10時頃に100勝突破。勝率があまり変わらない中、少しずつポイントを稼いでいきます。
 ちなみに私は今まで30000ポイントを超えることはほとんど無かったので、結構この時点で喜んでました。

 それからというもの、なんとデスペに当たるも一回もネクロバレーを出されることも無く、また自分も全く手札事故を起こさないという奇跡に見舞われ、日をまたぐ頃には怒涛の11連勝、4万が見えてくるまでに。

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そしてついに4万を突破。

 なぜか、本当になぜか分からなかったけれど、この頃は本当にフィーバーしていました。
 データを収集していたわけでは無いので理由はわかっていないのですが、恐らく当時はカラクリや不知火と当たることが少なく、タイマンを張れるクリストロンや比較的有利なサイバー・ドラゴンが多かったことが要因だと思います。

4. KC3日目〜救世サンドラは私の魂〜

 お昼頃から再度走り出しましたが、45000あたりを彷徨う状態が長く続きます。
 勝っては負け、勝っては負けを繰り返し、採用カードもガイウスからコッペくんに戻したり、どうしてもバルブが2枚ほしかったのでなくなくドリームURを使ったり、色々試行錯誤しながら、少しずつ少しずつポイントを稼いでいきました。


 正直40000を超えたあたりから「KC上位入賞者」とのマッチが連発し、毎回限界コードVSバギー海賊団の定期団体戦をやっているような感覚に囚われていました。上位勢はこれをずっとやっているのかと思うと、あぁ、敵わないなと感じてしまいました。つんつんさんやボーイさんとか配信見てたけど、あんなに集中して長時間回せるって尋常じゃない。

 ただ言い方は悪いですが、正直な話DP20000帯以下の何が出てくるかわからない有象無象な地帯(個人的にはプラチナランクEXと呼んでます)のデュエルをするよりも100万倍楽しかったです。

 毎度毎度精神の削られるゲームを挑まれるなか、ついに50000への大台に突入します。

  まさか自分でもここまで上がってこれるとは思っていませんでしたが、前につんつんさんが言っていた「自分が自信のあるデッキを煮詰めることが重要」という言葉を表せた一瞬だと、この時に実感しました。まさか本当に一瞬だったとは思いませんでしたが

 こうして、今回の最高DPだった52000まで到達。まさかの銀アイコンラインまで見えてくるとは本気で思いませんでした。
 その後不知火とカラクリが一気に増えだしたので、一旦寝て最後に駆け抜けることを決意します。

そしてこの日、今回のKCで一番自分で感動したデュエルがありました。
相手はHERO、Bloo-Dを出された上に初手にマスク2枚持ちの殺意しか感じない盤面を取り返す、救世サンドラでしかできない手段で勝った試合。

 個人的にサンドラでは絶対使っている妖神 -不知火- 異次元の精霊が大活躍。妖神ちゃんは強いんです。これで勝てた時に「サンドラを使ってよかった」と思えましたね。

5. KC最終日〜手札事故系デュエリストの真骨頂〜

はい。溶かしました。最終的に3万どころか35000も溶かしたわけですが

 まず朝。銀アイコンラインはこの時点で62000ほど。もうここまで来たら突っ走ろう。届かなくてもいいから、どこまでいけるか見てみたい。そんな思いを持って、クリストロン不知火カラクリが蔓延する世界へ冒険しに行きます。





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(・_・ )



 しかしさすがに先攻火遁伏せ語り不知火や、レヴィオニアを引けない状態での対面カラクリにはなかなか勝てません。
 相手も当然熟練者揃い。サンドラに対する対応方法なぞ知っている方ばかりなので、勝ち筋を見出すのが難しい状況でした。あと今までは結構コッペくんの初見殺しに救われてたところもありましたが、2回目に当たった相手とかだとあっさり処理されたことも多かったです。





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(・_・)






 はい。あともう言うことはありません。下記の画像をご覧ください

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以上です。



あ、ちゃんと書けって?察してよ。



はい、ごめんなさい。ちゃんと書きます。

 簡単に言うと「終わらない手札事故地獄」でした。

いや、本当にありえないくらいに手札事故を連発したのです。イラッとしてスクショ撮ったのは5枚くらいなもんですが、実際には2回に1回事故ってました

そして人間、負けてしまうと次に勝ちたくなる生き物です。多分。
そうなると「次勝ってポイント戻そう」とギャンブル精神みたいな状態に陥ってしまうのです。ギャンブルしたことないけど。

その結果、手札事故る次勝とうとして焦ってしまいプレイングが雑になる負ける手札事故る

の負のループどころか死のループが始まってしまい、また終わりどころを見つけるタイミングがあまりにも遅すぎた結果、35000も溶かすという大失態を犯してしまったのです。
12時間前の私はどこへ行ったのやら。

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そして気づいた頃には12連敗。下位DP帯の人への慈善活動をしてしまった結果、ここまで落ちてしまったのでした。もしかしたら私は女神だったのかもしれない。

6. まとめ

 最終的にはスキル:手札事故の使い手をフル活用してしまい、銀アイコンどころかTOP10000までも失ってしまった私ではありますが、少なくともKCでもサンドラは全然チャンスがあるということはわかりました。

 恐らく、最終日にも冷静に動ける人が使っていたら、ライロ型のサンドラでなくても銀アイコンを取るのは難しくないと思います。
 もちろん今後の環境次第ではありますし、次以降の環境がカラクリのような先攻大制圧、クリストロンの異常なる安定性を超えるデッキがやってくる可能性も十二分にあります。そうなると、サンドラと相性の良いカードが実装されない限り、もっと勝ち上がるのは厳しいでしょう。

 ただ今回のKCで感じたのは、今まで環境外に落ちていた運命デスペラードやデッキパワー不足を指摘されていた剛鬼、他に煮詰めてた人がいるのか分からない中ひたすらにルートを探り出していたボーイさんのガガガエクシーズなど、必ずしも環境デッキだけがKCを制するのではなく、使うデッキの試行回数をどれだけ積んだかが一番の回答ではないかということでした。
 多分今までDP30000も行かなかった私が一瞬とはいえ50000まで到達できたのは、ここまで数ヶ月に渡ってずっとサンドラを煮詰め、どの環境デッキ相手にも回答札やプレイングをある程度理解できていたのが理由だと自負しています。

 次回のKCでもサンドラを使うかはわかりませんが、これからも使い続けることに代わりはありません。いずれリンクスをやめるか、サンドラ芸人と呼ばれるまでは、今後もお付き合いすることでしょう。

以上!今日はもうカードもポイントも見たくないよ!またね!

おまけ:個人的ベストバウト集

・VS HERO

先にも上げた救世サンドラの真骨頂
https://duellinks.konami.net/att/030ba59d01964c810d67982553957e82913f2b138b

・VSガール召喚獣

クリボールかカオハンさえあれば召喚獣はおやつでした。
https://duellinks.konami.net/att/010174b33e3690c7909bfed882ab5df19211499189

・VSカラクリ

コッペくんの耐性とダークネスシムルグの蘇生が輝く試合。
https://duellinks.konami.net/att/07b03717fdcfa62f6635bb96add96469cdcf560de3


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