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View From The Soyuz “The Last Chapter”

こんにちはVFTSボーカルのmasaです。

リリースする度のこのnoteは恒例となりつつあるので今回もゆるーく書かせてもらいます。


さて、先日11/9に我々のNEW SINGLE、「The Last Chapter」がリリースされました!

1.Everlasting Confusion
2.Comatose State ll
3.Blackened Sun (feat.GKT from UNHOLY11)

配信↓

前回のEP「Immaculate」はKRUELTYのズマ氏によるDead Sky RecordingsやアメリカのDAZE、Forced of ReckoningからCD、LP、Cassetteの3フォーマットをリリースしましたが、今作は自主リリースになっています。音源に関しても作詞作曲はいつも通り私masaが、Rec.Mix.MasteringもギターのNARIによってのもので完全自主制作になっております。

先の話にはなりますが、この作品の次にリリースするのは流石にフルアルバムにしようかなと思っていてその考えが固まった頃には今回リリースされた3曲は完成してました。アルバムを作るにあたってはきちんとゼロからコンセプトを練って作りたいと思ったので今出来ている3曲をサクッとシングルとしてリリースしたいなって思ったのが今回完全自主制作にした理由です。

リリースして3日が経ちましたが沢山の反応を頂いて嬉しい限りです!エゴサ王の私が全て目を通させていただいております!その中でもCDでのリリースは無いのかと言う声が多かったのですが安心してください、12/2に新宿NINE SPICESにて行われるKRUELTYとの2 MAN SHOWから随時発売して通販、ディストロも予定しています!もう暫くお待ちください。そして是非ともこちらの2 MAN SHOWに遊びに来てください!

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さて、毎回同じようなこと書いてるんですけど今回はよりボリューミーに自分の音楽のルーツを書こうかなって思います。

私の音楽の大の影響元はヘヴィメタルです!特にメロデス、メロスピ、パワーメタル、メタルコアなど90年代以降のメタルが大きなルーツで今も好きで聴いています。一貫して言えるのはメロディ重視で音楽を聴いているということですね。そう言った意味でボーカロイドやネット系のオタクカルチャーにもキャッチーな音楽が沢山あるのでメタルと同じくらいハマりました。

そんなバックボーンを抱えて18.19の頃に大学のサークルの先輩(Tear da Club up DMK氏、Belmadigula lil d氏、ぐらむ一派 TRUE木氏など)からハードコアを教わって遊びに行くライブもハードコアのライブが多くなってきて自分の一番好きなライブシーンはハードコアだって確信を得ることができました。元々やんちゃなのでエネルギッシュなものにはつい惹かれてしまうんですよね…形から入ったものの先輩や書籍からそのアティチュードを教わることによってその真摯な姿勢からより一層ハードコアの魅力に惹き込まれていきました。

多分ハードコアバンドやりたい!ってなった時に自分が知っていた日本のバンド(主にNewschool)にメロデスの残虐的美しさやメロスピのドラマチックさを足したらおもろいんじゃね?!ってなって今の音楽性になったんじゃないかなって思います。今回の3曲を聴いてもらっても何となく意味がわかると思います。

1曲目のEverlasting Confusionは特に日本の90年代後半から00年代中盤くらいにかけて活躍していたNewschool Hardcoreに大きく影響を受けた楽曲になってます。ボリュームと盛大さはそのままにメロデスや日本特有のキャッチーな音楽からも影響を受けてリフに組み込んでいます。リフがザクザクでモッシュできて歌えるって意味では個人的にÄttestupaを超えられたと思ったのですがどうでしょう…?まだまだ反応お待ちしております。

歌詞に関しては過去作Coexistenceに続いてアニメを題材にした曲の2作目です。初手の「What color?」で好きな人はわかると思いますが、犯罪係数を数値化されて犯罪を犯しそうな人格の持ち主が未然に管理されてしまう世界の”あの”アニメです。恥ずかしながら初めて見たのが今年6月で、うわめっちゃおもれえわ!でもこんなのが現実になったら…ってのを真剣に考えてしまった時にできた曲ですね笑。

2曲目はみんな大好きVFTSのファストハードコアナンバー「Comatose State」の続編、「Comatose State ll」でございます!我々の曲基本的に長いんでやっぱりこう言う早くてすぐ終わる系の曲欲しいっしょ!って思って2作目を作りました。0:42あたりの急にテンポ落ちるところは大股でズカズカ歩いて欲しいし1:22のベースボリボリパートも壁にぶつかりまくるチョロQみたいになって楽しんで欲しいです。何に影響受けてって言われたらパッと思いつかないんですけど多分普段対バンしてるハードコアパンクから影響受けたバンドを見て自分なりにやってみたいって思った結果だと思います。かなり短時間で衝動的に作ったんでね笑

歌詞のコンセプトは「Comatose State」と同じで世の中の理不尽なことや見たく無いものも見えてしまうネット社会にク◯喰らえ的な内容です。後半に前作と同じ歌詞入ってたりするんで探してみてください。ライブでも沢山やると思うので是非とも聴いてきてください!

3曲目の「Blackened Sun」も「Everlasting Confusion」と同様に国内のNewschoolから大きな影響を受けています。「Everlasting Confusion」よりは新しめの2010年以降の国内ハードコアの影響が大きいかなと思います。今回featをお願いしたのは同い年の遊びの天才、大阪出身UNHOLY11のGKT(ガクト)!我々とやってる音色や声の質感も全然違いますが我々と同じように全国関係なくハードコアのコミュニティを大きくしようとしている最高の仲間です。featパートって結構ブレイクダウンで入ることが多いので今回はあえてブレイクダウン後の加速リフパート(私的に全然ここもモッシュパートですが)を歌ってもらいました。マジで完成度が高いです。

ガクトを誘った理由は歌詞にも表れていて、先輩はリスペクトしつつも自分たちで時代を作っていかないと今後自分たちの遊び場やカルチャーが死んでいってしまう、だから団結してのし上がっていこうぜって内容です。まだまだ狭いシーンなので全国の若手がそれぞれの地域でハードコアを盛り上げていこうぜ!ってこのバンド始めた頃から思ってるので住んでる地域の違う友達に歌ってもらったわけです。と言った説明をしても私の歌詞はかなり例えの表現が多いのですがきちんとそう言った意味がこもってます!音源が発表される前から大きな盛り上がりが見られて本当に嬉しかったのでこれからもガンガンプレイしていきます!


前作がかなりメタル的展開が多かったので今回は割とハードコアに寄せて曲を作ってみました。ライブにあまり来ない人も是非とも聴き込んで現場のエネルギーに満たされて欲しいです。なるべく多くの人がハードコアの楽しさに触れられるようにこれから自主企画やクロスオーバーなイベントにガンガン出ていこうと思うので応援よろしくお願いします!最初にも書きましたがこれからアルバムの制作に入る予定ですのでそちらも楽しみにしててくださいね。長い文章でしたがありがとうございました!


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