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在宅勤務と家庭保育(2020年4月9日)

前回の記事で書いた通り、僕が勤めている会社では新型コロナウイルス対策として1月下旬から在宅勤務を推奨していましたが、4月に入って全社員在宅勤務に完全移行しました。もともと在宅勤務OKの会社なので、それほど大きな混乱もなく移行できたのではないかと思います。


僕自身もモニターやキーボードなどの「道具」については会社とほぼ同じものを揃えて、生活のペースも在宅勤務モードに慣れつつあったのですが、今週、さらに環境が事態が発生しました。
そう、緊急事態宣言です。

緊急事態宣言で何が変わった?

4月7日、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、政府対策本部から「緊急事態宣言」が発令され、僕が住む福岡県も対象区域に入りました。
とはいえ、前述の通り、すでに2月からほぼ在宅勤務になっていましたし、福岡市では外出自粛が呼びかけられており、平日・休日問わず外出も控えていたので、それほど大きく生活が変わるとは考えていませんでした。
食料品は週に一度、土曜か日曜に1週間分を買っていましたが、3月の中旬あたりからは平日の午前中など人の少ない時間帯に行くようにシフトしていましたし、幸いなことに行きつけのスーパーでは品不足になるようなことにもなっていませんでした。一部不足していた紙製品も今週に入って店頭に並ぶようになりました。

保育園からの家庭保育要請

緊急事態宣言が発令された翌日の4月8日。
保育園に子どもを迎えにいった際に、園長先生から「可能であれば家庭保育にしてもらえないか?」とお願いされました。
正直言うと少し躊躇しました。家で5才と2才の子どもの面倒を見ながら仕事をするイメージができなかったからです。
とはいえ、まったく予想していなかったわけではないので、翌日から家庭保育に切り替えることにしました。

妻も在宅勤務に

そして、妻も在宅勤務になることが決まりました。
妻にとっては慣れない在宅勤務と家庭保育が同時に始まることになります。これはさすがに負担が大きすぎるので、在宅勤務に慣れるまでの間、妻は別室で仕事をしてもらうことにしました。

そして迎えた一日目・・・

在宅勤務&家庭保育の一日目。
朝起きると、子どもたちはお父さんと遊ぶ気満々。家族全員が家に揃っているわけですから、休日だと思うのも無理はありません。
お父さんもお母さんも家にいるけど、お仕事をするので一緒には遊べないということを説明するところから一日が始まりました。

子どもたちがなんとか状況を理解した(ような気がした)ところでお仕事スタート。
とはいえ、二人とも「お父さんが仕事をしている姿」を見たことがないのでガンガン話しかけてきます。
まぁ、お父さんがこんな姿でオンラインミーティング(という名の雑談)をしているので、仕事をしてると思わなくても当然かもしれません・・・

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全然静かにならない・・・

「必要な時以外はなるべくお父さんに話しかけない」ということを、なんとか子どもたちに言い聞かせ、おもちゃで遊ぶように仕向けて仕事をしていると、今度はプラレールの走行音が部屋に響き渡ります。
しかも、10車両くらいが一斉に走るので相当な音量になります。

ただ、僕はそこそこの雑音・騒音の中でもそれなりに仕事はできるので、「まぁ、しょうがないか・・・」と思いつつ仕事をしていると、今度はお歌の時間が始まりました。

今、うちの子がハマってるのがこの歌なんですが、これをエンドレスリピートで歌います。もちろん保育園児ですから「おおきな声で元気に」歌います。
さすがのお父さんもこれには耐えられず、「ちょっと静かにしてくれないかな~」とお願いしたところ、少し小さめの声で歌ってくれるようになりました。

静かに遊ばせるための秘策

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実は家庭保育が決まった日に、最近子どもたちが保育園で熱中しているというパズルを購入してきました。
しかしながら、「パズルを渡せばしばらくは静かにするだろう・・・」というお父さんの浅はかな目論見は見事にはずれました。
まさか大声で歌いながらパズルするなんて思わないじゃないですか・・・

離席が増える理由

しばらくすると、今度は次男がそばに来てモジモジしています。
「なに?」と聞くと、「ウ〇チしたぁ~」と。
そう、まだおむつが取れていないので、ウ〇チをしたらおむつ交換が必要です。まぁ、それは仕方ない。
ところが、おむつを交換して数十分後、またトコトコ歩いてきて「ウ〇チしたぁ~」。いや、めっちゃウ〇チするやん・・・w
結局、午前中だけで3回のおむつ交換。

その他にも、牛乳飲みたいだの、おやつ食べたいだの言いだすので、そのたびに対応していると、必然的に離席が増えることになります。

お昼休憩が休憩にならない

ひとりで在宅勤務している時は、お昼になるとテキトーになにか作って、食べて、片付けて、ちょっとのんびりして・・・という感じでしたが、子どもがいるとそうはいきません。
子どもの食事を作って食べさせるのが最優先。
その後、片付けをして、お昼寝をさせなければいけません。
しかし、家の中で過ごしているので、まったく寝てくれません。
ようやく寝かしつけたと思って仕事に戻ったら、1時間もしないうちに起きました。保育園では2時間以上昼寝してるのにw

本領発揮は午後から・・・

午後に入ると、体力を持て余した子どもたちが本領を発揮します。
まず、おもちゃが散乱している部屋の中を走り回る→コケる→泣く→なだめる→走るなと言う→走る→ぶつかる→泣く→なだめる→走るなと言う→走る・・・

なんとか走らせるのをやめさせると、今度はシャボン玉で遊ばせろと言い出しました。仕方なくベランダでシャボン玉をさせたのですが、僕が仕事をしている位置からはベランダが死角になるため、微妙に椅子の向きを変えて事故が起こらないように監視。
そして、ベランダでは長男がシャボン液をこぼし、次男がこぼれたシャボン液の上に座って遊び・・・

正直、このあたりからあまり記憶がありません・・・

このままでは・・・

なんとか一日目を終えて思ったのは、「このままでは1か月どころか、1週間も持たない・・・」ということでした。
まず、親にかかるストレスがハンパありません。もちろん、子どもも大きなストレスを感じていると思います。
会社のメンバーには言いませんでしたが、常時接続していたWebカメラを夕方から切っておいたのは、僕があまりにもヤバい顔をしていたからですw

とはいえ、この日わかったことがあり、それを翌日に試してみたところ比較的うまくいったことがありました。在宅勤務&家庭保育の中で親子がいくらかでも快適に過ごせそうなヒントが見つかりましたので、それはまた別の機会に。

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