パターン 3話(ヤクラが魔族を共存させる路線。現代文化が少し遅れぎみ)



カエルメインシナリオ
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21世紀の千年祭
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アレンジクロノトリガー3話

あらすじ


中世からマールを救出して現代へと戻ったクロノ達。マールとクロノがゲートに入ったのが朝9時30分頃で、ルッカと共にコウモリがゲートに入ったのは11時頃。クロノ達が現代へと戻ったのは昼の1時頃だった。そしてコウモリは戻らなかった。

コウモリによって現代の知識や文明が過去に持ち込まれつつ、歴史を大幅に変えた。元の歴史ではガルディア人は、人間に成り済ませる魔族(ミアンヌ)をスパイとして利用したり、人々は人間に成り済ます魔族をより強く警戒し、合言葉や互いを監視し合う等してヤクラの侵略を阻止した。その一方、イギリスを拠点とした西側魔族(人に成り済ませる者)がイギリスを統治した後、第一次、第二次世界大戦のゴタゴタの中で世界各国9割の人間界を統治した。

西側魔族は徹底した差別主義者で、他の魔族を同族とは見なさず、人間を補食する他部族を邪魔な外敵とみなして滅ぼした。
補食となる人間を増やす為にと、人間が安心できる社会を作るべく、魔族の存在した歴史すらも隠蔽をした。

クロノ達が生まれた21世紀は影ながら魔族が牛耳る世界であったが、コウモリが過去に干渉した事で、世界の歴史をヤクラが作っていく事になる。

ヤクラはイギリス魔族を討伐する部隊を編成してイギリスを侵攻。イギリスを内側から支配する事に成功すると、ヤクラも400年かけて世界各国を内側から侵略していくのだが他部族の魔族を滅ぼす様な事はしなかった。

ヤクラが天下を取ったならその力を誇示しつつも人間を弾圧なり差別するつもりであったが、コウモリが未来の先鋭化された科学、文化の情報を伝えていた為、人間と魔族は共栄する歴史を作っていく。

クロノ達が知っている『魔族が存在しない歴史』は無くなり、『魔族が当たり前に存在する歴史』に変化している。
クロノ達が現代に戻ってくる頃にはクロノ達の思い出や記憶の状態も書き換えられ、全く別人ともいえるクロノ達が成立していた。

クロノ達の知っている歴史を具体的にいえば魔族が存在した事により、魔族同士のいざこざ内戦が世界各地で起こった。その代わりに人間同士が争う様な出来事、第一次世界対戦や第二次世界対戦が起きなかった。核兵器も開発される事なく、インターネットインフラも作られない。しかし、電子レンジや冷蔵庫の生活必需のインフラはあった。






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