SixTONESに一目惚れした話

2020年1月1日、私はSixTONESに一目惚れをしました。

あれからちょうど半年が経ち、記憶が薄れてしまう前に、あの時感じた衝撃について書き残しておきたいと思います。
 
一応SixTONESに出会う前の話をすると、もともと私はジャニオタではありませんでした。
テレビっ子だったので、バラエティーや音楽番組は小さい頃からよく観ていましたが、Sexy Zone以降のグループは、存在は知っていてもメンバーの名前までは分からない、その程度のレベルでした。
 
私の実家にはリビングにテレビが2台あり、年越しは賑やかに、という我が家の方針(?)のため、年末はジャニーズのカウントダウンコンサートとCDTVの両方を観ながら年越しをするのが、ここ数年の恒例になっていました。
そして2020年も、例年と同じようにカウントダウンコンサートと共に新年を迎えました。

運命の瞬間(大袈裟)が訪れたのは、年明けのその少し後だったかと思います。

この時に披露されたSixTONESのデビュー曲「Imitation Rain」。
このパフォーマンスを目にしてしまったことで、ここから私の生活は大きく変わっていくことになります。
以下にその時のことを書いていきますが、録画もしておらず一度観ただけの記憶頼りなので、間違いがあったらごめんなさい。

前の曲が終わって、あのピアノのイントロが流れ始めた瞬間、思わず画面に目が向きました。
カウコンという「祭り」の空気が、急に何か違うものに変わったように感じたからです。

そこにあったのは、繊細な音楽と洗練された歌声。
笑顔もなし、アイドルらしいキラキラアピールもない。
今度デビューする新人アイドルとは思えない、この独自の完成された世界観に、私は一瞬で魅了されたのです。

また、中でも特に衝撃を受けたのが「京本大我」の存在でした。
金髪ハーフアップという物語の王子様のようなビジュアル、透明感のある伸びやかな歌声、紡ぎ出される歌詞、視線。
彼を構成する何もかもが美しく、冒頭の一瞬で目を奪われました。
天使って実在するんだ…とマジで思いました。

カウコンが終わってしばらく経っても、その時の衝撃が頭から離れませんでした。
そして気付いた時には、googleの検索窓に「SixTONES」と打ち込んでいる自分がいました。(ストーンズで一発変換できることに感動しました。)
こうして私はここから深い沼に嵌っていくことになったのです。

このカウントダウンコンサートでのパフォーマンスは(確か)メドレー形式だったため、披露されたのはAメロとサビだけでした。
つまりImitation Rainの魅せ場である田中樹さんのラップやラスサビ前の京本大我さんの高音パートは披露されていません。
音楽番組でImitation Rainを披露する際、これらの見せ場によって、SixTONESを知らない人にも大きなインパクトを残しているだろうことは想像に難くありません。
それゆえ尺の短かったカウコンのパフォーマンスが、なぜこんなにも私の心に響いたのか、自分でも不思議に思います。

もしあの時カウコンでImitation Rainを観ていなかったら、今とは全く違う生活をしていただろうか、そんなことも考えます。
でも各メディアに引っ張りだこの彼らですから、遅かれ早かれきっと私はどこかでSixTONESと出会っていたでしょう。
そしてやっぱり彼らのことを好きになっていたと思います。
SixTONESにはそれだけの魅力があると思うからです。

これからも私と同じようにふとしたきっかけでSixTONESを知って、彼らのファンになる人がどんどん増えてくるでしょう。
彼らがたくさんの人の目に触れて、たくさんの人に愛される存在になりますように。

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