Poryのテンプレートを一通り試してみた
PoryはAirtableのデータベースを元にノーコードでWebページを構築できるサービスです。以前はPory Jobsというテンプレートを使いましたが、それ以外のテンプレートも一通り見てみます。
テンプレートをコピーして編集できるようにする方法は以前の記事を参照してください。
テンプレート一覧
ビジネス向け（テキスト主体で画像少なめ）
Discovery Template：リスト形式、投票機能あり
Job Board Template：リスト形式
Networking Template：ギャラリー形式
一般向け（画像主体でテキスト少なめ）
Service Marketplace Template：ギャラリー形式、画像の下にテキスト追加できる
Gallery Template：ギャラリー形式、ほぼ画像のみで画像の下にキャプションを表示できる
Events Template：ギャラリー形式、画像に重ねて少量のテキストを表示できる
Discovery Template
サービスのリストと概略が掲載されており、リストをクリックすると詳細説明や、YouTube動画、画像などが出てくるというものです。
特徴的なのはVote（投票）機能がついていることです。投票は各１回だけできるようになっています（ブラウザをリロードすると再度投票できますが）。これがどのように動いているのか謎です。Pory側にもコントロールするメニューが見当たらないので、投票機能を外したい場合はJob Boardテンプレートを利用したほうがいいと思われます。
使い道としてはサンプルにあるようなProduct Huntのようなものとか、開発しているサービスのロードマップ案の披露とかかなと思います。
テンプレートのサンプル↓
Service Marketplace Template
画像主体でECサイトのような雰囲気になります。利用例では作者のアバターやPriceを表示するようになっていますが消すこともできます。使い道はテンプレート名にもあるとおりMarketplaceが一番向いていると思いますが、イメージ主体でちょっと説明を添えたいような場合にも使えると思います。
実はAirtableのデータはDiscovery Templateとあまり違いはなく、リストをクリックすると詳細説明や、YouTube動画、画像などが出てくるという点も同じですが見せ方が異なります。テキストによる説明よりもイメージを優先したい場合にお勧め。
テンプレートのサンプル↓
Gallery Template
Service Market Placeと構造はほぼ同じでデザインが異なるという感じです。より一層イメージを強く押し出す形になっており、テンプレートの名前通りギャラリーとして使うのがよさそうです。
サンプルには入っていませんがYouTube動画を追加することもできます。
テンプレートのサンプル↓
Events Template
こちらもService Market Placeと構造はほぼ同じでデザインが異なるという感じです。イメージの上にテキストを載せる形になっており、イメージそのものよりもイメージをトリガーとして情報を伝達したい場合に使うのがよさそうです。
使い道としてはテンプレートのようなイベント一覧とか、記事の発信などかと思います。
サンプルには入っていませんがYouTube動画を追加することもできます。また、サンプルでは日付が載せられていますが、別に日付型である必要はなく文字列でも行けます。
テンプレートのサンプル↓
Networking Template
ギャラリー形式で表示しますが、画像は少なめでテキスト主体です。
テンプレートの説明にある通り、LinkedIn風のページを作るのに使えるほか、画像はアイコンだけにしてテキスト主体で読ませたい場合に使うのがよさそうです。
テンプレートのサンプル↓
Job Board Template
テキスト主体のリスト形式で表示します。Discovery Templateと似ていますが投票機能はありません。詳細はこちらの記事でまとめています。
テンプレートのサンプル↓
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