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【M-1グランプリ 2023】




みんなおつかれ〜!こんだけ読んでたら1人くらい!2千円札使えずに取っておいてる人いんのかなぁ!


ごめん半年経ったけどM-1の事まとめるね!
あまりにも遅いし自己満すぎるね!でも俺の人生だからいっか!



M-1グランプリ2023は8/1から!YouTubeでTOP3動画が出始めてはじまったのを実感していった!



1回戦はシード通過!
2023から1回戦シードのルールが昨年準決勝進出者から準々決勝進出者に変わったからたくさんの組がシードになった!


だから昔あった2回戦当日の公式ツイート「本日はシード組から◯◯、◯◯が出演します!」っていうカッケェツイートが無くなった!


俺が前のコンビでずっと2回戦ボーイだった時そのツイート見て「◯◯さんを見に来たお客さんには今日のネタ刺さるかもしれないぞ!」なんて勝手にドキドキしたりしてたからそこに載れなくてちょっぴり悔しかった!


ツイートされてデカい顔して会場行こうと思ってたけどそれができなくなったからデカい太ももして2回戦に向かうことにした!



2回戦は10/22(日)雷5656会館!
入り時間の1時間前に浅草駅近くのカラオケに集合!まだ3回目だけど組んで最初のM-1から恒例になってる!


合流してネタ伝えられて合わせて、足したり引いたりしながら時間測ってこれでヨシ!


余った時間で仁木くんがらいおんハート歌ってから会場に向かった!


5656会館への道のり→会場外の喫煙所→受付でエントリーフィー支払い→インタビュー。
M-1がはじまった事をどんどん実感していった!


これは嬉しい変化なんだけど、久々に立った雷5656会館が少し小さく感じた!


多分なんだけどこれは俺らが全国各地の劇場でネタをやらせてもらう機会が増えて身長が10cmずつ伸びたからだと思う!


楽しくネタができて通過した!
めっちゃ落ち着いて出来た事を覚えてる!仁木くんのシャツのシワ、後頭部の寝癖、前世が見えた!



3回戦は11/7(火)神田スクエアホール!


去年と比べて何よりの変化は俺らにテレビの密着がついていたこと!


俺の地元新潟の番組なんだけど「Dreaming 今 夢に向かって」っていう新潟出身の夢を追う若者たちに密着する番組!


なんだその深夜番組!
と思うかもしれないけどこれがなんと毎年正月、1月1日に放送される視聴率も高いオバケ番組!


例えば2020年にCreepy NutsのDJ松永さんを密着してたアンテナビンビンの番組!


新潟県民の俺は嬉しくって入り時間の3時間前に会場近くの神保町のカラオケにスタッフさんに来てもらって、30分で話す事無くなってしばらく歌ってた!


仁木くんと合流してネタ合わせして会場に向かった!


会場付近で同じブロックのシンクロニシティの2人を見つけた!


ここからは西野談なんだけどこの時シンクロは指定された入り時間の30分前に入ろうとしたら受付の人にちょっと待ってくださいって言われて会場の外に戻ってきてたらしい!

そんな時に西野は俺らを見つけて「(ケビンスさんの力を借りたら早めに入れるかもしれない…!)」と思ったらしい!


そうとは知らずに俺はカメラに向かって「あっ!この男女コンビはシンクロニシティで〜す!去年一緒に寒空の下で敗者復活戦しました!寒かったね〜!」


なんて言いながらスムーズに受付に行ったら



「コンボイさん本当すいませんあと10分待ってください」って言われて入れなかった!



M-1ってめっちゃ信頼できる大会だと思った!


密着のカメラにその瞬間をカットしてもらうよう土下座してたら入り時間になって入場!


たしかにスクエアホールの楽屋は厳しい入場制限も納得できるくらい限られてた!


でも全体的にすごくキレイな会場で舞台袖はすごく広かった!


3.4組が控えてそこでネタ合わせできるし俺らも本番の動きを試せるくらいのスペースがある!
だから2回ケータイのストップウォッチでタイムを測ったのを覚えてる!


2回とも3分5〜10秒!
いける!どうも〜っ!




タイムオーバーした!
あと4ボケ残ってた!


真っ赤な照明のもと仁木くんが「え〜っ意外〜っ」みたいな顔した後プロ根性で「ありがとうございました」を言う映像がしばらくYouTubeで見れた!


なんかよく見たらあそこがオチでも良かったかもしれないとこまでやれてたから通過した!



準々決勝は11/22(水)ルミネ!


3回戦から準々までのあいだ、2022のM-1の時期に聞いてた曲をSpotifyで聴いて気持ちを高め続けてた!


たまに学生の時に聞いてた曲を聞いてエモーショナルな気持ちになるでしょ!
俺は今でも学生みたいな気持ちだからエモーショナルが近いんだ!


PUNPEE.BIM「トローチ」
どんぐりず「わっしょい!」
Mom「夏の魔法'18」


などをひたすら聞いてた!


その時のプレイリストは今もあって常に継ぎ足し継ぎ足ししてる!
あの年のM-1の時には何の曲聞いてたのか数年後の自分が思い返せたら良いよな!って思って!


ムゲンダイ芸人は準々と準決の前は∞ホールのシブゴゴを入れてもらってそのまま会場に飛び込むパターンが多い!


この年もそうしてもらってルミネに飛び込むスケジュールだった!同じ行程だったゆにばーす川瀬さんのタクシーに乗っけてもらった!


俺が北参道あたりで渋滞する車の列に「この渋滞の中でこのタクシーが1番面白いです」とか言ってるうちにルミネに到着!


この時芸歴11年目!賞レースの度にフラッシュバックするんだけど年を追うごとにルミネに慣れていく自分を実感していた!


中学生の頃にはじめて観にきてどんぴしゃさんとパンクブーブーさんで爆笑したルミネ!

前説の度に緊張しながらみなさんに挨拶していたルミネ!

若手のユニットを決めるオーディションライブが終わって、取材陣がたくさんいる舞台上でキンタマ出して怒られたルミネ!


そのルミネで最近は楽しいライブに出たり賞レースで勝たせてもらったりしてる!


最高のイメージと!やりやすい会場という印象のまま!のびのびと楽しくネタが出来た!


おやすみ〜っ!って感じで寝た!


発表は翌日13時!


大宮で寄席出番があった!
寄席開演が13時!発表も13時!


13時開演だったんだけど5分押しではじまってお客さんも演者も結果発表を確認するのに充分な時間があった!




負けてた〜っ!!!


ってか今思ったらお客さんもみんな確認したからちょい遅刻して押したんじゃないか!?


寄席に出て行って仁木くんが触れないのも気持ち悪いからって結果に触れてからネタに入った!


俺は


「ありがたいねぇ〜っ!」


のあとに


「やりたくねぇ〜っ!」


って言っちゃった!


だってやりたくないんだもん!


お客さんの前でそういう事を言うのは良くないらしいんだけど拍手された!


という事でM-1グランプリ2023は準々決勝で敗退!


くぅ〜っ!悔しい〜っ!


めっちゃ嫌だったけど「こればかりは仕方ない」って心の中でたくさん唱えた!


でもなんか不思議なもんでその後の3ステはめっちゃ楽しかったのを覚えてる!


M-1は期間にすると5ヶ月!だけどシードだと正味2ヶ月!楽しさも悔しさもあっという間!


2022とは打って変わって自分たちが参加しない準決勝、決勝はあっという間に過ぎ去った!


準々決勝負けてからワイルドカードの投票期間にワイルドカードのCMっていう超面白い動画を撮ったり!


準決勝当日にラジオの企画でオーケストラを観に行ったり!


自分で出来ることと昨年のM-1のおかげで忙しくなった部分の仕事を必死にこなして寂しさとか悔しさを感じないようにしたのもあった!


でも良い具合に何が今年一番の収穫かなとか考える時間があって、そこでこれかなと思った事はあった!


今までは賞レース前になるとこのネタがやりたいとか、このネタここの順番変えた方がいいんじゃないかとかそういうのもあった!
「俺もネタに参加してる感」
みたいなのが欲しかったのカナ?カワイイね!


この年は一切言ってない!
俺のプライドみたいなのが無くなった1年だったと思う!


俺なんかより仁木くんの方が100倍ネタの事考えてるから提言もクソも無い!ネタに関して俺が思いつく事なんて仁木くんが100倍前には通ってる!


100倍前っていう表現は難しいか!


分かりやすく言うと100倍ってのは例えば俺が「1」ネタの事考えてたら、仁木くんは「10000」考えてるって事!分かんない人のために一応ね!


いやネタに関しては口出しても良いんじゃない?みたいな意見もあるかもだけどここを一切口出ししない分かりやすさ!


俺はより面白く演じるパフォーマンス力をつける!その力の方が長い目で見たら大事だと思った!あとシンプルにネタの全てを任せられる全幅の信頼があるなと再確認できた!


そんでそうする事で分かったのはやりたいネタも削るボケも不思議なもんでだいぶ一緒だった!


あのネタやろうか、ここ削って、ここ削って…
っていう時予想が合う度嬉しいのよね!
これが分かっただけでも2023はデカかった!


この相方に特に意見しないスタンスは今年入学したNSC生とかにはオススメできないし


人によっては到底理解できない感情だと思うけどいつかこういうターニングポイントが訪れた時に思い出してほしい!


頼れるところは!とことん頼ろう!


何も悪い事ダサい事じゃないからな!
それがコンビだからな!
お前を売らすのは相方だし相方を売らすのもお前だからな!


俺は自称ネタ書けるツッコミとしてNSCに自称鳴り物入りのゴールデンルーキーとして入学したけどそれが間違いだと気付くのに10年かかってる!


面白さと若さでぶつかって芸歴1.2年目を楽しく過ごしたけどこれじゃ売れないのかなと思った経験もあるし


俺だけが面白いと思うネタを書いて最高に魅力的な人間が演じてくれる数年間もあったし


こいつとダメだったらツッコミやめようってくらい面白いやつと一緒にネタ作ったらぶつかっちゃった経験もあるし


それを越えたからこの考えに行き着いたんだけど合ってるかどうかも分かんない!


けど今の、立ちションやめるくらいには成長した俺の現在地の説得力でよければ受け取ってくれよな!





というのは強がりで俺がネタに関して1ミリもプレッシャーを感じたくないだけ!わりぃね!


今年もM-1グランプリ楽しむから楽しみにしててね〜!





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