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仮面を被りきれない

音楽で表現することにおいて、私は別の誰かになりたいと同時に、自分でもありたいと思う。のは、わがままなのかしら。

でも今はどちらかというと前者を楽しんでいるのかもしれない。
いろんなコピバンをして、その度にこのバンドのコピバンをする人間ってどんなイメージだろう?と想像して、衣装を探す時間が結構楽しいし、なるべく妥協したくないとも思える。
こんな格好もするんだねって言ってもらえると結構嬉しい。
でもステージング自体は別の誰かになりきれないところがあって、多分別の誰かという見た目になりながらも、中身は紛れもない自分なんだと思う。
そうなった時に、じゃあその自分って何なの?が見出せていない。

だから、どんなコピバンをしてもその人色になっている人を見ると羨ましく思う。
その人の味が出てこそ、一緒にやりたいと思える1つの理由になるのだと思うから。

6月末に弾き語りでライブに出ることになったのだが、もはや特にテクニックもないピアノと私の声の2つだけ。私そのものが放り出された状態で、いかに私なりの味が出せるかが試されている。
あまり時間もないので、アレンジは最小限に、ミスをしない練習をしつつ、表現の仕方についても考えていきたいなと思う。


写真でひとしゃべり②
5月はずっと行ってみたかったフェスに2つも行けました。OTODAMAと森、道、市場。

特に森道は人生で1回は行くべきと思える良フェスだった。
海と遊園地を取り巻く数々のおしゃれなお店と、素敵なアーティストたち。かといってキラキラしているわけでもなく、自然と溶け込める居心地のいい空間だった。

今回はバンドサークル仲間と2人で行って、1人と2人の間のような気楽な時間を過ごしたが、もはや1人の時間と人との時間、両方1日ずつ使いたいくらいだった。なので行けそうなうちに2days行くのが目標です。

1人でお店をぶらぶら歩いたり海をぼーっと眺めたりしつつライブを観るような過ごし方も、皆でわいわいライブ観ていろんなものを食べて飲むような過ごし方も、両方肯定されるようなフェスだったので皆さんもぜひです。



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