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「麻姑の手」から「孫の手」へ

背中をかくとき何を使いますか?

実は、私も代表取締役も背中を掻くとき、これまでは私が小学校で使っていた竹製の定規で背中を掻いていました。

さすがにいい大人がいつまでも定規で背中を掻き続けているのもいかがなものかと思い、先日鎌倉を散策しているときにふと思い立って孫の手を買おうという話になり、小町通りで孫の手が置いてないかを探しました。

そして、「鎌倉」と焼き印が入っている孫の手を手に入れました。 帰宅してから、ふと何故孫の手と呼ぶようになったのだろう?と気になって調べてみました。

仙女で麻姑(まこ)という女性

すると孫の手の由来は、中国にあるらしいということが分かりました。 漢の時代の伝説の仙女で麻姑(まこ)という女性がいたそうで、麻姑は長い爪があったそうで、その爪で痒いところを掻けば非常に気持ち良いだろうということから、背中を掻く棒を「麻姑の手」と呼ぶようになったそうです。

日本に伝わったのは1500年ごろ

これが1500年ごろに日本にも伝わって「麻姑の手」から「孫の手」と呼び方が変わり、孫らしく小さな手のような長さに変わったそうです。

今の孫の手になれている私には、この長さと曲がり具合がちょうど良い心地よさに感じます。 時とところが違えば心地よさも変わるものなのでしょうね。

それと、、、 1499年より前の日本では、やはり木の棒か何かで背中を掻いていたのでしょうか? などと考えました。

ところで、あなたは、背中をかくとき何を使いますか?


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