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敏(satoshi)
2016年10月18日 20:17
僕以外には誰も乗客がいないバスの中。運転手のボソボソとした声が次の停車駅の到着を知らせる。次のバス停で一人の青年が乗車してきて、何故か広いバスの中で僕の隣に彼は座る。そしてこちらを向いてニコリと「僕は正常ですよ」と語りかけてくる。その言葉に違和感や矛盾を感じながら、僕は苦笑いを浮かべることしかできなかった。僕は正常ですよ。ぼくはせいじょうですよ。ボクハセイジョウデスヨ。「あなたは正常で