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手術後 病理検査結果(追加治療 発表)

手術で実際に取り出したがん細胞とその周囲の乳腺とお肉
細かく数ミリ四方に切り刻み 顕微鏡やいろんな機械で検査して 病理検査する 

はじめの針生検でステージゼロだったので タイプなどは未判別だったが  この結果でやっと タイプやグレード 何をエサにして成長してるか など わたしのがんの正体がわかる

今までの検査は 決定ではなく暫定であった ということだ


当初のマンモ&エコーの段階では 患者さんにショックを与えないように配慮して 「ちょっと追加の検査をしましょう」とだけ告げて生検するという手順が一般的なようである 

(たぶん医者はこの時点であやしいと確信して生検を提案するが、あからさまに「あやしい」とは伝えない というのが ルールなのかマナーなのかマニュアルなのか は わからない)

生検結果が出るまで 「がんではない」「がんである」のどちらだろうと 不安と心配と隣り合わせに 時間を過ごすことになる

そして がんだった場合 生検の結果を聞きに行って 「がんです」 と言われる 



わたしの場合 知り合いの知り合いという近いお医者さんで 女医さんということ そして わたしの平気リアクション 加えて 先のスケジュールに影響するから今の段階での見通しを教えてとグイグイ押したこともあり マンモ&エコー段階で お医者さんプロ目線でのぶっちゃけ見立てを聞き出すことに成功した

マンモ&エコーからの見立ては ステージ0〜Ⅰ  全摘かも と 聞き出した

あらかじめの見立てを聞き出したおかげで 覚悟を決めて 生検結果までの日々を過ごせた

わたし的には 不安とともに過ごすより 覚悟とともに過ごすほうが 楽だと おもった

それぞれの 楽なカタチ があるだろう

検査結果は選べないが 自分の環境は 与えられる より 自分で選びたい


生検結果で ステージゼロ との告知

その後 

総合病院でのMRI、CTからの判断で 手術は 部分切除 となった



そして 

手術後の病理検査の結果で わたしのがんの正体が ようやく あきらかになった


2mmx5mm  ステージⅠ  

ホルモンには反応していないタイプ
HER2というのが +1 これはプラスだけど陰性扱いだそう
成長パワーも強め
顔つきは まぁまぁのワル😎(トリプルネガティヴというタイプ)だった

なんだけど 
摘出できた時のサイズが2mmx5mm ギリギリステージⅠになったばかり

極々小さかった

なので 
化学療法(抗がん剤)治療を必要としない段階 とのことで 追加治療は 放射線治療のみ ということになった



ようやく ようやく あきらかになった


自分で見つけてから 正体がわかるまで 2か月ちょい 

ようやく 

手術前の世界 から 
手術後の世界 へ
そして 
病理検査結果後の世界へ



なんだろう この感じ


今のわたしは 
もう以前のわたしじゃ ない


術後 わりとはやい段階のときに 
乳がん先輩から 

「ようこそ手術後の世界へ」

という言葉をもらった 

確かに 
手術が済んだとき 世界が違うように感じた

瞬間 違う世界に ワープした ような気がした

そして いま
病理検査結果後の世界だ

そして 
追加治療が完了したら また次の世界になるんだな


バージョンアップ していくな

バージョンアップしていこう!

いろいろいろいろを考えすぎて 先回りして心配して準備して備えて安心したとおもったら またその先を予測して 準備して備えて安心して そしてまたその先....  と マグロかサメか 止まると困る生き物のようにしてきたの とか こまかいことをチクチク考えて気をとられたり とか


やめよう



もうわたし 
バージョンアップしていいでしょ
てゆうか
もう したんじゃね?



笑っていこう




ゆってぃ も言っている

ちっちゃいこと〜は気にすんな
ソレ わかちこ わかちこ〜


病院からの帰り道の空を載せておこう

雨の隙間なのに なんだこの快晴は
「ありがとう」

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