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亜鉛ダイカストの試作(ZDC2、ベリック)

亜鉛ダイカストの試作、2010年8月のキリンノメで紹介しておりますが、これはホームページからお問い合わせいただくことも多いため再度こちらで案内いたします。

亜鉛ダイカスト(ZDC2)の試作
https://ameblo.jp/kirineyes/entry-10609183732.html


2010年8月当時、亜鉛ダイカストの材料は寸法が150×150の型を所有していて、そこから材料を作っていましたが、今対応できる製品寸法は大きくなっております。

亜鉛ダイカストはZDC2になります。
国内で使用されている90%以上がZDC2のため、お問い合わせいただくことも多いです。
さらに、最近ではベリックでのご相談もいただくため、現在はZDC2とベリックの2種類の試作が対応できます。

これらの内容は、以前のブログで紹介しているものとちがっており対応できる幅が広がったと言えます。

亜鉛ダイカストの特性として、溶解温度がアルミダイカストより低いため成形性がいい。
つまり、薄肉でも寸法精度が出しやすいということになります。
振動を吸収するという性格も持っています。
表面処理では電気メッキができるというのも特性のひとつです。

亜鉛ダイカストが使用されているのは自動車が多く、全体の半分を占めており次に二輪、電機機械、一般機械と続きます。

自動車ではドアハンドルやラジエーターのグリルカバー、二輪ではスロットルレバー、自動販売機のドアレバー、業務用冷蔵庫のドアレバー、カメラまわりの各種部品や建築で使われるドアのレバー、各種シリンダーなどで使用されています。


量産前の試作、同じ材料で評価したいというのは当然です。

材料を調達して切削加工を1個から対応しております。
製品数は多くないから金型は作らず、切削品をご希望されるケースもございます。


亜鉛ダイカストでの試作はZDC2とベリックを材料調達から行なっております。

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