共同通信杯 最終見解

このレースはほとんど荒れないと思います。理由としては上位人気になるであろう馬の力が下位人気の馬と差があるように思えるところ。そして、小頭数での東京のレースだと全馬が力を出し切りやすく、有利不利などが起きにくいところからも、力のある馬がそのまま上位に来ると思っています。印もほとんどが人気馬であるため、上位人気で決着してほしいところです。このレースは昨年はエフフォーリアが制すなど、今後のG1にすごく関わってくるレースであるので、のちにG1を取れそうな馬をしっかり見定めていきたいと思います。


【印】
◎ 5     ジオグリフ
○ 2     アサヒ
▲ 6     アケルナルスター
△ 8.10.11


【見解】
◎ 5   ジオグリフ
前走の朝日杯はかなり忙しい印象を受け、それでも上がり最速の5着というのは評価に値する内容。前走が初のマイル戦だったこともありここでの距離延長はプラスに働いてくるはずである。さらにこの馬はしっかり上がりを使えるタイプであり、東京が割りというのもプラスである。今回はおそらくスローペースで流れると思うが折り合いもつく馬であり特に評価を落とすポイントが見当たらない。新馬戦では同舞台で今回人気するであろうアサヒに完勝。上がり33秒台のレースでも36秒台のレースでもこなせてしまう強さもあり力は一枚抜けているのではと思える。もちろんここがメイチではないだろうし、この馬だけ57キロを背負うという面もあるがそれを踏まえてもここで崩れることはまず考えられない。


○ 2   アサヒ
私はこの世代で一番強いと思っている馬はイクイノックスであり、東スポ杯ではその馬の2着となった。何と言っても東スポ杯組の重賞での好走が目立つ。6着までの馬が次走の重賞で掲示板を外さない安定ぶりであり、4着馬以降は勝馬と1秒以上離されているがそれでも好走。6着のアルナシームが朝日杯4着というところを考えると相当レベルが高かったように思える。それでも新馬戦の内容を見るかぎり力がジオグリフには及ばないのではないかと思い対抗までの評価。この馬も崩れないとは思っている。


▲ 6   アケルナルスター
このレース唯一のホープフルステークス組。ホープフルステークスは朝日杯よりもレベルが高勝ったと評価しており、その中で上がり最速の7着。勝った馬たちが直前で内から伸びてきたこともあり、この馬はそのうちをついて追い込んできたため、上がっていきやすかったらことは確かで、6着のマテンロウレオが不利な外側を回ってきたのとタイム差はないが、力に差は少し見える。それでも、あの舞台で上がり最速を使えたことは評価できるし、勝ちはないと思うがアサヒに次ぐ相手候補の2番手としてはこの馬がいいと思える。


△ 8   ビーアストニッシド (オススメの穴馬)
おそらくこのレースで1番の穴目であろうこの馬。シンザン記念では本命に推しており、もう少し前でレースをしていたら結果は違っていたと思う。もともと前目で競馬をする馬であり、京都2歳Sでは逃げての2着もある馬であり、前走は控えてためる競馬をしたが思ったよりもキレなかったためおそらく今回は前に行くであろう。この馬自身が、しっかりと粘り強く競馬ができるタイプなので好走してもなんらおかしくはない。


△ 10   ダノンベルーガ
まだまだ未知数ではあるが、前走の末脚はかなり強烈なものであった。小頭数のレースであり今回はメンバーレベルも相当高くはなってくるが、将来性もありそうな馬で期待はしたくなる一頭。


△ 11   ダノンスコーピオン
前走の朝日杯を見て正直マイルの馬に見えた。今回はおそらくスローペースになるだろうし、前走の早い流れとは全く異なるレースになると思う。初輸送であり、追い切りでも川田騎手が「間に合ってない」と発言したこともありここで高評価はすべきではないと思う。実績もあり流石に消すことはできないがここは飛んでほしいとは思っている。


【買い目】
単勝 2   ジオグリフ
馬連 2 - 5                計1点
三連複二頭軸流し 
2 - 5 - 6.8.10.11       計4点

※ちなみに私はアサヒの単勝かいます。ビールが好きなので


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