夢の日記19.20

1.夢の日記19

 職場のデスクに本を置いてあるんだけど、一番端に置いてある緑の表紙の本。これが実は紙ではなく、紙の形にほうれんそうを切り抜いて重ねて押してシート状にしたものだった。
  ほうれんそうなので当然腐る。よく見ると白いウジみたいなのがついてるし、葉っぱもしなびている。ヤバい捨てなきゃ!と思って鞄からビニール袋を探す(ビニール袋にいれて口を縛って捨てるため)。
  そしたら鞄の中に昨日食べたチーズの残りが入ってて、これも放置しすぎてなんと、カビ…ではなくブロッコリーが生えてきているのだ。そう、ブロッコリーはチーズから生えるのです。これはあとで食べよう…と思いながら鞄にしまう。

2.夢の日記20

 別荘にいる。
 別荘はなんというか、だだっ広い物の少ない家で、標高の高いところにあるから涼しい。朝起きて新聞を片手に部屋を出ると、朝ごはん外だよ、と母にいわれ、パンのかごをもってベランダに行く。
ベランダはだだっ広くてテニスコート2面分くらいある。向こうには森。雪が積もってて、少し先に大きな木のテーブルがあり、紅茶やハム卵なんかが乗ってる。
雪のベランダで家族で朝食。私は明日なにかの劇に出るらしく、そういえば台本をまだプリントアウトしてないことに気がつく。私忙しいから家帰るわ、と、家族に告げて立ち上がると、もうほとんど雪が溶けてなくなっている。
「今日暖かいからねぇ」
ベランダは建物を囲うようについてて、玄関がわに回るとそこにはでかいカインズホームがある。カインズホームから地上にもどって、地上の駅から電車に乗るらしい。そして一階まで戻って気づく。あ、荷物置きっぱなしにしちゃった、と。
そこで標高1300メートルの激長カインズホームを最上階まで戻る。しかしIDカードを忘れてきたので、カインズホームの裏エレベーターに乗れない。なので倉庫みたいなところを、コンテナからコンテナに乗り移って先へと進む。カインズホームは低層階までで、中層階にはカトリック系女学院がある。そこでセキュリティのシスターたちに見つかり、あわててエレベーターに飛び乗る。シスターたちは鬼の形相で追いかけてくる。けれど無事エレベーターのドアは閉まり、そこからエレベーターを乗り継いでるときに、友達に会う。
「今家に帰るところなんだ」
「上の階ってどうなってるの?」
「一緒に来てお茶飲んでく?」
友達のIDでエレベーターのロックを外して上層階に行く。いくつもの偽装された壁(壁があるように見えるが突進すると抜けられる)を抜け、屋上のドアを出ると、そこは別荘のある町だ。
別荘の町はカインズホームとユニクロと本屋と図書館とジムと大きな公園と温泉と、とにかく色んな施設がある。渓谷もある。緑が豊かで可愛い犬が散歩している。世界中の人たちが余生をゆっくり過ごすための、作られた町だ。
「ここは麻薬カルテルの人たちが作った町で、繋がりのある人しか来れないから治安が良いんだよ」
どうやら夢の中の設定ではうちの両親は引退したカルテルの関係者らしい。やべえな。
「麻薬カルテルの人だったらジャンキーじゃないの?町の治安が悪化しない?」
「カルテルの中でも薬をやらない人しか許可が下りないんだよ。だからここにはジャンキーはいないよ。安全だよ」
家に帰ると両親がお友達連れてきたの?お昼食べなさい、と歓迎してくれる。暖かいおにぎりと豚汁だ。今度は玄関がわのベランダで食べる。ごはんを食べてるとカインズホームのエレベーターから、石油王とかフロリダでバカンスみたいな人がいっぱい出てきて、それぞれ車に乗っていく。どうやら標高1300メートルなので基本的に気温は低いが、一部夏のゾーンもあるらしい。便利。

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